殺人的な猛暑が落ち着き、ロードスターにとってはこれからがハイシーズンとなってきます。
拙は、このひと月余り愛車と遠出をすることもなく、余暇を読書とネットでの調べものに多くの時間を費やしていました。
代官山蔦屋書店で買い求めた数冊と手元に買い置きしてあった本を片っ端から読み漁り、また夏場の愛車快適化(エアコン効率化)情報をみんカラの皆様の書き込み等で学ばせて頂いていた8月でした。
さて、9月に入り漸く酷暑から抜け出した感のある某日、拙は我娘を伴って秋の味覚を探しに奥多摩経由で勝沼までドライブデートに愛車と疾走りに。
娘は、普通免許を取得できる年齢になり、絶賛教習所にて仮免前の学科・技能教習を受講中。
そんな状況の我が子を、奥多摩周遊道でダブルクラッチやヒールアンドトゥ、ロードスターの美味しいエンジン回転数やシフトタイミングを実地見学させたのでした。(駐車場時にはドライビングシートをも座らせ、シートポジションのセッティング方法も伝授しました。)
余りメカニズムには詳しくない我娘ですが、一つずつの操作や説明を興味深く楽しそうに見聞きしていました。
やや速めのワインディングでは「ジェットコースターより楽しい!」と喜んでいました。
免許を取得した暁には、自らステアリングを握らせてあげたいと思った親バカな拙なのでした。
さて、周遊道で一通り遊んだ後はノーズを柳沢峠へと向けて疾走ります。
娘は友人のこと、学校生活のこと、考えてる様々な思いを助手席からリズミカルに伝えてくれます。
愛車もリズミカルにコーナーを駆け抜け山道を駆け上がります。
柳沢峠からの眺望は残念ながら雲多く、遠く富士を望むことは叶いませんでした。
柳沢峠から塩山、勝沼へと続く道すがら。
フルーツラインに入るかなり手前の直売所。
可愛いお婆ちゃんが店番をしているお店で大粒のブドウ3種とはしりの栗を買い求めました。
試食したブドウはいずれも瑞々しく滋味溢れる美味しさでした。
(試食用の栗は茹でたものを冷凍庫で保存していた為、凍っていて食べ難かったのが、印象的でした。)
さて、持参した保冷バッグに土産を入れて、昼処を探します。
勝沼、塩山、美味しい蕎麦で検索して出てきたお店に向かいます。
時刻は11時を僅かに回った頃合いでしたが、既に店内は半分ほどが埋まっています。
店内のインテリアも素朴な造りで気に入りました。
二人で季節の茄子の素揚げ蕎麦と蕎麦と穴子天丼蕎麦セットを堪能し、このお店を脳内にブックマークしたのでした。
帰路の中央道。
以前に報告しましたワイヤースポークホイールは、殆どシミーを思わせるバイブレーションもなく、淡々とアスファルトを掴んで二人と1台の歩を進めてくれます。
単調な風景が続く中、娘と愛車の両方からの四方山話に花を咲かせながら帰宅の途に着いたのでした。
夜、獲れたての栗を剥いて栗ご飯に。
食後の水菓子には、間もなく2年となる事故のリベンジを叶えた大粒のブドウと、家族で秋の味覚を堪能したのでした。
(お断り:一人身で出掛けるのと異なり、相棒がいるとなかなか写真を撮るチャンスがありません。従いまして愛車の画像は過去のアルバムから、ブドウと栗ご飯はWebから拝借させて頂きました事を申し添えます。)
Posted at 2020/09/14 18:27:58 | |
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疾走記 | 日記