エアコンコンプレッサーDIY交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
エアコンを作動させると車体の下方の前方から異音がするようになりました。
シャーシャー音(アイドリング中でA/CスイッチON状態)
シャーという異音はマグネットクラッチが悪くなると発生する異音のようです。
またはコンプレッサーのベアリングの劣化も考えられるようです。
キュルキュル(シュルシュル)音 (アイドリング中でA/CスイッチON状態)
Vベルトを掛けているプーリー車輪が、ベアリングの摩耗によってキュルキュル(シュルシュル)音を発生するようです。
またはマグネットクラッチが滑ってコンプレッサーから異音発生の場合もあるようです。
ウィーン音(A/CスイッチONの時のみ)
スイッチを入れた時にウィーンという異音が発生します。
ガスが減ってコンプレッサーの焼き付きや、コンプレッサーそのものが劣化した症状のようです。
具体的にベアリング部品が、何かしらの不具合で損傷している場合の発生音のようです。
左図は、BMW MINI パーツ検索
https://www.realoem.com/bmw/ja/select
2
エアコンコンプレッサーDIY交換することにしました。
作業手順は、
1. アンダーカバーを+ドライバーで3本外してから電源ピンコネクターを外す。
2. 右前タイヤとホイールハウスカバーの前半分を外す。
3. ベルトテンショナーレンチΦ30mmでテンショナー軸を時計回りに回転させ、テンショナーロックピン(スプリングピン)を押し込んでテンションを緩める。
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4. 右側面のオルタネーター、A/Cコンプレッサー、クランクプーリーからVベルトを外す。(フリクションローラーのつまみを引いて隙間を作る)
5. エンジン上から低圧・高圧ホース固定ナット10mmを延長したレンチで外す。
6. エンジン下からA/Cコンプレッサーベアリングサポートの固定ボルト13mm、3本をレンチで外す。
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交換用エアコンコンプレッサーの準備
a. エアコンコンプレッサー中央の12mmボルト口から既存オイルを排出する。
b. 全量オイル130mlに対して新PAG46を5 ~ 6割 ( 65 ~ 78 ml ) 目安量をオイラーで計量して注入する。
c. ピンコネクターの赤コード側にバッテリーの赤(+)カプラー側を接続、緑コード側にアース(-)を接続して、マグネットクラッチがカチンと動くことを確認する。(初期不良チェックする。)
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7. 交換用の耐油オーリングφ10mmφ17mmを2本ずつ用意しておく(オイルを塗っておく)
8. 低圧・高圧ホース先端にオイル垂れとごみ侵入防止の養生テープを貼る。
9. エアコンコンプレッサーを外した逆手順で、交換用のコンプレッサーを取り付ける。
DIY交換の注意ポイント
☆交換用の耐油オーリングφ10mmφ17mmは車両用の極細タイプを使用する。
φ17mmの一般用オーリングが太すぎて、エアコンコンプレッサー受け口に入らない。
☆ラジエターホース、低圧・高圧ホース、ピンコネクターコードは作業の邪魔にならない位置に移動させる。
☆作業が上手くいかない時は強引に進めず、ゆっくる考え、原因を見つけて再スタートする。
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後日、エアコンガスとコンプレッサーオイル施工・管理はショップに依頼しました。
エアコンシステム施工機器は「スナップオン」
エアコン作動後の異音は無くなり、冷気が数段アップしました。
エアコンシステム施工機器の良いところ
◎機材側から圧力をかけてエアコンガスを回収、充填ができる。
◎同時に、PAG・POEオイルを入れることができる。
◎ガスとオイルの適正量をキッチリ充填できる。
◎真空引機能により配管内を真空にしてかつ水分を除去させることができる。
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