
久しぶりにバイクに乗って伊豆を反時計回りに走ってきました。
海外線に沿って戸田・土肥から黄金崎へ。その先は少し内陸へショートカットして、河津の山道を抜けて稲取あたりで再び海岸線へ。
とりあえず三津あたりのコンビニまで行き、淡島を眺めながらルートを考える。
考えた末、海岸沿いに沿って17号線を道なりに進み、戸田・土肥を抜けて黄金崎公園へ。
すぐそばに三島由紀夫『獣の戯れ』の石碑があるので、この銅像も三島由紀夫のものだとばっかり思っていたら、「航海王・伊豆の伊三郎」こと鈴木伊三郎さんのものだそうです。幕末、幕府の軍艦の航海長として活躍した、黄金崎のある宇久須の英雄だそうです。
途中、ナビに導かれるまま松崎のあたりで山の中に入る。
海岸線に沿って行ったら遠回りかと思って適当に内陸ルートを選択したんだけど、これが間違いだった笑
これがまた伊豆半島によくある、けっこうな急勾配の林業用道路で、林の中を車一台すれ違えないような半林道がずっと続いていく。舗装はされているものの、荒れも多いし落ち葉や落石も多い。
さすがに道がワイルドすぎて、ナビを確認するために停車するの図↓
いやあ、こういう道はまさにスクランブラーの出番なのよね。
クルーザーではちときつい。
というか、こんな山奥のくねくね道に入りこまなくても、ほどほどのワインディング、たとえば伊豆スカイラインや椿ラインくらいでも、しょっちゅうステップを擦るのよね、このスピードマスターは。
ハーレー・ファットボブに乗ってたときは、サドルバッグを擦ることはあってもステップはこんなに擦らなかったんだけどな。
私の乗り方の問題かな?というだけでもたぶんなくて、わりとゆっくりめペースで走ってても、ヘアピンカーブではちょっと倒しすぎるとバンク角が足りなくなってガリッという。バンクセンサーなんか擦ってなんぼや、という人もいるのかもしらんけど、バランス崩しそうになるし何かの拍子に路面に引っかかったりしたら怖いよね。
そんなわけで、こいつに乗っているときは変なライテクが身に着きつつあります。
カーブが来ると、身体を中に入れてリーン・インでなるべくバンク角を抑えつつ、路面に触れてもステップが自由に動くよう、内足をステップから離し足を持ち上げながら腿でタンクをニーグリップして、なんてことをやってたら、脇腹と脚の付け根の筋肉がつりそうになって、ちょっとやばかったです。
まあ、あれだ。
前にも書いたと思うけど、「乗りたい道に合わせて乗るバイクを選びましょう」ということに尽きる。
クルーザーはその名の通り、山の中なんかじゃなくて、まっすぐな道やゆるやかカーブを巡航速度でまったりクルーズするのが一番気持ちいいのよね。
ああ、夜の首都高に走りに行きたいなあ。
そんなこんなで海岸線に出て、道の駅・伊東マリンタウンに寄って帰ったのでした。疲れた。
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バイクでお出かけ | 日記
Posted at
2024/11/10 20:47:40