2019年09月27日
EDFC ACTIVE PRO セッティング <壁を打破する手がかり>その2
ー歪が生み出す自然ー
セッティングの数値の流れに「歪」な部分をつくることで
EDFCの本領を発揮させることができると前回書いた。
自然な流れでは当たり前のことしか起こらない。
当たり前ではないこと、従来の車高調では起こり得なかったことを
起こしてこそのEDFCである。
「歪な数値の流れ」が必要な理由はいくつもあるが、
そのひとつが「体感」である。
これには「人間の感覚のいい加減さ」も含むが、
ここで言いたいのはそれではない。
私の過去ブログで「1/64を体感する」と書いたが
1段の減衰力の物理的差と体感の差は必ずしも一致しない。
少し具体的に数値あげて説明する。
速度制御で
10km/h f:50 r:50
30km/h f:45 r:45
50km/h f:40 r:40
70km/h f:35 r:35
90km/h f:30 r:30 と自然な流れの数値である。
(プリセットもこの類である)
ところが、実際に走ってみると
70km/hまでは至極快適であったのに75km/hぐらいから突然
不快感に襲われるようなふわふわとした車の挙動になるということがよくある。
理由は、車の挙動はダンパーの減衰力だけで決まるのではないからである。
タイヤの質、空気圧、車重、ボディ剛性。。。数え上げればキリがないほどの
要素が複雑に関係してその瞬間の乗り味や乗り心地、走行性能を決める。
さらにEDFCでは、加減速G、旋回Gでの制御も入ってくる。
10km/hで走行中に1.0Gという旋回Gがかかるはずはないが、
速度域が上がれば、その分、加減速Gも旋回Gも大きなGがかかりやすくなる。
そしてそのG制御も大きな数値を当てていることが多い。
だから1段ずつ数値を変更して試走していると
ある時、突然大きな変化を感じるポイントがある。
そこを見つけることを優先して欲しい。
セッティングシートに数値を入れている時、
あるいは、その数値とにらめっこをしている時などは
減衰力だけで乗り味が決まらないことは周知のことなのに
どうしてもこのことを忘れてしまいがちで
自然な流れの数値が良く見えてくるのである。
体感を元にした「歪さ」を求めてほしい。
次回も「歪な流れの数値」についてです。
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EDFC ACTIVE PRO セッティング | 日記
Posted at
2019/09/27 20:51:45
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