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Danny Wongのブログ一覧

2025年01月06日 イイね!

今年の欲しいもの

今年の欲しいものここ数年、毎年クルマかバイクをなにかしら買ってる気がするので、2024年は何も買わないことを目標としていました。

が、蓋を開けてみたら年末にメイン車(レクサス)の乗り換えを決めて発注してしまったので、目標は不達成となりました。

2025年こそは何も買わないことを目標にしたいと思いつつ、すでに気になる車種が4輪でも2輪でもいっぱいあります。

妄想するだけ妄想してから、頭から消去して2025年が終わるのを待ちます。

2025年 欲しいクルマ&バイク
■マツダ・ロードスター
《買っちゃいそう度》★★★★
100万円台半ばくらいで買えそうな、7〜8万キロくらい走ってる初期型NDを足用に買って、天気の良い日の通勤で乗り倒したい。そして夕暮れの空を楽しみたい。
ついでにロードスターのクラブに入ってヤエーしたい。

それか最安値のNBで昔を懐かしむのもよい。
NAとNCは所有経験済み。NAならちゃんとお金かけたほうがいいし、NCは人気ないからお買い得だけど、あえてまた乗りたいとは思わないのね・・・。

■LBX
《買っちゃいそう度》★★
街乗り用に欲しい。モリゾーもいいけど、超高燃費な素のLBXで、ガソリンを無駄に燃やさない現代人的なカーライフが送りたい。最新のハイテク装備も堪能したい。プラグインか電動版が出たら考えるかも。

■ランチア・イプシロン
《買っちゃいそう度》★★★
LBXもいいけど、どうせコンパクトラグジュリーに乗るんだったら、LBXよりイプシロン(電動)のほうが粋でいい。

信頼性、どの程度のものになってるのだろうか。そもそも正規発売されるのだろうか。

■BMW R12nine-T
《買っちゃいそう度》★★★
こないだ、友人の商談にモトラッドについてったら、すごくかっこよかった。全体の佇まいもいいけど、細部のパーツの節度感・高級感がすごい。ああ、細かいところまでお金かかってるなあ、と。バイクのBMWは一度は経験してみたい。

■いわゆるアドベンチャーバイクとかツアラーバイクとかいうやつ
《買っちゃいそう度》★★★★★
長距離ツーリングが楽で、荷物がたくさん乗って、高速走行時の風対策もバッチリで、最近人気らしいあの万能カテゴリーに一度は乗ってみたい。

BMWのGSは最高峰だし、トライアンフのタイガー(トラだけに)やドゥカティのムルティストラーダも良さそうだけど、このカテゴリーなら道具としてとことん合理的に割り切れる国産がいい。ヤマハ・トレイサー9GTというやつがスポーツ走行能力も犠牲にせず良いらしい。ホンダのNC750Xっていうやつ?あれもアドベンチャーなの?あれでもいい。

あとは、足さえ届けばね……。



さて、妄想終わり。

今年は余計なモノは欲しがらず、もし使えるお金があれば旅行や体験や自己投資に使います。
Posted at 2025/01/06 12:12:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 欲しがり | 日記
2024年12月14日 イイね!

アルファロメオ4C vs アルピーヌA110

アルファロメオ4C vs アルピーヌA1104CからA110に乗り換えて、4Cオーナーから「お、そっち行きましたか。4Cとの違いはどうですか?」とたまに聞かれる。あるいは、まだオーナーじゃないけどどっちにも興味ある人から「どっちが面白いですか?」と聞かれることもある(なぜかA110オーナーから「4Cはどうでしたか」と聞かれたことはない)。

4CとA110、スポーツカー好きならどっちも気になって当然である。

重量1100kg前後のライトウェイトスポーツで、250ps〜300psくらいの4気筒極太トルクターボエンジンをミッドに積んでいて、0〜100km/hがだいたい4秒台半ばくらいで、DCT(TCT)のパドルシフトオートマで、と、この2台はスペック的に非常に近いところにいる。

おまけにアルファロメオとアルピーヌというイタフラ好き垂涎のブランドが、それぞれの過去の伝統とノスタルジーをしっかり押さえながら現代手法で本気で作ったスポーツカーなんだから、両方に興味が沸かないはずがない。

ところがこの2台、実際に乗ってみると方向性が全然違う。もし仮に4CとA110に興味のある人が両方に試乗してみたら、「あ、僕はこっちのほうが断然好き」という答えがあっさり出せるんじゃないかと思う。

