
写真はこれと・・・
ここには貼れない画像しか撮ってねぇ!(;´Д`)
※本ブログは珍しく長いので結果が知りたい方は
下の方だけ読んでもらえればと思いますw
ということで参加の皆様
第8回NYN走行会お疲れ様でした!
今回は惜しくも惜しくも惜しくも・・・
日帰り組みでの参加となってしまいましたが
それでも他では無い充実した走行会を楽しませて頂きました!
主催のToruさんを初めMSNの方々へ最大級の感謝を!(・∀・)
さてさて
エビスまでの道中は割愛しまして・・・
天気はNYNでは久しぶりの終日晴天!!
コンディションも最高レベルな走行会日和でした。
午前中は走行前にプラグの交換等作業をしていたので
時間もあまりなくほとんど走れず終了・・・
午前中のベストタイムは
1'13.157でした。
前回までの自己ベストは
1'12.726でしたのでまずまずのタイムです。
しかし、実は前回のTC2000とは違った
想定外な車の挙動に少々手こずっていました。
以前はコーナーリング時は弱アンダーな挙動で
私の走り方ではリヤが流れる様な事はあまりないセッティングになっていたのですが
今回は荷重を乗せてコーナー進入すると終始弱オーバーな挙動になっていたのです。
原因は後に判明するのですが
この時は良く分からずにタイヤ圧やサスの減衰調整等で
以前の挙動に持っていけるか試すも失敗(;´Д`)
どうにも腑に落ちないまま午前中の走行は終了となってしまいました。
そして昼食を食べ・・・
MSN主催によるお楽しみイベントが開催されました!!
途中スペシャルサプライズゲストも登場しイベントは大盛上がり!!
午後の走行時間が始まっているにも関わらず
皆イベントに夢中で誰も走りに行かないという事態にw
結局15分程経過した頃イベントは終了し午後の走行が始まりましたw
このイベントの模様はきっと何処かに誰かがアップしてくれるでしょうから楽しみにしていますw
午後は変化した挙動に合わせて走る事に考えを改め走行
弱オーバーな挙動なので曲がらない訳ではないですからね
以前ならオーバー気味な挙動が出たらビビリミッターが発動し
もうそれ以上攻めていくことはできなかったと思います。
ですが・・・
WETのもてぎやWETのTC1000を経験し、リヤが流れても対応出来るようになったので
もう(多少の)オーバーステアも怖くない\(^o^)/
リヤなんて多少流れていようが行きたい方向にステアリングきって
とりあえずアクセル踏んでおけばいいんじゃー!!w
また、午後は燃料消費の為にも多めに走らなければならない為
積極的に?同乗走行で走りました。
以前からブレーキングがヘタレな事で定評のあるmyaですが
この同乗走行で新たにスキルを獲得しました。
同乗で2人乗っていると当然減速がキツくなりますよね
特に1ヘアと最終コーナー進入時は下り坂なので調子に乗っているとオーバーランも余裕ですw
その同乗時に普段の感覚で走っていたら少々オーバースピードで進入してしまい
焦って普段のブレーキ踏力以上でフルブレーキング!
・・・あれ?あの速度とタイミングでも意外と減速間に合うものなのね・・・
普段も今と同じくらいのブレーキタイミングで行けると分かれば・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
という事で以前より少しブレーキングで突っ込める様になりました\(^o^)/
その後はTOPGUN号に逆同乗という事で運転させていただきましたが
やっぱり赤脚は安定してますね~
コーナーリング時の挙動の乱れも殆ど無くとっても扱いやすいです。
バネレートを上げたトラゴスタでも若干のフワつきがあるのですがそれも無い
補強もバランス良くされていて弱アンダー気味で良い感じ
限界も掴みやすくて初めて運転させてもらったのに
そこそこいいペースで走ることができました。
そうそう、あのパッドもディクセルZと似た感じで扱い易かったです
後はLSDがあればmya号とそんなに変わらないタイムで走れると思いますw
そうこうしている内に
いつの間にか走行終了時間間近に・・・!!
前回は最後のアタックに出たらアウトラップで終了というとてもとても残念な事になった為
今回はきっちり最後のアタックを決めてやるぜ!!
この時間に走る事は自分との戦いであり、ライバルとの戦いでもある。
この日の成果をこの短時間に全て注ぎ込む・・・
コースに出てしばらくすると、なぜか自然と他車はいなくなり
サーキットは2人だけの戦場へと変貌を遂げるのであった・・・
http://www.youtube.com/watch?v=-belio8mB5M
いつもの車載動画はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=C7-qZX-UBcY
今回のタイムアタックバトルは
1'12.191を最終ラップに記録したmyaが勝利!!
