皆様は、しっかり感染対策を行っていらっしゃいますか?
新型コロナウイルスの感染再拡大が止まりません。
GoToキャンペーンも大山鳴動して何とやらにならないといいですね。
さて、漸く剛性アップパーツ装着後の疾走報告です。
ブログとパーツレビューで報告しました剛性パーツを全てインストールし、いよいよ奥多摩に試走です。
あくまで個人の感想です。
擬音多め且つ長文ですが、ご容赦ください
【始動、ウォームアップ】
キーを捻りエンジンを目覚めさせると直ぐにエンジン音が小さくなった事に気がつきます。
よくよく意識してみると、音改めエンジンバイブレーションがかなり小さくなっています。ストラットタワーバーとフロントロアアームバーでエンジンルームの剛性があがり、室内に振動が伝わりにくくなったのでしょうか。
【始動】
拙宅を出て市街地を中央道府中スマートICに向けて走ります。
走り出しで気づいたことは、2点。
低速でパワステの中央付近からの切り始めが重く感じます。
しかし単に重いのではなく、タイヤがアスファルトの上で向きを変える為の摩擦感、グリップ感が伝わってきているようにも感じます。
そして、拙宅から路上に出るために縁石を降りた時、今までなら「ガタン」と音と振動がありましたが、「コトン」と軽い段差通過音に。
【市街地走行】
市街地を走っていて気がつくこと。
マンホール通過時のドア、三角窓、フロントウインドウシールドからのガタゴト音が殆どしません。
また、オーディオの聞こえ方はインナーバッフルを入れた後とは言え、更に聞こえが改善。ドアパネルの共振やビビりが少なくなった様に感じました。
【高速道走行】
スマートICから加速して本線に合流します。
アスファルトの継ぎ目通過時の「ガタンゴトン」となっていた音と振動のうち通過時の振動は殆どなくなり、「タン♪、タン♪」とタイヤが段差を通過するリズミカルな音だけが軽く聞こえます。
車線変更時のフットワークは、大きくは変わりませんが、ノーズの動き出しが僅かに早くなった様な気も。
ただ、今までのようなヒラヒラ感はややなりを潜め、少しですがしっとり落ち着きのある挙動になっているように感じます。
所謂、直進安定性が増した…と言うのとは違うような感覚です。
【一般道】
日の出ICで圏央道を下り、一般道に入ります。
やはりロードノイズはかなり小さくなったように感じます。
まるでコンフォート系のタイヤを履いているかのような滑らかさです。
一方でロードインフォメーションは、アスファルトの細かいキメの違いがステアリングを通じて伝わって来るように感じます。
オープンで田舎道を走る牧歌的な麗らかさの中をスムーズに走っている様な感じです。
【ワインディング】
やはり、ここが剛性アップを感じるメインステージでしょうか。
大麦代駐車場を後にし、周遊道に歩を進めます。
最初に感じたのは、ゼブラゾーン通過時の振動の少なさ。一定速度以上ではガタガタを越えるのではなく、パタパタとロードノイズがリズミカルに聞こえる他は、振動らしい振動もなく滑らかに通過して行きます。Bilstein Clubmanpackのダンパーがキチンと仕事をしているようです。
但し、コーナー手前の減速時のロードインフォメーションは、しっかり伝わってきます。アスファルトの粒が伝わってきます。
コーナー時のロール感は、今までと大して変わりません。
前後ロールが前後に通った一本の軸を中心にして左右にロールしているかのように感じます。
【タイトコーナー】
これまでロール状態で定速旋回時に時々リスクを感じる事があったのですが、そのリスクを殆ど感じる事がありませんでした。
いつもと旋回時の早さは変わっていないかむしろ若干ですが速かったように思いますが、安定していました。
【回頭性】
S時切り返しは、これまでが「どっこいしょ」と唐突に揺り戻っていた感じから、あまりタイムロスなく「ひょいっ」とロールするような感じになりました。
先にも述べたようにロードノイズは小さくなりましたが、タイヤの接地感は安心感が増して、グリップしているからそろそろスリップし始めるの感覚が分かるようになった気がします。
またワインディング走行時のドライブレコーダーのイベント録画(衝撃時録画)の頻度が、かなり少なくなった事も特筆すべき事かもしれません。
【装着効果総括】
と、ここまで生意気にも分かった風な事を述べ連ねましたが、相当な主観とかなりのプラセボ効果も否定は出来ません。
しかし、かっちり感がまして、サスが滑らかに仕事をするようになって、更に快適に疾走れるようになったと実感したことも事実。
どのパーツが何処に効果があったのかは、正直分かりません。
このパーツが効いているのかな?程度です。
もしかしたら、これらの幾つかを外しても変わらないかもしれません。
【第三者?評価】
実は試走に際し、念のため2度拙宅と奥多摩を別日で往復し、うち1回は妻を伴ってでした。
妻にその印象を聞いてみました、
曰く「前よりガタゴト言わなくなって静かになった。乗り心地が良くなって前より少しだけ高級な車に乗っているよう。これなら今までより深くぐっすり昼寝が出来そう(いえ、いつもしっかり寝てましたよ。)。オーディオは良くなったか分からないけど、高速道でもハッキリ聞こえるようにはなった。」だそうです。
結婚前よりオープンであろうが、ワインディングであろうが気持ちよく助手席で昼寝をしてくれる妻なのでした。
妻とは、奥多摩から柳沢峠を越え勝沼で旬の果物を買い求め、帰路は勝沼ICより帰宅の途に着いたのでした。
と、いうような顛末で、愛車のキャラが大きく変わることなく、今まで以上に快適に気持ちよく疾走れるようになったと安心した拙なのでした。
【私的結論】
稚拙な計画の剛性アップは、無事に「剛・柔・快」を達成出来た、概ね成功したかな、と思った拙なのでした
重量増 計7.0kg
総費用(諸経費込) 計3.5万円でした。
追伸
良いことばかり書き連ねましたが、全くネガがない訳ではありません。
これが剛性アップの影響かは判然としませんが、排気系ルートからビビり音が聞こえるようになりました。
元々、アイドリング時にビビり音が若干聞こえてはいたのですが、これが明確かつ大きくなりました。
我が家の家族となって以来、30年も純正のままでしたので、排気系もそろそろ寿命なのかもしれませんね。
長文、お読み頂きありがとうございました。