
もうあれからそろそろ1週間になろうとしている。
8月30日、31日と2日間の「奈良オフ」。
この日の開催が決まってからおよそ2か月間は
まさに一日千秋の思いで待ち焦がれた。
どんなオフ会にするのかあれやこれやといつも頭のどこかで考えていた。
そして、ふと、思いついた。
マクギャレット大佐が前回同様、お子さん同伴であるなら、
その前泊か後泊にバンガロー泊をしてもらい
川遊びやバーベキューなどを一緒に楽しむというのはどうだろう?
そうすれば、スイスポ中心のオフ会でも子供さんたちに
素晴らしい思い出を作ってもらえる!!
すぐに連絡。
「子供たちにそんな体験させてやりたかったんです!ぜひ!!!」
私自身キャンプ歴は非常に長いが、県内でしたことがない。
あちこちにあることは知っていても、
どこがどんな施設を持っているのか全く知らなかった。
そこから休みの日にあちこち訪れて回った。
・バンガローの建物や敷地がそれなりの雰囲気があり、清潔感のあるところ。
・料金がリーズナブルであること。
・近くで川遊びが子供でも安全にできるところ。
・しかも川は清流で水が透き通っていること。
・31日参加者全員でバーベキューを楽しめるところ。
・さらに多少の雨でもなんとかなりそうなところ。
・10台ものスイスポをとめるスペースがあるところ。
・そこまでの道のりが「走り」を楽しめるところ。
・集合場所からそこまでのルート上で
「奈良」ならではのものを味わったり、楽しめるところ。
こんな欲張りな条件を満たしてくれるところが。。。。
あった!!!
次にあれやこれと悩んだのが、30日のバンガローでの夕飯メニュー。
31日のバーベキューは、肉がメイン。
・肉以外をメインにする。
・子供たちも調理に参加できるものにする。
・下ごしらえ不要のものにする。(前日夜遅くまで仕事なので)
・調理時間の短いものにする。
・どこでも入手できる食材を使う。(買い出しの時間確保が難しい)
・できあがった時、そして食べて歓声の上がるようなインパクトのあるものにする。
これは、実は1週間前まで決まらずずっと悩んでいた。
そんな時、ずっと一緒に考えてくれていた家内が
「パエリアはどう??」
それだ!!!
しかしこの後、ひとつ問題に気づく。
31日の食材、しかも10数名分もの食材をいつ、どこで買えばいいのか?
29日夜遅くまで仕事、30日早朝にはマクギャレット大佐親子を出迎える。
その後、道中で購入しても、その大量の食材を一日乗せて走り、
夜、家の冷蔵庫に入れ、31日早朝また車に積み込む。。。。
それはダメだ。。。
これを解決しなければプランは最初から作り直さなければならない。
大佐親子をどこかで放置しておいて、買い出しし自宅にもどるしかないか。。。
あっ!!!!
aceさんだ!!! すぐにラインを入れる。
解決!!!
できた!!!
EDFCセッティングを4台にインストールすれば
その人たちのテンションもMAX間違いなし。
これで2日間のオフは完璧だ!!
あとは天気だけだ。
ところが。。。秋雨前線の活動が活発になり
西日本各地で記録的大雨情報。
そして30日も深夜から豪雨。
大佐親子を迎えに走っていても前も見えないほどの豪雨。
千葉から遠路、奈良まで来てくれる。
ずっとこの日を楽しみにしていたお子さんたちのことを思うとやるせない。。。。
存分に奈良を楽しんでもらいたいという私の願いもむなしい。。。。
さらに翌31日も予報は大雨。
福岡、山口、群馬、埼玉、千葉から奈良まで来てくれるのに。。。
どうすればいいのか?
もうどうしようもないのである。。。。
もうすべてのプランが泡となって消える。
よく言われることに
「奈良県人は休日はこぞってイオン」
「奈良県人は毎週、しかも一日中イオン」
そう!!奈良にはイオンしかないのである。
ましてや雨となれば、ほんとにイオンだけである。
都会のように地下街はおろか立体駐車場を持つ施設もほとんどない。
大佐親子と再会。
雨の中、会話もできないので、もちろんイオンの立体駐車場にに向かった。
9時には橿原市昆虫館が開く、とりあえずそこへ行こう。
洞窟探検も多少の雨でもできることは確認済み。
その後は。。。。どうしよう。。。。。。
昆虫館で結構、子供たちは喜んでくれ、外に出ると。。。
なんと陽が差していた♪♪♪
31日も早朝から青空。
結局この2日間、何度も雨は降ったものの



念願の川遊びもバーベキューもツーリングもすべて予定通り楽しむことができた。
最高に素敵な人たちの最高の笑顔!!
こんなに幸せなことがあるんだなぁぁぁ。
帰路に就くとすぐに家内に電話をして、
興奮した口調で、
2日間のことをこと細かく
報告。
「みんなすごく喜んでくれてたよ~」
途中から家内の声が途切れ、聞こえない。。。。
「もしも~し!聞こえてる?」
「・・・・・・・」
「よ。。かった。。。ねぇ」と絞り出すような声。
電話の向こうで泣いていた。
私も前が見えなくなり、車をとめた。