RBT TUNING xHP FLASHTOOL  

トランスミッション(TCU)のチューニングアプリです。
8速ATの場合、ライセンスとマップパック合わせて約300€(4万円ほど)です。

N55エンジンの場合はStage4まであるようですが、
B58エンジンは、Stage3までストックマップが用意されています。

初回インストールはブースターケーブルつないで電源供給しながら行いましたが、
そんなに時間掛からず終わったので、リスク覚悟であれば電源供給なしでもいけるかもしれません。
2回目以降の設定変更は2～3分で終わります。
flash中よりステータスが100%になった後の最終調整(エラー削除)の方が長いくらいです。

シフトタイミングはecoproだとさほど変わりませんが、
comfortやsport,sport+では明らかに早くポンポンと上のギヤに移行していきます。
積極的に上のギヤを使うようになるので、
普通に走行する分には若干燃費も向上するのではないでしょうか。

シフトスピードもsportモードでは明らかに体感できるほど速くなります。
シフトショックも気になるほどではありません。

ミッション内の油圧が上がってATFの劣化が早くなるので、事前にATF交換をオススメします。

【サブ画像1枚目】
カスタム設定でローンチの設定や2速発進、ブリッピングの強さやシフトマップもさらに細かく弄れます。

が、街乗りでブリッピングの強さをMAXの+50%に設定すると、
ダウンシフトの度におカマを掘られるかの如く、後ろから蹴飛ばされて一瞬加速するので、オススメしません。
2速→1速は特に顕著で場合によってはドライブトレーン異常が出てミッション壊れます(^▽^;)
Stage3標準でも2速→1速はかなり前につんのめるので、
マイナス側に振った方がよさそうです。【サブ画像2枚目】

【サブ画像3枚目】
sportモードでも巡航時はシフトポイントを上げないよう設定してますが、
comfort時より1段低いギヤで走るので、有効になっているのかよくわかりません(^^;)