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ますたぁ77のブログ一覧

2018年07月09日 イイね!

【回顧録】ロードスターで生活改善

【回顧録】ロードスターで生活改善ロードスターとの生活が始まるまで夜型人間でした。
夜に仲間の持つスポーツ4WDで真っ暗な林道を駆け抜けたり、夜遅くまで、時には朝まで飲んだりする生活でした。
夜更かしは全く苦にならなかったのです。

ところがロードスターを駆って走るようになると、夜中にオープンで走るより、早朝から朝方に日の光を浴びて走る方がこの車の性格に合っているように思うようになりました。
帰宅時、渋滞に会う前に帰宅出来るよう夜が明ける頃に家を出ます。
夜露に濡れたボディーカバーを剥ぎ、幌を畳んでからエンジンに火を入れます。
水温計が動き出すまで暖気しながら「今日は何処まで行こうか」との思いに更ける一連の儀式。
そこからゆっくりクラッチを踏んでまだ暖まり切っていないギアを1速に入れ、そっとクラッチをリリースします。
BGMは覚えていませんがお気に入りのCDを3,4枚持っていったように記憶しています。
油圧計が落ち着く頃には、ロードスターも走る気満々。
軽快に都内から山道への幹線道路を駆け抜けます。
東京都の西にある人工ダム湖畔の駐車場で一息入れ、いよいよワインディングへ。
山梨県甲府へ繋がる峠道の頂上迄を往復して帰る週末でした。
たまには周遊道にも行ったかな。
適度にタイヤのスキール音を鳴らしながら、軽いロードスターを右に左にノーズを向けるのは軽快かつ爽快でした。
早い午後には帰って洗車や整備をする生活が何年も続きました。

そして、
気がつけば、すっかり朝型人間になっていたのでした。
Posted at 2018/07/09 19:29:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記
2018年07月09日 イイね!

【回顧録】ダブルクラッチ

【回顧録】ダブルクラッチこれをお読みの多くの皆様には既知の事と思いますが、備忘録、回顧録として書かせて頂きます。

ご存知のようにNAのトランスミッションはタクシーにも使われたルーチェがベースになっています。
当時のタクシーはまだ殆どがマニュアル、それもコラムシフトでした。
タクシーモデルにはタフさが求められるのでロードスターのミッションも比較的耐久性に優れていると言われています。
一方で、1速から2速へのシフトの入れ難さ、渋さに苦労される方も少なくありません。
トランスミッションにはスムーズに変速出来るようシンクロ機構が着いていますが、NAの場合1~2速間がシングルコーンシンクロで2~5速の各間はダブルコーンシンクロになっています。
当然、ダブルシンクロの方が気持ち良くシフトできます。
1~2速間で力任せや強引にシフトチェンジすると、ギアを齧ってしまい、ミッションを痛める事に繋がります。
(NBからは1,2速間もダブルコーンシンクロになって、1,2速間の渋さは改善しているそうです。)

そこで登場するのがダブルクラッチと言うシフトチェンジのテクニックです。
バスやトラックのドライバーがギアチェンジの際に一度アクセルを吹かしてからギアを入れているのを見聞きされた方も多いと思います。
あれがダブルクラッチの原形です。
次のギアに入れる前に一度ニュートラルでクラッチを一度繋ぎ、再度クラッチを切って次のギアに入れる技です。
ニュートラルでクラッチを繋ぐ事で止まっていたフリーギアを回してシンクロしやすくします。
私の経験では、途中でアクセルを煽る事をしなくともスムーズにシフトチェンジ出来ます。(シフトダウン時にダブルクラッチをする際は若干アクセルを煽って回転を合わせる必要があります。)
1,2速間に関わらずダブルクラッチを使ってシフトするとミッションを労わる事が出来ますので、ご興味のある方長くロードスターと共に戯れたい方は意識してなさってみては如何でしょうか。

こんな事も蘊蓄本で読み、慣らし運転の時から今に至るまで28年間も続けているのでした。
Posted at 2018/07/09 07:00:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記
2018年07月08日 イイね!

エッチでない大人のオモチャ

エッチでない大人のオモチャそんな楽しさも不便さも全部ひっくるめても、この車との生活は人生をとても、とても豊かなものにしてくれます。
Posted at 2018/07/08 19:10:28 | コメント(0) | クルマレビュー
2018年07月08日 イイね!