みんカラにも4CとA110の両方を所有した経験のある方はけっこういらっしゃるようだけど、そんな皆さんが2台の車の違いをどのように言語化しうるのか、けっこう興味がある。

対比軸を挙げるなら、
 ✓ 古典的⇔現代的
 ✓ スパルタン⇔ラグジュリー
 ✓ 乗ること自体を楽しむスポーツカー⇔移動時間を楽しむスポーツカー
 ✓ 非日常性への扉⇔日常性のなかの華
 ✓ イタリア的クンタッシュ感覚⇔フランス的エスプリ感覚
 ✓ ぶっ壊れた予算感覚⇔しっかり商売勘定
 ✓ 中小メーカーの一点突破型戦略⇔大メーカーのバランス型戦略

みたいな書き方ができるかもしれない。

いや、アルファロメオが中小メーカーでアルピーヌが大メーカーと分類するのも変な話だけど、どう見ても自由奔放にやらせてるFCA(発表当時はぎりぎりフィアットか)と、しっかり手綱を握ってそうなルノーの差が、商品としてのぶっ飛び具合に表れてる気がする。内部事情は知らんですけど、そんな気がする。

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私の個人的見解としては、4Cは「引き算して上から降りてきたクルマ」でA110は「足し算して下から積み上げていったクルマ」という印象がある。

どういうことかというと、4Cはコンセプト的にも佇まい的にもやっぱり「スーパーカー」なのだ。小さめの4気筒エンジンだったり軽い車重だったりするけど、その存在感はあくまでスーパーカーのそれだ。そんな超高級で派手で重厚な世界から、洗練さを取り去ってプリミティブな方向に向かっていった感じ。

一方のA110は、昔のA110のようなライトウェイトスポーツへのこだわりが真っ先にあって、そこに現代的なパワーと上質感を加えて洗練させた感じ。

ユーザー側の視点で見ても同じことが言える。

A110は、ロードスターやカプチーノで軽量スポーツカーの魅力を知った若者が、年齢を重ねていって、ライトウェイト路線を大事にしつつも上質感と大人の余裕を求めてステップアップしたいときに選ぶクルマ。

かたや4Cは、たとえばポルシェ911のようなメジャーで洗練されたスポーツカーを楽しんできた人が、なにかの拍子に道を踏み外してイケナイ世界にはまり込んで行くときに選ぶクルマ。

だから、A110を選んだ人のその先にはポルシェ911が待っているかもしれないけど、4Cを選んだ人をその先で待ち受けているのは、もうこれ以上刺激が欲しいならクラシックカー行くしかないよね、みたいなさらなる変態世界なのである。

いやもちろん、どっちの例にしても、そういう人ばかりじゃないだろうけどね。

4Cの世界観というのは、自動車の正常進化の中にではなく、クラシックカーへの回帰にある。ガレージに収まっていることの愉悦、機械のプリミティブさ、同好の変態仲間と知り合うことの楽しみ、イベントに繰り出すときのワクワク感。どれも、非日常をとことんつきつめて純粋培養された趣味車みたいなものじゃないと味わい難い世界だ。そして、そんな楽しみ方がしたければもはや旧車に行くしかない。4Cは新車販売中からすでにそんな世界にいた数少ない例外である(ロータス・エリーゼもそれに近いけど、その立ち位置は4Cとたぶん全然違う。長くなるので今回は触れないけど)。

その世界の中心にあるのは、(趣味仲間からギャラリーまでひっくるめて)他者との交流だ。A110は目的地に向かって移動する時間を一人で楽しむだけでも成り立つクルマだけど、4Cの悦びというのは一人では成立しない。一人で通勤や買い物なんかに使っていても大して楽しくはない。このクルマには生活感がまったくないからだ。でも、ドライブだけではなく、クルマを所有し維持し同好者と交流すること全部をひっくるめてクルマ趣味として楽しみたいのなら、A110よりも4Cのほうが遥かに向いているはずだ。

A110は逆に、日常生活の相棒として付き合ったときに本領を発揮するクルマだ。愛着の対象ではなく、道具として割り切ったほうが心地よい。フランス車の経験はそんなにないけど、こういうところがフランス車的ということなのかもしれない。

A110に乗り換えた当初は、ふだんはガレージにしまって愛でつつ、晴れた休日の朝にたまに箱根へ出撃するような楽しみ方をしていた(今でもするけど)。それ自体は楽しいのだけど、「こういう使い方で、はたして合ってるのだろうか」という変な疑問がつきまとっていた。必要以上にクルマを大事にしすぎている気がしたのだ。

