キャンバーボルトでフロントのキャンバー角調整
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
カム式のキャンバーボルトを取り付けてキャンバー角を変更します。
事前準備として、組付けた後でもボルトのカム頂点がわかるようにマーキングしておきます。
2
ジャッキアップしてウマをかけ、タイヤを外した後に現在の角度を測っておきます。
スマホアプリで測定するのがお手軽です。
ブレーキローターに押し当てて計測しますが、バッドのあたり面にビタっと当てると安定しないので、ローターのフチをスマホの上下2点に接触させるようにすると安定します。
3
大体の車はショックとナックルは2本のボルトで固定されています。
今回はネガティブ方向へ調整するので、ナックルの上側を内に入れるか下側を外に出すかを選択します。
テリキの場合、ナックルとショックの間に隙間があるので上側で調整することにします。上側のボルトを外し、下側のボルトは緩めておきます。
4
ネガティブ方向へ変化させるには、付属のワッシャーの大きいタブが内側に向くようにセットします。
まずは小さいタブとカムの頂点をそろえて挿入します。ボルト側は動かないように固定しつつ、ナットを締めこんでいきます。
ボルトがガタつかなく、かつワッシャーの小さいタブがきちんと入り込むくらいまで締めこみます。
5
ボルトを回して任意の角度へ調整します。
仕様では+-1.75°の調整幅があるらしいですが、いろんな要因でめいっぱいはいかないことが多いです。
今回は無難なところで1.2°ネガ方向に変化させます。
カムの頂点が内側を向くほどネガ方向に角度がつきます。
6
最初に角度を測定した場所にスマホを当て、角度の変化を見ながら調整します。
丁度1.2°変わったのでこれでOKです。
キャンバーボルトが動かないようにしてナットを本締めします。
緩めたボルトもしっかり固定します。
7
反対側も同じ手順で調整します。
アライメントテスターがあれば良いのですが、個人がDIYレベルでやるにはとにかく左右差を発生させないようにすることです。キャンバー角が変わるとトーも一緒に変化しますので、左右差があるとステアリングセンターのズレにつながります。
作業が終了したら試走してステアリングセンターがずれていないか確認をします。
タイロッドがハブより前にあるテリキの場合、ネガに角度をつけるとトーがアウト方向に向きます。
アライメント測定をするのが一番良いですが、最低限サイドスリップだけでも見ておくと良いと思います。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク