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ますたぁ77のブログ一覧

2020年07月17日 イイね!

【実走確認】剛・柔・快




皆様は、しっかり感染対策を行っていらっしゃいますか?
新型コロナウイルスの感染再拡大が止まりません。
GoToキャンペーンも大山鳴動して何とやらにならないといいですね。


さて、漸く剛性アップパーツ装着後の疾走報告です。

ブログとパーツレビューで報告しました剛性パーツを全てインストールし、いよいよ奥多摩に試走です。

あくまで個人の感想です。
擬音多め且つ長文ですが、ご容赦ください



【始動、ウォームアップ】
キーを捻りエンジンを目覚めさせると直ぐにエンジン音が小さくなった事に気がつきます。
よくよく意識してみると、音改めエンジンバイブレーションがかなり小さくなっています。ストラットタワーバーとフロントロアアームバーでエンジンルームの剛性があがり、室内に振動が伝わりにくくなったのでしょうか。

【始動】
拙宅を出て市街地を中央道府中スマートICに向けて走ります。
走り出しで気づいたことは、2点。
低速でパワステの中央付近からの切り始めが重く感じます。
しかし単に重いのではなく、タイヤがアスファルトの上で向きを変える為の摩擦感、グリップ感が伝わってきているようにも感じます。
そして、拙宅から路上に出るために縁石を降りた時、今までなら「ガタン」と音と振動がありましたが、「コトン」と軽い段差通過音に。

【市街地走行】
市街地を走っていて気がつくこと。
マンホール通過時のドア、三角窓、フロントウインドウシールドからのガタゴト音が殆どしません。
また、オーディオの聞こえ方はインナーバッフルを入れた後とは言え、更に聞こえが改善。ドアパネルの共振やビビりが少なくなった様に感じました。



【高速道走行】
スマートICから加速して本線に合流します。
アスファルトの継ぎ目通過時の「ガタンゴトン」となっていた音と振動のうち通過時の振動は殆どなくなり、「タン♪、タン♪」とタイヤが段差を通過するリズミカルな音だけが軽く聞こえます。
車線変更時のフットワークは、大きくは変わりませんが、ノーズの動き出しが僅かに早くなった様な気も。
ただ、今までのようなヒラヒラ感はややなりを潜め、少しですがしっとり落ち着きのある挙動になっているように感じます。
所謂、直進安定性が増した…と言うのとは違うような感覚です。



【一般道】
日の出ICで圏央道を下り、一般道に入ります。
やはりロードノイズはかなり小さくなったように感じます。
まるでコンフォート系のタイヤを履いているかのような滑らかさです。
一方でロードインフォメーションは、アスファルトの細かいキメの違いがステアリングを通じて伝わって来るように感じます。
オープンで田舎道を走る牧歌的な麗らかさの中をスムーズに走っている様な感じです。



【ワインディング】
やはり、ここが剛性アップを感じるメインステージでしょうか。
大麦代駐車場を後にし、周遊道に歩を進めます。



最初に感じたのは、ゼブラゾーン通過時の振動の少なさ。一定速度以上ではガタガタを越えるのではなく、パタパタとロードノイズがリズミカルに聞こえる他は、振動らしい振動もなく滑らかに通過して行きます。Bilstein Clubmanpackのダンパーがキチンと仕事をしているようです。



但し、コーナー手前の減速時のロードインフォメーションは、しっかり伝わってきます。アスファルトの粒が伝わってきます。
コーナー時のロール感は、今までと大して変わりません。
前後ロールが前後に通った一本の軸を中心にして左右にロールしているかのように感じます。







【タイトコーナー】
これまでロール状態で定速旋回時に時々リスクを感じる事があったのですが、そのリスクを殆ど感じる事がありませんでした。
いつもと旋回時の早さは変わっていないかむしろ若干ですが速かったように思いますが、安定していました。





【回頭性】
S時切り返しは、これまでが「どっこいしょ」と唐突に揺り戻っていた感じから、あまりタイムロスなく「ひょいっ」とロールするような感じになりました。
先にも述べたようにロードノイズは小さくなりましたが、タイヤの接地感は安心感が増して、グリップしているからそろそろスリップし始めるの感覚が分かるようになった気がします。

またワインディング走行時のドライブレコーダーのイベント録画(衝撃時録画)の頻度が、かなり少なくなった事も特筆すべき事かもしれません。



【装着効果総括】
と、ここまで生意気にも分かった風な事を述べ連ねましたが、相当な主観とかなりのプラセボ効果も否定は出来ません。
しかし、かっちり感がまして、サスが滑らかに仕事をするようになって、更に快適に疾走れるようになったと実感したことも事実。
どのパーツが何処に効果があったのかは、正直分かりません。
このパーツが効いているのかな?程度です。
もしかしたら、これらの幾つかを外しても変わらないかもしれません。



