
早いもので5月の連休明け納車から約1ヶ月。
走行距離1,170kmの時点での新車1ヶ月点検となりまして、ここまでトラブルも特になく走りも非常に快適。良い車であることは間違いないようです。
300万円前後で買えるハイブリッド車ということで考えれば、走り、外装内装の質感、燃費を含めたコストパフォーマンスと三拍子が高い次元でまとまった国産車トップクラスの実力車だと思います。
個人的満足度でいえば90点。買ってよかったと思える車です。
ただやっぱり不満点もいくつか。
装備面では360度カメラの設定が無いこと。
アダプティブハイビームの設定が無いこと。
特にアダプティブハイビームに関しては前車で使っていたときは、まぁ良い感じだね。という程度だったのですが、無くなるとその差は歴然。暗い田舎道での効果が絶大だったと思い知らされているところ。
次車では必ず欲しい装備に格上げです。
走りでは唯一の不満としてエンジン音が騒がしく感じる点。
この「感じる」というのがミソでして、絶対的には静かな部類だと思うのですが、充電効率の関係からかエンジンが掛かると必ず1300回転以上になるようになっており、相対的に煩く感じます。
特に低速から掛かる時や定地走行時に掛かっている時はやや騒がしく感じます。
定地走行時には最近の出来の良いCVT車だと1000〜1200回転程で走る車も多く、静粛性に差が出ます。
また田舎ということもあり、街中といっても信号で止まる時は1列目、2列目になることが多く、渋滞している訳でもないので発進時には流れに乗る為にそれなりにアクセルを踏み込みます。そんな時にはすぐにエンジンが掛かるのでハイブリッド車でありながら少々騒がしい。
大人しくアクセルを開けるシチュエーションだと時速50kmを超え、さらに定地走行を続けられる場面では発進からずっと、場合によっては1、2kmモーターのみの走行になることもあるのでギャップが大きいです。
この辺が都市部で使われるハイブリッド車との大きな感覚の違いかなと感じます。
あと、坂道に弱いというか踏込量が多くなりがちで、前車ヤリスクロスというパワーが然程ある訳ではないガソリン車でうまく走ると2000〜2200回転で登っていく坂道で2500回転以上で張り付くことが多く、トランスミッションの差を感じます。
やはり田舎道だとエンジンがある車であれば多少燃費が悪くても出来の良い48Vマイルドハイブリッド車なんかがイイのかもしれない。日本車にはないけど。。
もう少し全体的に音とスピード感にリニアリティが欲しくなります。
燃費良く走ろうとすると少々アクセル操作が鬱陶しく感じる点も若干マイナスか。
とはいえその燃費は鬼イイ。
メーター読みで23km/L、満タン法でも22km/Lくらい。
まだ納車から2回しかガソリンを入れていないけど、前車も純ガソリン車としては相当燃費がよかったけどそれより5km/L位は良い感じ。
乗り心地も相当良く、ちょっと揺れ残りのある足回りだけど普段乗りとしてはかなり満足度が高い。ハンドリングも軽めで結構スムーズ。
エンジンの振動、特に常用することが多い1500〜1600回転辺りの振動がシフトノブから伝わり易いのが少々安っぽい気はするが、全体的には静粛性も高く、よく言うボディ形状からくるリアの荷室付近からの騒音も自分的には気になりません。
狙ってかたまたまか、少し大きい気がするロードノイズと諸々バランスが取れているのかも知れませんね。

という感じで概ね満足度が高く何年後かに訪れる買い替えまでは良い車ライフを過ごせそうな予感がします。
Posted at 2024/06/15 21:05:20 | |
トラックバック(0)