
本題に入る前に前回のファーストインプレッションの追加と当ブログ内容の変更等について少し書きたいと思います。
まず、ハンドルネームをスロ太からJLLに変更しました。
それから前回のファーストインプレッションの追加ですが、納車された次の日から気になっている点として、エンジン周辺からそこそこ大きなカラカラ音が鳴っているという点です。
そのカラカラ音というのが、10年以上乗っているような古い車のエンジンから発するカラカラ音みたいな感じなのです。
その件についてネットで検索してみると、似たような症状の86がけっこういるみたいなので、まあこのエンジンの仕様なのかなと思うのですが、一応1か月点検の時にDに報告してみようと思います。
さて本題の榛名山ですが、榛名山といえば秋名山であり、頭文字Dであり、頭文字Dといえば86であり、頭文字Dと86は切っても切れない関係にあるのですが、私はそのリアルタイム世代でありながら、30代中盤まで頭文字Dの漫画を読んだこともなければ、アニメ版も観たことがありませんでした。
20代前半の頃、たまたま深夜のテレビで見掛けて、CGなんかを使ってやけに車の走行表現がリアルだな、とは思いましたが、そこから興味が湧いて観続けるということはありませんでした。
なので、お恥ずかしながら、当時「86」というネーミングすら知りませんでした。
月日は流れて、次はライトウェイトスポーツカーが欲しいな、と思っていたところにコンセプトモデルのFT-86が公開(2009年)、これで300万円以内で買えるのなら絶対欲しい!と思い、そこから86を追い続けてきました。
それから3年の月日が流れ、いざ発売となり、各界の評価も上々、私も我慢ならんという状態になり、本格的に買うことを検討しだして、1日レンタカーを借りたり、「86のすべて」的なムックやパーツカタログを数冊購入したりしていました。
その一環として、そもそも86とはなんぞや、ということで、その時期にレンタルDVDでその時期までに放映された頭文字Dのテレビ版と映画版を一気に観ました。
そしてそれからさらに6年の月日が流れ、いよいよディーラーにて86後期型を契約し、86が納車されたら榛名山やその他の峠に行くことになるだろうから、もう一回復習しておこう、ということで、ネット配信にてまた一通り観ました。
そんなわけですので、頭文字DやAE86を知ってた上で現行の86と遭遇したのではなく、私の場合は逆で、現行の86を知って、それから頭文字DやAE86を知った、という感じです。
なので、それほど榛名山やAE86に思い入れがあるというわけではないのですが、とはいえ一応アニメ版を2回通して観てますし、面白いと思って観てましたので、この場所には頭文字Dを観て以来、興味がありました。
そんなわけで頭文字Dの話も入ってきてしまったので前置きが長くなってしまいましたが、ようやく本題に入りたいと思います(笑)
ここ10数年来、関東の一部と北陸、東北、中部の温泉地は旅行でけっこう行っているのですが、伊香保温泉はまだ訪れていませんでした。
なので、今回伊香保温泉も榛名山も初訪問となります。
とはいえこの日は休みだったとはいえ、35度を超えるような糞暑い日で午前中はぐだぐだやっててようやく出発したのが13時30くらいw
なんか中途半端だしもう行くのをやめようかと思いましたが、せっかく思いたった日に行かないともう当分行かなそうなので、とにかく向かいました。
関越道を渋川伊香保で降り、県道33号を行くルートで、つまり伊香保温泉街を通ってまずは榛名湖までたどり着きました。
そこからちょっとした茶屋街を抜け、その先で分岐があり、さらに榛名湖を周回するか道なりで下山道を行くかという分岐があるのですが、とりあえず下山道の方に行ってみました。
そうしたら、こちらが何コースと言われているのか知りませんが、登り2車線、下り1車線のがっつり峠道となっておりました。
道も空いており、常識の範囲内で元気よく走らせることができました。
結果、これまでの平地での高速道や一般道での慣らし運転では感じることができなかった86のポテンシャルを感じることができました。
具体的には、急カーブが連続するような峠の下りでも、86の足元がバタつくようなこともなく、クイッキーでリニアに曲がるヘッド、レスポンスストレスを感じることなく狙ったラインにビシっとキマる機敏さと反応の良さ、多少スキール音を出しながらもフラついたりしないお尻、多少危ういシーンであっても嫌な不安感を感じさせないドッシリした感のあるブレンボブレーキと、まさに意のまま、人馬一体感を感じることができました。
こう書いてみるとある意味月並みであり、これまで雑誌やネットで専門家や愛好家が同じようなことを散々書いていて私も散々読みましたが、結局その通りであり、私としてもこのような表現以外にはなかなか思いつかないですね。
とにかく自分の運転に対して言い訳を許してくれない性能を誇っているかと思います。
それとこれもよく言われているパワー不足感に関してですが、下りなどはもちろん問題がないのですが、登りや見通しの良い道路で故意に加速させた場合、お世辞にも速いとはいえません。この辺は前期から数馬力上がったとはいえ、あまり違いは感じられませんでした。
とはいえ、普段サーキットを走る人でなければ、この程度のパワーがあればもう十分です。
高速を含めてその辺を走る分にはこれで遅いということはまずないですし、逆にこれ以上速いとエンジン音やマフラー音を堪能する暇もなくオービス危険ラインまでいってしまうでしょうし。
現時点でも気づいたらけっこう出てるってことが少なからずありますからね。
まとめますと、86KOUKIの走りに関しては、装着した各パーツ類との相性、性能も含めて、大満足の星5つとさせていただきます。
榛名山を登ってくるまででも十分楽しさは感じられましたが、峠はやはり下りの方が楽しいですね。アドレナリンだかドーパミンだかが私の脳内で放出されているのを感じることができました(笑)
ある程度下った後、まだ榛名湖や伊香保温泉街方面をゆっくり見たいと思い、Uターン。
さきほどの分岐まで戻り、「セゾンドはるな」という小洒落たホテル方面に向かいました。
そしてここから来た道をUターンしなくても、またメロディラインの方に抜けられるのですね、よくできています。
しかしまあ、被写体がイケメンだと私のようなド素人がスマホで適当に撮ってもそれなりに絵になっちゃうのがニクイですね(笑)
その後、せっかく来たのでということで、あの石段を上まで登って帰りました。
ちなみにその後そのまま帰宅したのですが、自宅近くになってようやく1,000km達成となりましたので、榛名山では一応4,000回転以上は回していません。
榛名山や伊香保温泉街に来たのは今回が初なのですが、真夏で平日ということもあるのでしょうが、人もあまり多くなく、静かなところで良いところでした。また機会があったら別の季節に来てみたいと思いました。
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Posted at
2018/08/06 13:02:07