• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ますたぁ77のブログ一覧

2018年07月11日 イイね!

【デザイン考】ロードスターの多様性

【デザイン考】ロードスターの多様性前のブログでも、NAが日本の伝統芸能のひとつである能面からインスピレーションを得てデザインされたと書かせて頂きました。
拙者が申しあげる迄もなく、能面は演者の微妙な顔の向きや角度、光の陰影によって、喜怒哀楽など多様な感情を表現しています。

一方、ロードスターもそのオーナーが各々ご自分のロードスターにカスタマイズする事が出来ます。
面白いもので他の車種のカスタマイズは少なからず同じベクトルを向いているように見えるのですが、ロードスターにあっては本当に皆様が様々なベクトルに向かってカスタマイズやドレスアップをされています。
当然、多くのショップがオリジナリティ溢れるパーツやデモ車を世に送り出しています。

これはロードスターと言う車の多様性を示している何よりの証なのではないかと思うのです。
辛口な方が「それはロードスターのデザインやコンセプトが不完全な証拠ではないのか?」と仰るかもしれません。
でも、この完全なるベクトルを示さない「意図した寸止め」こそが、ロードスターオーナーの様々なオーナーの思いを受け止める懐の深さになっていると思うのです。

デザイナーやプロジェクトリーダーとしては、寸止めはとても難しい引き際だったのではなかったでしょうか。
「カリカリに追い込まずこの辺にしておけ」と平井元主査が仰ったか否かは存じ上げませんが、拙者としてはこの塩梅が本当に絶妙だっと思わざるを得ないのです。

そんな意味でも本当に稀有な存在であるロードスターにお乗りの皆様の車を拝見するにつけ、どの車もオーナーの方もとても笑顔に見えるのでした。

(画像はレストア説明会に参加した際に撮ったものです。)
Posted at 2018/07/11 19:08:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスターのデザイン | 日記
2018年07月10日 イイね!

【回顧録】デザインとナンバープレート

【回顧録】デザインとナンバープレートご存知の方も多いと思いますが、NAの流れるようなボディデザインは能面の微妙な陰影をマツダデザイナーの匠の技によって表現したそうです。
私も愛車を眺める度、洗車の度にこの微妙な局面に惚れ惚れします。
最近のマツダデザインもCGでは描けないような華麗で流麗なスタディモデルデザインが、世界から称賛されています。

そのようなNAのスタイリングを唯一スポイルしていたのが、フロントナンバープレートだと思います。
現存する多くのNAが何らかの手段でナンバープレートを左右または下に移動させていることからも言えるのではないでしょうか。

NA6CE発売当初、この無粋なナンバー取り付け位置を嫌って少なくないオーナーがナンバープレートをステーごと外し、NAのコケティッシュな顔を見せびらかすようにして走っていました。
当時のフロントナンバー取り付け位置に関しての法規はさほど厳しくなかったのです。
車情報誌もこぞってナンバー取り付け位置を辛く批評したものでした。
しかしこの現象はおかみのご機嫌を損ねることとなります。
本当に残念ながらNA8モデルからは取り外しが困難なバンパー直付けタイプの台座に変更されてしまいます。

当時、私もステーごと外していました。
本当にその方がロードスターが可愛らしく幸せそうに見えるんです。
規制が厳しくなり苦慮した結果、我が愛車もナンバーステーを縦方向に短くし、キャラクターラインに上辺を揃える様に対策を施したのでした。
(但し、ナンバーのない愛車の笑顔も好きなときに見られるよう内緒の加工を施してあるんです。)

情報社会に於いて車体を識別するナンバープレートは、不可欠なものです。
しかし、ITがここまで進化・発展し、車にも浸透してきた今、別の手段で車体認識するも可能になってきているように思料するのです。

車産業を未だに国の基幹産業と位置付けるからには、デザインも輸出しているんだとのご認識の上、デザインをスポイルするようなナンバープレートのあり方にご一考頂きたいと願わずにはいられないのでした。
Posted at 2018/07/10 07:07:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスターのデザイン | 日記
2018年07月08日 イイね!

【雑感】ボディカラーとボディカバー、紫外線対策について

【雑感】ボディカラーとボディカバー、紫外線対策についてNA初期型が発売された当時のボディカラーは4色だったと記憶しています。
赤、青、銀、白。
その後、後述する緑や黄色など色々な車体色がラインナップに追加されていくことになります。
いずれの色もロードースターを素敵に彩るカラーだと思います。

当時は赤や青の鮮やかなカラーのロードスターを数多く見かけた記憶がありますが、時と共に赤、青のロードスターを見かけることは少なくなっていったように思います。
NAは、色々なところで車体は軽く、価格は低く設定するための工夫が凝らされていましたが、ボディペイントにクリアを吹かないこともその一つだったのでしょうか。
当時はその塗装品質を批評した記事も少なからず散見した記憶があります。

皆様もご存知の通り赤は太陽の紫外線曝露による退色や塗装の痛みが顕著な傾向があります。
ですのでボディカバー等で紫外線対策を施すことは、必須と考えていました。(ガレージで保管出来ればそれに越したことはないのですが…。)
当時は、カバーによる擦れで塗装を痛めるとの批判を多くの友人から言われましたが、結局今に至るまで保管時はカバーを掛けるようにしています。
(現在はカバーライトのボディカバーですが、これまでにRCOJで頒布されているボディーカバーを3つほど使い続けています。)

そのお陰でしょうか、現在に至るまで大して退色することもなく塗り直しもせずに過ごせていると思っています。
ただし、周りの忠告通り前後のバンパーなどのプラスチックパーツはどんなにワックスがけをしても艶が出なくなってきました。
マツダのレストア事業では、ボディ再塗装時に最新の技術でクリア塗装も実施されるとのこと。
是非ともこのレストアを受けたいと思っているのでした。
(クラシックレッドのロードスターを現在も所有されいらっしゃるオーナー様は是非このオリジナルカラーを大切になさって頂ければ幸いです。勿論他のカラーのロードスターをお持ちのオーナー様も愛すべきロードスターを綺麗に素敵に乗られてください。)
Posted at 2018/07/08 07:31:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスターのデザイン | 日記

プロフィール

「アンベールされました。
ベージュのレザーシートと相性の良いレッドです。」
何シテル?   10/19 10:43
ますたぁ77です。 1989年にユーノスロードスター発表の際、「オープンエアを感じつつ快適に疾走るのはこれだ!!」と1年間初任給を貯め、残りはローンを組ん...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ECUリセット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/12 20:26:47
HID屋 / トレーディングトレード H4 LED ヘッドライト Sシリーズ 21600cd 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/31 06:34:33
回転落ちの悪さが気になりTPS調整 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/08 19:39:22

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
平成2年に購入したNA6CEのスペシャルパッケージ赤にワンオーオーで乗っています。 これ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation