
今の愛車であるA5が我が家に来てから丸4年。

その間故障もなく、年間1万kmペースを守り、これまでの総走行距離は4万km、よく走ったなぁと思う反面、行動範囲としては関東7都県+山梨・静岡・長野までと、それほど遠くまで行っていないことに気づきました。
という訳で、今年の夏休みは行動制限もないし、今まで愛車で行ったことのない場所に出かけよう❗️ということになり、以前からゆっくりと参拝したかった伊勢神宮に行く計画を立てました。休みも4日取れたので、ただ行って帰ってくるだけでは勿体ないと思い、道中♨️に浸かりながらゆっくりと巡ることにしました。
そして迎えた旅行当日、まずは長野の蓼科温泉に向かいます。伊勢とは方角違いですが、ここに泊まることにしたのは、お昼に甲斐大泉にあるカレー屋さん「アフガン」でベーコンエッグカレーを食べたかったのと、源泉掛け流しの温泉を満喫したかったため。
土曜日ということもあり、中央道はやや渋滞気味でしたが、さいたま市の自宅から3時間半ほどで、アフガンに到着。

コロナ前に来て以来、約3年ぶりにベーコンエッグカレー🍛を堪能しました😋ここのご主人は相当のクルマ好きらしく、ガレージには博物館級ののメルセデスとロールスロイスが鎮座しています。

アフガンで腹を満たした後は、清里の「清泉寮」に。

名物のジャージー牛ソフトクリーム🍦を頂き、チェックイン時刻の14時キッカリに「蓼科親湯温泉」に到着。

伝統のある古い旅館ですが、内装はリニューアルされており、とても綺麗です✨

本棚には本がぎっしりと並べられており、部屋での読書も自由でしたが、文学的素養のない私たち夫婦は、大浴場〜貸切風呂〜部屋付露天風呂と温泉巡りと風呂上がりの🍺に夢中で、読書まで手が回りませんでした😅
2日目は蓼科から伊勢までのロングドライブ。途中、飯田の近くにある喬木(たかぎ)村で「椋鳩十記念館」に寄ったのと、その近くで蕎麦を食べた以外は、まっすぐに目的地に向かいましたが、1日の走行距離は385km、思ったより遠い感じがしました。

「椋鳩十記念館」に寄ったのは、小学校の教師だった私の母が、児童文学作家だった椋鳩十先生と旧知の仲で、私の実家にあった先生の書や手紙などを母が記念館に送り、それらが展示されていたからです。

母は展示を見るのをとても楽しみにしていましたが、一緒に見に行こうとした年に病気を患い、結局願いは叶いませんでした。その後は私もなかなか来る機会がありませんでしたが、今回、ようやく目にすることが出来、子供の頃の懐かしい想い出が甦りました。
その日の宿は「伊勢神泉」。

ここは自家源泉の宿ですが、立地が伊勢市駅の目の前❗️部屋には小さいながら露天風呂が付いていますが、少し背伸びすると伊勢市駅前の広場が丸見えです😅

それでも、外宮から徒歩5分という好立地で源泉掛け流しの温泉を味わえるとは至福の悦び😆
以前、伊勢志摩で泊まった温泉は、どこもカルキ臭が気になったので、これは有難いことでした。
温泉で身体を清めた(?)翌日は、今回の旅のメインイベントである「お伊勢さん参り」。気合を入れて朝の5時過ぎから参拝に出かけました。

内宮にはこれまで観光で3度ほど行きましたが、外宮は今回が初めて。

まず外宮を1時間ほどかけて参拝し、いったんホテルに帰って汗を流した後、バスにて内宮へ。

ここも1時間ほどかけてゆっくりと参拝した後、おはらい町にある「赤福本店」で、夏の名物「赤福氷」を頂きました。当日はそこまで暑くありませんでしたが、それでも広い境内を歩き回った後のかき氷🍧は身に沁みわたりました😋
その後、少し足を伸ばして夫婦岩で有名な二見興玉神社にも参拝しました。

あとでガイドブックを読み返すと「先ず二見興玉神社で身体を清めてから伊勢神宮に向かうべし」とあり、完全に順番が逆になってしまいましたが💦
これで旅の目的は果たし、あとは帰るだけですが、帰路の途中の菰野町に源泉掛け流しの宿があったので、もう一泊することにしました。その宿の名は「アクアイグニス」。

田んぼの真ん中に突如出現した要塞のようなお宿でしたが、メインの棟は日帰り入浴施設とレストランで、宿泊棟は少し奥に入った一軒家のような造りで、クルマが横付け出来ました。

温泉はいわゆる「美肌の湯」。アルカリ性の少しヌメヌメとした泉質で、とても気持ちの良い♨️でした。ただ、大浴場は日帰り施設と共用で混雑していたため、もっぱら部屋付き露天風呂を満喫しました♫

料理も美味しく、特に夕食のイタリアンで出された「鮎と蓼(たで)のパスタ」と、朝食で和食を選ぶと出てくる「鯛の出汁茶漬け」はともに絶品でした❗️
「鮎と蓼のパスタ」は字面からは想像し難いですが、少し苦味のある蓼を練り込んだ緑色のパスタの上に、小骨まで丁寧に処理し軽く燻した鮎の切身が載っているもので、初めて味わう美味でした😋写真を撮り忘れたのが残念でなりません😫
そもそも、私たち夫婦はともに食い意地が張っているせいか、食べ物の写真を撮るという習慣がありません。撮ろうと思っていても、食べ物が出てくると、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにと、われ先に食べてしまい、いつも一口食べてしまった後で「しまった😱」となります。今回の旅でも、アフガン、赤福、そしてアクアイグニスと、全て撮り損ねました😫
ベーコンエッグカレーや赤福氷は他所様のブログやインスタでいくらでも出てきますが、鮎と蓼のパスタは、私たちが頂いたものと同じものは見つかりませんでした😓
最終日は、途中浜松と駿河湾沼津のSAで休憩した以外は一路自宅を目指して高速を爆走、120km/h制限の新東名のおかげで、用賀通過時点では時速100km/hオーバーでしたが、首都高&一般道で渋滞にハマり、帰宅した時には89km/hでした。

この旅での総走行距離は1,140km、途中ゲリラ豪雨にも遭遇しましたが、A5の直進安定性は素晴らしく、ビクともしませんでした。旅行に行く前にタイヤ交換したこともあり、ロードノイズも以前より若干軽減された気がして、とても快適なドライブとなりました♫
Posted at 2022/07/13 21:46:19 | |
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