ところが、思い切ってA110を普段使い用に「下ろして」みたら、全然違う魅力が見えてきた。ふつうに通勤でバイパスを走ったりショッピングモールに買い物に行くのがやたら楽しいのだ。4Cの「プリミティブさ」は街乗りではネガ要素になるけど、A110の「軽さ」は街乗りでも運転の心地よさにつながっていて、わざわざワインディングに行かなくても味わえる。その代わり、4Cのような「どやっ!4Cやで!」みたいなスーパーカー的高揚感はない。大観山で見知らぬ人から話しかけられることも4Cよりは少ない。日常性と非日常性は常にトレードオフである。

私は交流だとかプリミティブさだとか休日のワクワク感だとかはもうバイクのほうに役割を移したので、4Cの立ち位置がなくなってしまって、だからA110に乗り換えた。あくまで私の所有目的が変わっただけであって、どっちが優れたクルマ、という話ではない。ただ、提供してくれる世界は全然違うのだ。
Posted at 2024/12/14 15:42:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマの感想 | クルマ
2024年12月07日 イイね!

ゆっくり走ろう冬の朝箱根

ゆっくり走ろう冬の朝箱根乗ってた車を手放したときに一度アカウントを消して以来、みんカラは実は2度目なんだけど、いまだによくわかっていない機能がいっぱいある。

そのひとつが、「ブログ」「フォトアルバム」「フォトギャラリー」の違い。

どう使い分けたらよいのかさっぱりわかりません。

ツーリングやちょい乗りの記録を所感とともに残しておきたいとき、一体どれを使えばいいのか。各「愛車」と紐づけできたりできなかったり、アプリ版とPC版でまた表示のされ方や導線が違ったりと、なんだかきちんと機能整理されてない感じ。

よくわからないので今日はブログで書きます。

本格的な冬が始まる前に、ドゥカティ・スーパースポーツSで朝箱してきた。

この季節の朝は路面温度も低いし、日陰には少し水分が残っているし、日陰から出ると逆に太陽が直接視界に入って目が眩むので、ゆっくりゆっくり慎重に走る。

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こんな冬の土曜の朝の大観山、必ずいるのはロードスター、ロータス、老ポルシェの「3ロー」(←無理矢理)。みんな楽しんでますね。

さて、現在所有しているほかの2台に比べて、乗ってて多少の緊張感を伴うのがこのスーパースポーツS。

車重でいえばドゥカティ・スクランブラー(約190kg)、トライアンフ・スピードマスター(約260kg)の中間の約210kg。でも重心が高いので引き回し時には一番重たく感じる。

たくさん着込んでモコモコしてて、しかも身体もこわばってるので、冬のSSはいつもより慎重にならざるをえない。私は立ちゴケというものを一度もしたことないけど、なにかの拍子に筋肉が思い通りに反応しなかったらどうしよう、とついつい心配しちゃう。

バイク操作に自信がないんじゃない。自分の体力と柔軟性に自信がないのだ。

転ぶのが心配なんじゃない。跨がろうと脚を上げた瞬間にグキッとやっちゃいそうなのが心配なのだ。

なんせ関節の柔軟性がすっかり失われていて、合流で後方確認のために身体をひねったりするとそれだけで身体の軋む音が聞こえてくる気がする。こないだなんか、車高の低い車に乗り込むだけで脇腹が攣りそうになっちゃって、そこが今でも痛い。

なんともまあ、こんなことを心配しなきゃいけない年齢になったんだなあ、と年齢のせいにする私だけど、年齢のせいにしてるだけであって本当の問題は運動不足のほうだ。

そんなわけで、最近近所にできた初心者向けジムに通ってストレッチくらいから始めようかな、と絶賛検討中なんだけど、決めるなら早いとこ決めないとね。正月越してから入会に行くのは絶対にまずい。

1月になってから入会なんかしたら、スタッフのお姉さんに「ふふふ、新年の抱負で一発奮起したのね。どうせ三日坊主さんだろうけど」と絶対笑われるに違いない。そしてたぶんその予想とおりになるからよけい悔しい。

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Posted at 2024/12/07 15:42:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイクでお出かけ | 日記
2024年11月30日 イイね!

