チェックアウト後、駅中の土産屋で土産を買ったりしていたら出発が13時頃になってしまいました。
ここの駐車場の車止めが結構高さがあり、マフラースレスレでした。車高下げてたら絶対ぶつかります。
八戸から八戸久慈自動車道で岩手方面に向かいました。普通に八戸自動車道、東北道を使って方が早いですが、来た道を戻るのはつまらないので違うルートで遠回りします。
15時頃に宮古市の北側に位置する田野畑村に着きました。田野畑村は中学生時代に修学旅行で行ったことがありました。東京近郊の公立の中学生は修学旅行といえば京都奈良観光が定番ですが、何故か私が通っていた中学校は私が在籍した平成元年前後の数年間は田野畑村で農業や漁業体験をすることが修学旅行のメインプログラムとなっていました。
結婚してからも妻の実家から日帰りで行ける距離のため2度ほど行ったことがあり、最後に行ったのはちょうど10年前、震災の傷跡が痛々しく残っていた時期でした。
本当は街の復興を見届けたいと思い修学旅行で泊まったと思われる田野畑村のホテル羅賀荘を予約していましたが、緊急事態宣言が延長された中で感染が爆発的に増えている東京の人間が泊まったら迷惑だろうということで8月に入ってからキャンセルしてました。
泊まれないまでも立ち寄ろうということで田野畑中央で三陸北縦貫道を降り、まずは道の駅田野畑に行ってみました。
道の駅自体は90年代からあったようですが建物が建て替えられたようで、ついこの前オープンしたような新しさでした。
ここでワカメたっぷりミルクラーメン850円を食べました。本当にワカメがたくさん入っていて麺が見えない感じでした。スープは牛乳入りの味噌味で、クセはないです。
敷地内に山羊がいるということで見てきました。3匹いるようですがこの日、見れたのは2匹でした。
観光客には見向きもせず草を食んでいました。
道の駅を後にし向かったのは第三セクター北リアス線の田野畑駅です。
正式にはカンパネルラ田野畑駅といいます。
駅から海方面を見下ろすと、電車の車両のようなものが見えますが、これは北リアス線の車両を模した水門のようです。10年前に来た時は津波が駅の辺りまで押し寄せ、この水門以外何も残っていなかったです。
10年前の写真が残っていたので比較用に貼っておきます。
駅の反対側から電車を撮ってみました。久慈行きの電車になります。久慈から八戸までは3セクではなく、JR八戸線です。
村の防災無線が「岩手県内に緊急事態宣言が出ています。県を超えて移動しないようにお願いします」と流れていて、心が痛んだので田野畑駅を後にします。
後で知ったのですが、岩手県は8月12日から県独自の緊急事態宣言を出していたようです。思えば青森県内は他県ナンバーの車もチラホラ見かけましたが、岩手県内はすれ違う車みんな県内ナンバーだったような。みんな徹底しているんですね。
三陸北縦貫道に乗り宮古市方面に向かいます。宮古からさらに三陸縦貫自動車道を南下し、釜石まで行き、釜石ジャンクションで東北横断自動車道(釜石道)に入り、花巻から東北道に合流するルートです。
三陸道及び釜石道はそれぞれ復興道路、復興支援道路と言われていて、最高速度が80キロまたは70キロの自動車専用道路、いわゆる高速道路でありながら全区間が無料というなんとも素晴らしい道でした。後々調べますと三陸道は仙台まで続くので仙台から東北道に合流した方が高速代が抑えられたのですが、この日は仙台より北に位置する東北道の長者原SAで1泊する予定になっていたので、仕方ないです。
釜石道を1時間程走り、花巻ジャンクションで東北道に入りました。ここからさらに1時間30分程走り午後7時過ぎに長者原SAに着きました。
今日、泊まるのはSAの敷地内にあるNEXCO東日本が運営するロッヂです。
素泊まりですが5人で泊まっても14,300円という安さ、まだできてから1年ちょっとしか経ってないみたいで凄く綺麗な宿です。
宿泊者用の駐車場もあります。
夕飯はSAのフードコートでタン塩丼を食べました。
宿はフリーWi-Fiも完備しているので子供たちはゲーム三昧で困ったものです。
いつもはこれくらいの時間から東京まで帰って夜中に自宅に到着な感じでしたが、これだけ安く泊まれるなら無理はしない方がいいですね。
Posted at 2021/08/22 02:48:05 | |
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