EDFC ACTIVE PROには、
前後G、左右G、速度と3つのセンサーでの
自動制御をするための数値を
それぞれにメモリー1、メモリー2として
2つのパターンを記憶させておき、
それらを自由に組み合わせて乗ることができる。
私は現在のversion5.0ができるまでは、
1つのセッティングを出すのに精一杯で、
そのそれぞれのメモリー2用の
セッティング作成は、ほとんど考えてこなかった。
version5.0では、
信号の多い街乗りで効きすぎるブレーキを
もう少しマイルドにしたい、
そして、同乗者がいる時、
もっとマイルドな乗り味が
欲しいという点を実現した
5.0 COMFORT
この2つともが自分としては
かなり完成度が高いと感じていて、
最初の5.0を5.0 SPORTとして、
2つとも共存させたいことから
急遽、前述のメモリー2の活用の必要性が出てきた。
しかし、このメモリー2の活用には、
いくつかのハードルを越えなければ
実用的と呼べるものにならない。
その1〈切り替え操作が煩雑〉
5.0SPORTから5.0COMFORTに切り替えるには、
慣れた私で20秒ほどかかる。
信号待ちでは微妙な時間である。
その解決策として登場するのが、外付けスイッチである。
2つのオン、オフスイッチをつけることができ、
それぞれに基準段数をどれだけ変化させるのかを設定できる。
例えば、スイッチ1に−2段、
スイッチ2に−2段と設定しておけば、
必要に応じて、2段硬く、4段硬くを
ほぼ一瞬にしてできるようになる。
これはこれでうれしいことなので、
今週中にもつけてもらう予定。
その2〈基準段数を変化させるだけの外付けスイッチ〉
この外付けスイッチは
メモリー1と2の切り替えはできない。
TEINが、どうしてそれをできるようにしないのか理解できない。
3つの制御をそれぞれ2パターンずつ作っても
切り替え操作が煩雑では、実用的ではない。
で、先日のマクギャレット大佐親子を迎えてのオフ会に間に合うように、
5.0それぞれに少し変更を加え、スイッチをつければ、
非常に少ない操作で切り替えができるように
セッティングに工夫を加えた。
結果として
SPORTとCOMFORTの切り替えが
スイッチをつければ、
3秒〜5秒でできるよう改善した。
これならかなり実用的と言える。
そして、その改善を加えることで、
おまけのように登場したのが
5.0峠 !!
ここから先は乗り味の異なる
3つ以上のセッティングを
楽しめるスイスポ
そのさらなる質の向上を目指したい。
〈3つのセッティングのまとめ〉
◆version5.0SPORT◆
全速度域対応 特にワインディング、ロングツーリングを得意とする。
◆version5.0COMFORT◆
全速度域対応 中速域までの乗り心地を重視したもので、
都市部などでの走行、
同乗者がいる時の走行に向いている。
高速域では、SPORTと同じ動きをする。
◆version5.0峠◆
乗り心地は多少犠牲にしても
しっかり峠を走りたい時に。
もちろん最後の「峠』は登場したばかりで、完成度は全然です💦
高速域は笑ってしまうほどできが悪いので、あくまでも峠 仕様。
Posted at 2019/05/05 16:25:03 | |
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EDFC ACTIVE PRO セッティング | 日記