ときにはトップダウンのクルマづくりもいいものだ

ときにはトップダウンのクルマづくりもいいものだ通勤用ISの乗り換え時期のため、NX、UX、素LBX、そしてこのMORIZO RRと、ディーラーでそれぞれ半日〜1日ずつ借りました。言うまでもなく一番気になったのがこのモリゾーさんです。

LBXのBXは「ブレイクスルー・クロスオーバー」だそうですが、このモリゾー版に至って、LBXはレクサスの中の人達の定義していた字義以上に「クロスオーバー」=複数の要素の両立を達成したように思います。

本来は食い合わせの悪い、矛盾を孕んだ要素を欲しがるわがままユーザーは一定数います。
「高級車に乗りたいけど、デカいのは嫌」
「スポーツカーに乗りたいけど、車高が低いのは嫌」
「趣味性の高い車に乗りたいけど、信頼性が低かったり気を使わされるのは嫌」

メーカーは既存のセグメントの半ば規格化された雛形に沿って車のパッケージングを考え、ユーザーもそんなパターン化された横並びの選択肢の中から気に入ったものをひとつ選ぶ、という車の買い方を我々は素直に受け入れていて、上述のような異なる要素の「クロスオーバー」するところにある要望というのは「ないものねだり」として最初から諦めてきました。

「コンパクトカーだから安っぽくても仕方がないよね」
「SUVだから鈍重でも仕方がないよね」
「イタリア車だから壊れてもしょうがないよね」
といった具合に。

高級なコンパクトカーというのはこれまでいくつかのメーカーが挑戦してきましたが、それらがいまいち成功しきれなかったのは、そういう「クロスオーバー」への需要が比較的ニッチなものとされてきたからです。両立の難しい要素を両立させようとするとそれだけでコストがかかるし、ニッチを突き詰めすぎると今度はマジョリティを惹きつけられなくなるので、中途半端なパッケージングに妥協した結果けっきょく虻蜂取らずになるというのが関の山でした。

そんな先例に比べてMORIZO RRがはるかに高い完成度だとしたら、それはやはりスポーツカー好きのトップからの鶴の一声で進められたからに違いありません。網を投げるマーケットを間違えて失敗責任を取らされる恐怖なく、「会長のような人がカジュアルに楽しめるスニーカーのような車」という明確なコンセプトに徹してパッケージングできたことが大きな成功要因だと思われます。

このMORIZO RRと来たら、ちっちゃいくせに高級感バッチリだし、スポーツカーのくせに見晴らしがいいし、おまけに趣味車としての高い満足感にトヨタの鉄壁の信頼性が付いてきて、スーパーでの買い物にも土砂降りの日の通勤にも気軽に乗れる。一つ一つの要素に際立った個性があるというより、いろんなセグメントの長所をぜんぶ同時に満たした、まさに組み合わせの妙が唯一無二の個性になっています。

それでも素のLBXではまだ「コンパクトカーだから仕方ないよね」の部分が残っていました。少し安っぽいリアサスからのドタバタ感だとか、加速時の3気筒エンジンの音だとか。タウン・スピードに特化した、あくまで「街乗りのためのセカンド・レクサス」です。メインの車としてNXやISから乗り換えるのはちょっと躊躇します。

ところがMORIZO RRでは、車体剛性やリアサスの根本的な違い、高速域の伸び、それに(人工的ではあるものの)エンジン音の演出など、乗り心地や性能面で素LBXが妥協していた「ないものねだり」の領域まで見事にカバーし、ファースト・カーとして死角なく仕上がっています。つまり「LBXのホット・バージョン」ではなく、「LBXと同じコンセプトで作った上位モデル」。素から何も切り捨てていない、素の上位互換と言ってしまってよいのではないでしょうか。

ただし、燃費と電動ならではの低速時のスムースさにおいては素に劣ります。素には素で、素晴らしい燃費とレクサス最新の自動運転機能を楽しみながら気兼ねなく街中をチョコマカと走り回れる魅力があります。もし将来的に素LBXのPHVが出たら、MORIZOとどっちにするか迷いそうです。

メーカーはサーキット色を強めに出したイメージでPRしていますが、同じレクサスのFシリーズやAMG、Mシリーズといったハイパフォーマンス・バージョンと同じ文脈で語るよりも、「素のLBXより守備範囲を広げたコンパクト・ラグジュリー」という捉え方をしたほうがこの車の本質に合っていると思いました。
Posted at 2024/11/30 15:03:20 | コメント(0) | クルマレビュー
2024年11月29日 イイね!

