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ドイツの西部エリアから400kmほど離れたVWの本拠地ウォルフスブルクへの移動途中に、日本企業の出先支所も多いデュッセルドルフへ美味しいラーメン（でも高い！）目当てで立ち寄りました。I夫妻も月曜なのに半日都合を付けてここまで付き合ってくれました。
（単にラーメンの誘惑だという噂もありますが）

I夫妻と別れて、少し旧市街を回ってから出発しようかなと思った矢先にこの状態です。突然車の列が動かなくなり、最初は何が起きているのか把握できませんでした。しばらくすると先の方に止まっている路面電車がパンタグラフを何度も上げ下げしています。

どうやら何らかの不調で交差点に差し掛かったところでストップしているようです。それる脇道もなく先を急ぐ身としてはどうなることかと思っていると、気付いた後方の車からどんどんバックで脱出しています。そこで私も周りの車にならってバックでその場を抜け出しました。日本では（こちらでも？）なかなか出くわさないちょっとしたハプニングでした。

このあとは雨中の高速長距離ドライブを楽しむことができました。意外と道路が混んでいたり速度制限区間も多いので平均のペースは100km/h＋α程度ですが、空いている無制限区間は安定して160km/h巡航ができました。前が開いた直線区間で数回出した200km/hが今回の最高でしたが、車の限界というよりはそれ以上は人間の状況判断マージンが無くなりそうでそこまでにしておきました。

ウォルフルブルクの到着はすっかり夜になってしまったので、レンタカーの返却は明日の朝にしましょう。なぜか火曜の朝までに返すと週末割引価格適用なんです。

＜現地12/12にやっと再び無料LANに辿り着きアップロード中です＞

モンショーは特にお昼位からやってくる人が増えて来ました。ほとんどの人が車でやってくるので、駐車場は満車で止められ車がスペースを探して何周もうろうろしています。そのなかで目を引いたのがこの一台。

VWグループで価格戦略上から東欧でメインに生産しているシュコダのハッチバックカーです。こちらでは確かにシュコダはよく見かけるのですが、地味なベーシクなタイプがほとんどで、こんな目立つシュコダを見たのは初めてです。

ラインナップに詳しくないのですが、車体のバッジではLEONと書いてあります。Iさんによれば、安い値段でVWを買えるというので、こちらではシュコダはなかなかの人気なのだそうです。

日付訂正：この記事は12/9(日)のことについて書いています
（既にコメントを戴いているので再投稿せずお詫びして訂正致します）

記事訂正：この車は正しくはチェコで生産しているセアト(SEAT)のLEONです。
（翌々日のアウトシュタットでちゃんと勉強しました；滝汗）
（タイトルは修正しましたが本文は誤りのまま残します；笑）

昨日とはうって変わって、今日は家族サービスの一日で、ニュルを付き合ってくれたベルギー赴任中のI夫妻もちょうど日曜なので今日もご一緒です。

ベルギー国境近くのモンショー(*)を訪れました。谷間にある町並みが田舎のヨーロッパらしい小さな観光の街です。この季節はクリスマスマーケットが出て、多くの人でにぎわっています。ドイツ語とフランス語そして旅行者らしき英語が聞こえるなかなか面白いところです。

自分以外の面々がショッピングで忙しいときに一人で少し裏通りを歩いてみました。ここでは当たり前なのですが日本で言うところ独車御三家（+Audi?）が、道の両側に絵になる感じで並んでいたのでシャッターを切りました。

向かって右の二番目のは少し見慣れないスタイルのVWは、日本未導入のVWのFoxです。もっとチープな感じと想像していたのですが、ちゃんとVWクオリティで造られたしっかりとしたコンパクトカーという印象です。２ドアが売れない日本に正規で入ることは恐らくないかもしれませんが。

左手前のAudi A4は、日本ではFFしか設定のない1.8Tのquattroです。2.0TFIとの棲み分けが不思議とも思うのですが、スポーツ性より生活四駆的な位置付けで、少しでも手頃な価格のクワトロという需要があるのかもしれません。

(*)'07-08版地球の歩き方p.77にもモウシャウ（Monschau）として数行の記述があります。

日付訂正：この記事は12/9(日)のことについて書いています
（既にコメントを戴いているので再投稿せずお詫びして訂正致します）