【第三者?評価】
実は試走に際し、念のため2度拙宅と奥多摩を別日で往復し、うち1回は妻を伴ってでした。
妻にその印象を聞いてみました、
曰く「前よりガタゴト言わなくなって静かになった。乗り心地が良くなって前より少しだけ高級な車に乗っているよう。これなら今までより深くぐっすり昼寝が出来そう(いえ、いつもしっかり寝てましたよ。)。オーディオは良くなったか分からないけど、高速道でもハッキリ聞こえるようにはなった。」だそうです。

結婚前よりオープンであろうが、ワインディングであろうが気持ちよく助手席で昼寝をしてくれる妻なのでした。
妻とは、奥多摩から柳沢峠を越え勝沼で旬の果物を買い求め、帰路は勝沼ICより帰宅の途に着いたのでした。



と、いうような顛末で、愛車のキャラが大きく変わることなく、今まで以上に快適に気持ちよく疾走れるようになったと安心した拙なのでした。

【私的結論】
稚拙な計画の剛性アップは、無事に「剛・柔・快」を達成出来た、概ね成功したかな、と思った拙なのでした

重量増 計7.0kg
総費用(諸経費込) 計3.5万円でした。



追伸
良いことばかり書き連ねましたが、全くネガがない訳ではありません。
これが剛性アップの影響かは判然としませんが、排気系ルートからビビり音が聞こえるようになりました。
元々、アイドリング時にビビり音が若干聞こえてはいたのですが、これが明確かつ大きくなりました。

我が家の家族となって以来、30年も純正のままでしたので、排気系もそろそろ寿命なのかもしれませんね。

長文、お読み頂きありがとうございました。
Posted at 2020/07/17 18:03:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボディ剛性考 | 日記
2020年07月01日 イイね!

【失態】パーツ適合せず!?





情けないことに、知らなかった、と言うよりすっかり記憶から忘却されていました。

話は昨日のブログより少し前に戻ります。

剛性アップパーツの幾つかは、愛車購入以来メンテナンスをお願いしているディーラーのサービス工場に取り付けお願いしていました。
拙の愛車は平成2年型、NA前期型です。
当然、パーツを購入する際も、間違わぬよう注意を払って前期用を注文しました。

しかし、愛車を預けた翌日、サービスフロントから一言連絡が。
「リアのロアアームバーが形違いで取り付け出来ません!」
この言葉に一瞬混乱をきたした拙。

フロントの説明を聞くうちに朧気な記憶が…。

「この車のカルテを遡って捲ってみたら、かなり昔にリアのクロスメンバーを交換しています。その時に交換したパーツがNA後期型の物です。」

そう言われて、微かな記憶が甦ります。
丁度、NA後期がデビューした頃にバックで低めの車止めか縁石をクロスメンバーに当てて、曲げてしまった事を。
更に、クロスメンバーを交換する際、将来クロスバー(≒ロアアームバー)が追加出来るよう後期型のクロスメンバーをインストールしていたのです。
本当にすっかり忘却、失念していました。

結果、用意したCUSCOのNA前期型用リアロアアームバーは、当然取り付けられず、新たに後期型用を買い求める事になったのでした。

後日、オートバックスで納品の連絡を貰い、取るものも取り敢えず、サービス工場に持ち込みます。
装着自体は30分も掛からずに完了。
無事に全ての剛性アップパーツを取り付ける事が出来たのでした。


勇み足でパーツレビューにアップしたリアロアアームバー。
正に前期型用のものです。
画像を差し替えるにも、急ぎサービスに持ち込んだ為、写真を撮り忘れています。

差し替える画像がなく、手立ての術なく困惑している拙なのでした。

「【パーツレビューCUSCOロアアームバーrear】


【本日の自戒・教訓】
交換したパーツは、オーナーがキチンと把握しておくこと。


いや、本当に反省です。
全くもってお恥ずかしい限りなのでした。


(いっそ純正のクロスバーをとも思いましたが、確認して貰ったところ、既に部品は欠品・再生産予定なしとのことでした。)
Posted at 2020/07/01 19:16:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボディ剛性考 | 日記
2020年06月24日 イイね!

【計画】剛・柔・快





「やり過ぎない、程ほどの剛性アップ」「基本的にボルトオン、いつでも元に戻せる」をコンセプトに、「ボディ剛性アップと柔軟性のある足回り、快適な乗り心地の実現」を目指す計画。
そのパーツが概ね揃いました。
以下、パーツラインナップです。

「・純正ストラットタワーバー(純正オプションパーツ)




・NA8純正ブレーズバー



・CUSCO製ロアアームバー(front,Ver.1)



・CUSCO製ロアアームバー(rear)

【追記】
(注 画像はNA6CE前期型のものです。後日、拙車には適合しないことが判明します。詳細はこちらののブログをご参照ください。)