チャリオッツはどこへ消えた

チャリオッツはどこへ消えた街を行く銀色のセダンを、ただひたすら観察している。

前を走っている車。
対向車線をすれ違う車。
ショッピングモールの駐車場にいる車。

よそんちの車を、変態じみた目でやたらじろじろ見てる。

通勤用の車(レクサスIS)がそろそろ乗り換えてもいい時期なので(というか、早く乗り換えないとガソリンエンジンのセダンの選択肢がどんどん無くなっていきそうなので)、次の車種の検討をはじめたのだ。もう1年くらい前に。

1年かけていろいろ乗ったり調べたりしてみて、ようやく車種まで決まってあとは色を選ぶだけ、というところまで来た。

レッドにするか、シルバーにするか、の2択。
レッドはたしかにその車によく似合ってるんだけど、いささか派手すぎてスポーツカーみたいに見える。
通勤で使う車なら、テンションを上げるよりも落ち着かせてくれる色のほうがいい。田舎ではどこかしらで誰かしらの目があるから、目立つ車に乗っていると行動がぜんぶ筒抜けになって「○○さん、こないだイオンの駐車場でソフトクリーム食べてましたよね」とか言われるの、なんか嫌だし。別にラブホ街を走ってたりとかそういうやましいことは何もしとらんですけど。

そんなわけで久しぶりに地味な色の車に乗りたくなって、なかでもシルバーが第一候補です。

だいたい、外に停めておくことが多いし洗車なんてロクにしないタチなので、汚れが目立たなくてメンテが楽な色がいい。

と思った。

なんだけど、いざシルバーの車に乗っている自分を想像しようとすると、一般的にシルバーの車というものがどんな見た目だったかどういうわけか全然思い出せないんですよ。

シルバーの車のビジュアルを頭に浮かべようとすると、若い営業マンの兄ちゃんが客先に向けてすごいスピードでかっ飛ばしてるトヨタ・プロボックスか、しょぼい自動車修理工場に行くと代車で貸してくれるような最廉価グレードのワゴンRのイメージしか浮かんでこないのだ。

なんなんだこれ。
改めて考えてみれば、「シルバーが似合うカッコいい車」というものを街でとんと見なくなっているのだ。だからシルバーのイメージがプロボックスとワゴンRにすっかり上書きされちゃってる。

昔はシルバーだって人気色のひとつだったのに。
私が昔乗ってたロードスターのシルバー、すごくかっこよかったのに。
雨の夜に、サービスエリアの電灯に照らされるシルバーの煌めく陰影、最高に美しいのに。

検討している車種においてもシルバーはわりとマイナーなほうなので、街中でもディーラーのストックヤードでも中古車検索サイトでもあんまり見ない。みんカラだとマニアックな方が多いのか、シルバーも少しは見かけるけど。

よく見るのは圧倒的にホワイトばかり。

なんでみんなそんなに白好きなのよ。
レクサスもBMWもメルセデスもアウディもポルシェも、待ち行く高級車は9割がた白じゃないか。

― 単純にリセールのため?

― 高級ベンツ=いかがわしい職業=黒塗り が定番イメージだった時代の反動?

― グリルやテールライト周りとかに黒い樹脂パーツをアクセントとして使うデザインが増えて、白とのコントラストが一番映えるから?

― 50代以上になって可処分所得に余裕のできてきている50代以上が、「白いやつ」に特別な思いのあるガンダム世代だから?

大抵の車は、白はとりあえず似合う。それはたしか。だから無難なチョイスなのはわかる。
でも、「白しか似合わない車」「白がいちばん似合う車」はめったにないよね。
ほかの色だっていいのにね。

いや別に白が好きな方は白を選んで全然いいんですけど、アッパーレンジにおけるホワイト人気の影で高級感あるシルバーが淘汰されかかってるおかげで、シルバーのセダンに乗っている自分の姿がまったく想像できなくて、はたしてシルバーを選んでいいものなのかどうかいまいちピンとこないままいる。

イメージがくっきり沸かないと、実際買ってみたらおじさん感強くなっちゃったらどうしよう、と心配になる。

地味すぎて退屈しちゃったらどうしよう、と心配になる。

プロボックスやワゴンRと同じような色だったらどうしよう、と心配になる。いやさすがにそんな心配はないはずだけど。

さてさてどうしよう。
派手な色を買うときにはぜんぜん躊躇しない私なんですが。

ちなみに次の車種もISにすることにしました。私の中期型から見て、ビッグマイチェンを挟んだ現行型。これカッコいいよね。
Posted at 2024/11/29 17:56:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 欲しがり | 日記

プロフィール

「増えちゃった(均衡崩壊の序曲) http://cvw.jp/b/2933928/48577047/
何シテル?   08/02 13:02
買っちゃったもの、欲しいもの、これから欲しくなりそうなもの、車やバイクで行ったところ、などについて書いていきます。趣味が合いそうでしたらどうぞご自由にフォローし...
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