
♪♪♪『旅のはじまりはもう思い出せない 気づいたら ここにいた』♪♪♪
今回の旅行もようやく最後の刻を迎えました。
左のマップ通りの北信州2泊3日温泉三昧ぐるり旅、もはや過去のことはどうでも良く、今回のお店だけ紹介できればそれで十分だったのではないかと思い始めてます。
それだけ無駄に長い記録になってしまったこと、反省しきりです。
さて、最後に登場するのは、竜王スキー場にある
『竜王高原 石臼引き蕎麦香房 山の実』
です。
先回の小赤沢温泉から約2時間かけ、何とか14時前に到着です。

蕎麦屋でありながら、石釜ピッツァを出すお店
メニューもこんな感じです。

いたってシンプルなメニュー
実は今回の旅行の相方、僕と合流前に一度このお店に来ています。
なので、3日で2回も来てるわけですが、流石にそんな酔狂な客のこと、お店の方もよ~く覚えて見えてたようで・・・
「先付のメニューが前回と同じですいません」
「コースのピザ、変更しましょうか?」
とずいぶん気を使ってもらっちゃいました。
で、2人とも「山の実」コースをお願いしたのですが、相方のみピッツァを高原野菜に変えて頂きました。
まずは、先日と同じといわれた先付から

蕨にネマガリダケ、枝豆の取り合わせ
う~ん、どれもおいしい。枝豆があるあたりは黒姫の「ふじおか」を意識したものか?
これを食べ終わるくらいのタイミングでそばがきが登場です。

かなり荒挽きのそば粉を使ったそばがき

そばがきというよりは蕎麦米雑炊に近い味?
初めて食べるタイプのそばがきである。蕎麦の風味がダイレクトに来るが、その食感は通常のそばがきが餅のようならば、こいつはおはぎっぽい感じです。
好みが分かれるかもしれませんが、非常に ( ゚Д゚)グラッチェでした。
つづいて、蕎麦が到着。

ご主人が独学でたどり着いたという十割蕎麦

色、艶、コシ、そして風味と申し分なし
夏前のこの時期でこれほどの蕎麦が食べられるとは正直思ってなかった。
蕎麦の取り扱いに十二分に注意されているのはHPを見て知ってましたが、挽きたて打ち立てに加えて、蕎麦粉のよさをこれほどまでに感じられるとは、これまで食べてきた中でも5本の指に入ろうかという旨さです。
あっという間に蕎麦を平らげたところで、蕎麦湯が出てきました。

蕎麦湯はポタージュ状
蕎麦湯にも「ふじおか」の影響が見られます。蕎麦のゆで汁ではなくて、別途蕎麦粉をお湯で溶いたものを提供しているようです。
非常に濃厚な蕎麦湯です。σ゚д゚)ボーノ! ここまででも十分に腹いっぱいになります。
が、最後にピッツァが残っています。

須賀川そばピッツァ
・・・・・・絶句Σヽ(゚Д゚; )ノ
スマン、これほど旨いピッツァ食べたことねえ!!

蕎麦粉で作ったピザ生地
蕎麦粉のピザ生地に信州味噌の甘さと非常にミルキーな風味のチーズが絶妙にマッチ。トッピングのネギがまたすばらしい、苦味はほとんどなくまさに香味野菜。チーズの上に散らされた蕎麦の実のクリスピーな食感もたまらない。
ぱりぱりにコゲた生地のふちの部分のうまさといったらもうっ!!
うわ~、これはとんでもない逸品を見つけてしまったという感じ。
お客が少なすぎてお店がつぶれてしまっては大変困るので、このブログ見た人はぜひ行ってほしいです。
いや自分がここまで誉めること、まず無いです、ホントに。
翌日曜日に奥さん連れて再度行っちゃったくらいですから。
結局帰りに蕎麦粉500gを購入。
いやー大変満足、ごちそうさまでした。
その後信州中野ICまで相方と同行した後、それぞれ東京と名古屋への家路につきました。
名古屋に到着したのは結局夜10時過ぎ。総走行距離は約750km、何とか無給油で走りきることができました。
今回の旅行、温泉と食事にいろいろ収穫のあるものとなりました。
特に、今まで知らなかったものに出会えること、これが旅の醍醐味であることを再認識させられる2泊3日のドライブでした。
さ~て、次はどのあたりが面白そうかな~?
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以上、一巻の終わりでございます。長々とお付き合いくださいました方々、ありがとうございました。
Posted at 2009/07/24 03:19:25 | |
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