と、言ってもスミスさんのタイムは上記のタイムの約0.3秒落ちです。
終わってみればやはり接戦でした(;´∀`)
勝因は・・・おそらく最終コーナー~立ち上がり後の坂で2速を使ったからです。
実はこのファイナルアタックまでは最終コーナーは3速で走っていました。
理由は2速に落とすと最終コーナーでのボトムスピードが下がり
2型のギア比ではまたすぐに3速にシフトアップしなくてはならず
その2点のロスを考えると3速キープの方が幾分速いと思っていたからです
ちなみに最終コーナーのコーナーリング速度はメーター読みで約90K、坂の頂上で約105Kといった感じ
なぜここで2速を使ったかと言いますと・・・
最終アタック前にスミスさんから2人とも攻きれていなかった
S字コーナーと最終コーナーの攻略法を聞いた事と
少し前にクロさんのブログでmya号とスミス号のマシンの性格の違いを
インプレしてもらっていたのですが、そのmya号の性格からすると
せっかく高回転まで良く回るんだし2速でレブリミットの8200回転付近まで
試しに引っ張ってみようと思い実践してみました。
ロガーで確認するとやはり若干ボトムスピードは落ちてしまっているのですが
約8000回転まで引っ張ることで2速で約105Kまで一気に加速
坂の中腹で3速へシフトアップしても約6000回転となり
ギリギリパワーバンドに入るので坂でも失速せず加速を維持できたというわけです。
結果、3速キープよりも高い速度で坂をクリアしホームストレートへ・・・
やっぱり憶測では無く実際試してみないと結果はわかりませんねw
試すといえば、普通は見れない走行時フロントサスはどう動いているのか?
気になったのでGoProを使い実際の動きを撮影してみました。
こちらが2台のフロントサスの動きを撮影した動画+αです。
http://www.youtube.com/watch?v=H-bxHbNv4ik
けっこう動いてますね~
バネレート10Kオーバーでもこれだけ動くものなんですねぇ
そして気になった方もいるかと思いますが
ハブセンターのところにどれだけサスが動くかわかりやすくするために+を表示してあります
+を中心に上下だけでなく前後にもズレているのがわかると思います。
前後の移動はキャスター角が変化しているからなのですが
ここで左右の車でこのキャスターのズレの幅が違う事に注目
左の方がズレ幅が大きいですよね?
この差はショックの差ではなくロアアームのブッシュの硬度の差なんです
ちなみにスミス号はモンスター製の強化ブッシュを使用していて
mya号は今回の走行前まではモンスター製だったのですが
諸事情でアールズ製のものに交換したばかりです
mya号の方がキャスター角の変化が大きいという事は
若干アールズ製の強化ブッシュの方がゴム硬度が柔らかいという事ですね
挙動が弱オーバーになったのはこれが原因だったのです。
クロさんにこの挙動変化の原因を相談してみたところ
以下の様なメカニズムで起こったと考えられるそうです。
ロアアームブッシュの硬さが柔らかくなった事で
減速時にタイヤが後ろに動く幅が大きくなりキャスターが立つ
キャスターが立つと直進安定とハンドルの復元性が下がるが
クイックにコンパクトに勝手に切り込んで旋回する方向へ。
アウト側のフロントタイヤもいいカタチで潰れるようになり
結果的にフロントのメカニカルグリップが上がり
旋回速度も向上してリヤがついて行けない状態になった為
挙動がオーバー気味に変化したと推測できる。
純正はそのキャスター変化まで計算して設計してあって
ストレートではハイキャスターで直進安定性を確保しつつ
コーナーリング時はキャスターが立ってグイグイ曲がるという感じ
この状態ならば低速コーナーでのコーナーリング速度も高くなるので
ミニサーキットでは有利になるはず
最近ミニサーキットでのタイムが伸び悩んでいたので
このタイミングでこういう変化が予期せずに起こったのはとても幸運かも
これが半年前に起こっていたら、弱アンダーな挙動に戻す為に
あれやこれや苦労していた事間違いないw
こんなちょっとしたゴムの硬さで車の性格が変わるなんて
本当にサスセッティングは奥が深い・・・
色々と試して突き詰めていけばまだまだ楽しめそうだぞ31よ!!
今年のタイムアタックシーズンがさらに楽しみになって来ました♪