・KenAout製ドアパネルダブテイル 体Can



これ等に加え、必要によりパーツ装着に伴う周辺パーツ類も交換を予定しています。(後日、少しずつ紹介予定です。)

これ等のパーツで前後方向、左右方向、上下方向の三方の剛性アップを図りたいと思いますが、その効果や果たして如何に。

本来なら一つずつ装着しては、個々の効果を検証すべきなのかもしれませんが、ボディ全体をバランス良く剛性アップさせることを目指していますので、一度に全てを装着した上で、後日総合的に効果を報告させて頂きたいと思っています。。

愛車の疾走りががどのように変わるのか、やり過ぎていないか、何処かに歪みが出てこないか、相変わらず疾走らせて楽しい愛車のキャラクターを変えてしまうことはないか、キャラが変わり過ぎて戻すことになってしまわないか…。

今からワクワクとドキドキがない交ぜになって、複雑な心境の拙なのでした。
Posted at 2020/06/24 18:14:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボディ剛性考 | 日記
2020年06月12日 イイね!

【熟考中】剛・柔・快




皆さんはご自身の愛車に手を加えようとする時、どんな事を考えますか。


最近、と言うよりはかなり昔からずっと頭の片隅で考えていたことがあります。

拙の愛車、平成2年式NA6CEは前期型です。
ロードスターの系譜の中では、最初期に程近い機体。
故に開発者の思いが一番体現されている機体ですが、同時に開発者の割り切りも体感することが出来ます。

初代ロードスターの開発主査であった平井元主査は、後のインタビューに次のように発言しています。

「ボディ剛性は、設計がしっかりやってくれて、私が思っていた以上に高くしてくれたんですけど。そのぶん重量が重くなり過ぎてしまった。なので、少し軽量化のほうを重視して、少し手を抜いたんですよ。ボディ剛性がヤワだというのは、私のせいなんですよ」

つまりNA6CEは、この世に生を受けた瞬間から軽量化を優先し、剛性面では一定の妥協があった、と。
勿論、純正オプションでフロントのストラットタワーバーはラインナップされていました。

初代ロードスターは、マイナーチェンジをする度に、改良点に必ずボディ剛性の強化が施されてゆきます。
フロントパフォーマンスロッドやブレーズバー、リアパフォーマンスバー等が追加装備されボディ剛性がアップしていきます。
また、社外オプションにも剛性を高める数々のパーツが輩出されました。
当初、拙は愛車を長期に亘って維持することに力を入れ、数ある剛性パーツには興味はあれど意識して目を向けて来ませんでした。


昨今、速さを誇るスポーツカーのコンセプトを読むと一つの共通項があることに気づきます。
それは、ボディ剛性を高め、サスペンションは柔らかめにすることで、速さと同時に快適性も手に入れることが出来たとの記述が多いこと。

つまり、拙の稚拙な理解力で纏めてみますと、ボディをかっちり強固に作り、サスがしっかり仕事をするようになると無用にサスを固める必要が無くなり、快適性も手に入る?と言うことでしょうか。

これ迄、今の愛車の剛性感やサスの剛柔、運転の快適性に何ら不満を持ったことはありません。
昨年の事故から大掛かりな修復を経て戻って来た後も、特段以前と感触が変わった訳でもありません。

ただ…。
間もなく30歳となる愛車が、この先も元気で走れる為には、経年劣化によるヤレや金属疲労、長年の路面からの入力でフレームに微妙な捻れや歪みが生じ、各部の接着や接合部分が弱まっている事をそろそろ考えていく時期に来ているのかな、と。

愛車と拙がこの先も楽しくワインディングを疾走る為には、経年変化に対する未然の策を講じておく必要があるのではないかとの思いに至ったのでした。

ボディ「剛性」を上げ、サスペンションに「しなやか」に仕事をさせ、「快適」に楽しく疾走れる。
更にオリジナリティを維持する為に、ボディに穴を開けたり、溶接したりせず、出来れば純正オプションパーツをベースとし、各追加パーツはボルトオンで装着し、いつでも元に戻せるような…。

NA6CEでNA8の剛性感を感じて見たくなったのです。

そんなやや無茶感のある構想具現化を夢想している昨今の拙なのでした。





追伸
布マスクを義母から頂きました。
拙が無地を希望したのですが、何処か面白味に欠けていました。
そこで、アイロンプリントを使って、仕上げてみました。
これで更に何時でも一緒?(笑)


(文中の引用は、legendary J's 04 MAZDA/EUNOS ROADSTER p36~39「INTERVIEW平井敏彦」より抜粋させて頂きました。)
Posted at 2020/06/12 07:34:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボディ剛性考 | 日記

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何シテル?   10/19 10:43
ますたぁ77です。 1989年にユーノスロードスター発表の際、「オープンエアを感じつつ快適に疾走るのはこれだ!!」と1年間初任給を貯め、残りはローンを組ん...
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