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2024年06月14日 イイね!

クルーザー乗るならテクニックより心がまえだ

クルーザー乗るならテクニックより心がまえだまる一日予定が入っていないので、朝早く起きトライアンフに乗って出かけることにした。
行き先、というかルートは、箱根のいつもの大観山からターンパイクを抜け、西湘バイパスへ降りて海沿いをしばし堪能してから、圏央道へ抜けて道志みちへ。

道志みち、もう長いこと走ってない。
昔は多摩から静岡方面に行くときに高速料金をケチりたいときに使う下道、というイメージだったけど、東京オリンピックをきっかけにかなり整備されたらしく、あらためて走るとツーリングルートとしても実に気持ちいい。
山道区間が長くほとんど追い越し禁止なので、極端に遅い車がいると延々と前がつまることになるのには閉口するけど。

とりあえずの目的地は、道志みちの中間地点くらいのところにある「紅椿の湯」。
道志村にはいくつか日帰り温泉があって、村営の「道志の湯」というのも有名みたいだけど、今回は道志みち沿いからあまり離れない「紅椿」のほうにした。






露天風呂から見える道志川の渓谷が美しい。澄み渡った水の流れは速い。
(※写真は風呂からではなく駐車場からです。)

あ、その前に道志みちに入る前のコンビニでは、同じトライアンフでほぼ同じエンジンを積んだスピードツインのお兄さんが声をかけてくれたっけ。
聴き慣れたバーチカルツインの独特の音ですぐに気づいたらしい。
ありがとう。大事に乗っておくんなまし。

風呂のあとは人気の「道の駅 どうし」に寄って山菜そばを食べてから山中湖へ抜けた。
ここまでの道中ではバイク集団をほとんど見かけなかったけど、道の駅には突然どこかから湧いて出たかのごとく、わんさといる。
というか、みんなマスツーじゃなくてソロか少人数で来ているという感じかな。



さて、そんな感じの道中を供にしたトライアンフ・スピードマスター。ターンパイクあたりだと実に気持ちよく走ってくれるんだけど、狭くて屈曲率の大きい山道に入っていくと、やっぱりステップをつい擦ってしまうね。

なるべくバンクさせないように、身体を中に入れて重心を内側にずらしてあげれば、擦らずに曲がっていける。
だけどやっぱり今にも擦りそうだから、ヒザでバイクをホールドしつつ内側の脚を上げてステップから足を離し、どこらへんまでバンクしたら擦るのか様子を見てみる(ステップに荷重が乗っていなければ、擦ってもエネルギーが上に逃げるからね)。
まるで曲芸のような乗り方。あんましかっこよくない。

こういうことじゃないんだよな。こういうバイクは自然なリーンウィズでひらひらと走るのがいちばん気持ちいい。

そのためにはやっぱりペースを落とす、というよりも、重心移動に頼ったりコーナリングスピードを重視した走り方から、おだやかな速度変化のなかでスムーズに走る走り方に切り替えなあかんね。タイトコーナーでは、徐行速度まで落とすことも躊躇してはいけない。

ワインディングに差し掛かるとついつい、そのとき乗っているバイクの特性と路面状況・交通状況のなかで許容できる範囲での「最速」を追求したくなってしまうけど、クルーザーに乗るときにはクルーザーに乗るとき用の心がまえが必要ってことだね。
Posted at 2024/06/14 16:26:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイクでお出かけ | 日記
2024年06月08日 イイね!

ラリーカーあるいは軽トラ的なスクランブラー

ラリーカーあるいは軽トラ的なスクランブラー6月に入ったけど5月晴れのようなさわやかな日。
朝早起きして、箱根〜伊豆スカイライン〜西伊豆スカイライン〜仁科峠〜戸田〜沼津港と走ってきた。西伊豆スカイラインを北から南に走るのははじめてだけど、これもまたよかった。

このドゥカティ・スクランブラーなんですけどね。
バチクソ楽しいんすよ。
決して特別感のある車種ではないんだけど、軽さとトルクフルなエンジンがよくマッチしていて、どんな道でもガンガン走れるのがいいんだな。

スクランブラーというジャンル自体が、バイク本来の機動力を楽しむには最適なんだろうな。

「どんな道でも行ける」ってのはつまり、知らない道でもどんどん入っていけるし、どこに迷い込んでもなんとかなるってことなんだよね。

これがハーレーなんかのクルーザーだと、どうしても通る道を選んじゃう。下調べもしちゃう。あんまりタイトなワインディングや農道には入り込みたくないから。

あるいはSSだと、よく知っているコーナーで、屈曲率もブラインドの先の状況も予測できて、舗装もきれいで落ち葉が落ちていたりもしないところなら、たしかに最高に楽しいよ。でもそれって公道ではそうそうある状況ではないよね。

公道で求められるのは、不測の事態が常にあることを前提としながらの走り。タイヤの限界付近の狭いスイートスポットを狙うのではなく、何が起こってもいつでもコントロール下に置くような走り。

それにはスクランブラーって最高にいいのよね。
ブラインドコーナーの先のこと。対向車のこと。舗装の凸凹のこと。落ち葉や砂だまりのこと。自分のうっかりミスのこと。
なかには命知らずなバイカーもいますが、責任ある大人としてはバイク乗る時にそれらをぜんぶ計算して安全マージンを取らなきゃいけないし、そのうえで楽しめるような懐の深いバイクじゃないと公道で乗る意味がない。

オフ車は乗ったことないけど、オフ車的な気持ちよさの片鱗を味わわせつつ、かといって本格的オフ車のように得意分野に特化せずにオールラウンドに走れる感じ。



そして、このドゥカティのスクランブラーは、バイクのほうが決まった乗り方を要求してこないっていうか、テクニックをバイクに合わせる必要がないのがいい。

自然なリーンウィズで旋回すると気持ちいいし、かといってリーンインでもアウトでも自在にいける。荷重で倒し込むのもハンドルで倒し込むのもいける。コーナーの状況によって使い分けられるのが楽しいんだよね。

さらに、シートも低めで乗り降りしやすいので、ほんと気軽に路肩に停めて写真を撮れるのがいい。

とベタ褒めしたところで、このバイクのガンガンいけて気軽に駆け回れる感じって、4輪でいえばサーキット走るレーシングカーよりはラリーカー的。あるいはスポーツカーよりも軽トラ的だね、というのが今日の結論でした。
Posted at 2024/06/08 15:09:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイクでお出かけ | 日記

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