ステアリングスイッチの加工

ステアリングから手を放さずにサンキューハザードやサンキューホーンを鳴らしたい。自分の車にはLKAとレーダークルーズコントロールはないので、定番のこのステアリングスイッチを調達した。
「ボタンのマークは機能を表す」縛りがあるので、LKAボタンにハザードマークを付ける。なお、ホーンの方は下側のレーダークルーズコントロールスイッチのマークがそれっぽく見えなくもないので、このままとする。

ハザードマークはシールを貼り付けるのではなく、イルミ発光で光るボタンにしたい。発光して三角の大きさが適当なハザードスイッチを探して、ちょうどヴェルファイア30系の中古のものがあったのでゲット。

黒部分にキラキラとラメが入って綺麗なスイッチだが、容赦なく三角部分だけリューターで切り出す。切り出したハザードマークはやすりで切削面を綺麗にする。

LKAボタンを使うと文字がハザードマークからはみ出る。逆に文字を覆う大きさのハザードマークは大きすぎる。なので、元々の蓋カバーを流用することにした。
位置決めの際は、"LKA"の文字と同じ傾きになるように注意する。写真を撮り忘れたが、ハザードマークがぴったりはまるようにスイッチに穴を開ける。

マークは内側から透明アクリルで固定して、押しても中に外れないようにする。光を通すところは硬化しても透明を維持する接着剤で固定、光を通すのに関係ないところはホットボンドで補強する。
このスイッチは意外と湾曲しているので、固定が難しい。

基板のスイッチを押す棒の高さは、元のLKAボタンのものとぴったり合わせる。

このまま取り付けても、ノーマルの緑LEDの発光は赤いハザードマークを透過しないので光らない。ハザードマークの位置のみ手持ちのホワイトLEDに打ち換えた。

使ったLEDは手持ちの3216（ホワイト）で、他ボタンのイルミと輝度を合わせるために基板上のチップ抵抗も2.0KΩから6.8KΩに打ち換えた。写真では赤の輝度が高く見えるが、実際は他マークの輝度と合っている。

スイッチ加工はこれで完了。取り付けは別途記載します。
→ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2956831/car/2564439/5835304/note.aspx