以前乗っていたアウディA4(B6)2.0FFの2001年初期型では、トランクにスペアタイヤとしてフルサイズのタイヤとアルミホイールがちゃんと載っていました。カミさんが縁石に思いっきりブツけてタイヤバースト&ホイールガリガリをやったときも、スペアと交換して元通りでした。もちろん次のスペア用の中古タイヤは調達しましたが。
しかしMY2002からはコストダウンのためかスペアタイヤが幅の狭いいわゆるテンパータイヤになってしまい、B7になってからもそのままです。ところがポロリンのトランクにはちゃんとフルサイズのタイヤとホイール(スチールですが)が入っています。営業さんに聞いたところ原則として全てのVW車でアルミホイール含め本来のタイヤが入っているとのことでした。本当に全車なのか裏は取っていないのですが、VWもなかなかやるなぁという感じです。

さてさて、スペアタイヤにも本来のタイヤ&ホイールが入っているのならタイヤローテーションに活用しない手はありません。いや私が免許を取った頃(いつだ?)はそれが当たり前だったような気もします。このメリットとしては
・タイヤの寿命が5÷4=1.25倍になる(かなりセコい)
・結果としてスペアタイヤのコンディション(空気圧など)のチェックにもなる
・車を手放すまで全く使わないというもったいなさの軽減(これもセコい)
などですが、最大のデメリットは面倒なことですね。
ポロリン号にはコンチネンタル製の燃費重視タイヤが装着されています。このタイヤは南アフリカ製ですがこの刻印は車体への装着状態では裏側になるようになっているので、VGJとしてはあまり製造国を大っぴらにしたくないようです。知っている人は右ハンドルのVW車の多くが南アフリカ製なのは知ってますけどね。

少し面白かったのが車載の工具ボックスにあった牽引用アンカーにスペインに本拠を置くVWのグループ会社である
SEATの刻印があったことでした。ところがこの牽引用アンカーを試しにフロントの取り付け位置にはめてみようとしたところ、大きさが合わず取り付けられません。実際に使う確率は非常に低いですが、ネタ作りに?今度ディーラーで尋ねてこようと思います。

スペイン製のジャッキにもVWとSEATの連名マークがありました。

タイヤの残り溝を測った結果から、今回は左側二本にスペアタイヤを交えて三本でローテーションするのが良さそうです。
初めてゆっくり眺めたフロントの足回りです。A4の複雑なサスを見慣れているとシンプルですが、必要なところはしっかりと造られている印象を受けました。

リヤのダンパーにあのザックス(SACHS)の文字を見付けて思わずニヤリ。

アウディA4と比べると車体もタイヤも軽いので割とあっけなく作業完了。
あとは外したタイヤ&ホイールを軽く洗って乾かしてからトランクへしまって作業はおしまいです!
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フォルクスワーゲン | クルマ
Posted at
2008/05/19 00:01:45