【回顧録】慣らし運転   (2018.10.8追記)

【回顧録】慣らし運転   (2018.10.8追記)今では環境への配慮や工作精度の向上により、殆ど暖気運転や慣らし運転は必要無くなったと聞きます。

しかし、拙者がロードスターと疾走り始めた頃は、「慣らし運転次第で車の寿命やエンジンの癖に影響が出る」と言われていた時代でした。
事前に読み漁ったムック本にも慣らし運転の奨励とその手法が掲載されていました。
以下、記憶に残っている限りを列記します。
・暖気は水温計が動き出すまで。
・最初の1,000キロは3,000回転を上限にしてエンジンに当たりをつける。
・1,000キロ走ったら1,000キロ点検に併せてエンジンオイルとフィルターを交換。
・それからは1,000キロごとに回転上限を1,000回転ずつ上げる。
・そして珠にイエローゾーンまで回して高回転の当たりをつける。
・オイルとフィルターは最初のうちは金属のスラッジが多く出るので、安いオイルで良いから小まめに変える。
・オイルドレンボルトにはマグネットが着いていて、スラッジが付着する様になっているので、オイル交換の度にこのスラッジを取り除く。
等々。
…、と言うような事が書いてあったと思います。
(記憶が間違っていたら申し訳ありません。)

これを大真面目に守って慣らし運転をしたものでした。
早く高回転まで気持ち良く回せるようになる時を心待にしながら。

お互いの相性を確かめ会うハネムーンの様な時間だったのでした。
(画像は現在のコックピット周りのものです。)


【2018.10.8追記】

出展:ル・ボラン別冊「THE SWINGING TIME MACHINE EUNOS ROADSTER ユーノスロードスター」平成元年12月31日発行 p.103「立花さんの"正調"慣らし術」
以下、訂正を兼ねて記事要約。
・暖機はアイドリングで水温が70℃になるまで2~3分暖機後に走行開始。油音は80℃。
・500kmまでは3000rpm以下で滑らか且つ長時間走ることが望ましい。
・1000kmまでは4500rpm以下で。
・1000kmに達したらオイル交換。エンジン内部清掃目的。
・1000~3000km間は十分な暖機後、瞬間的に6000~6500rpmまで回す。徐々に頻度を増して高回転域での当たりを付ける。
・3000kmで慣らしは一応終了。
・その後も水温50℃になるまで1~2分アイドリングで暖機。
・高回転後は1~2分のアイドリングによるクールダウン必要。
・オイルは安いもので十分。但し頻繁に交換。フィルター交換も忘れずに。
・ブレーキの当たりつけ、駆動系の慣らし、サス・ステアリング・タイヤの慣らし・・・割愛。
Posted at 2018/07/08 10:40:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記
2018年07月08日 イイね!

【回顧録】いよいよ納車

【回顧録】いよいよ納車1990年7月。
七夕の日の土曜日だったと記憶しています。
午前中は気も漫ろ(そぞろ)で仕事が手につかず、終業時間と共に職場を飛び出してディーラーに向かいました。
当時のこのディーラーは店舗建屋を建て直し中で、少し離れた幹線道路の反対側に平屋の仮店舗で営業していました。
「来週納車になる」旨の電話を貰い、予め預けておいた手磨きのエンジンヘッドカバーを「納車当日までに着けておいて下さい」とお願いをしていました。

ワクワクとドキドキを抑え切れない思いで昼食を摂ることも後回しに愛車となるロードスターとの対面でした。
私のロードスターは、初対面を恥ずかしがってか全身を真っ赤にして小さくうずくまる様にしてディーラーの駐車場片隅で私を待っていてくれました。
私も初の愛車との対面に興奮と喜びで紅潮していたと思います。

書類に必要なサインをし、鍵を受け取りいよいよ引き渡しとなりました。

事前に工場用の整備マニュアルと配線図を買い求めてあり、運転席シートベルトバックルのソケットを抜けば、シートベルト警告音は出ないことを学んでいましたので、ドアを明けて最初にしたことはこのソケット抜きでした。
営業さんは、「なんでそんなこと知ってるの?」とビックリ顔。
販売初期当時は、あまり知られていなかったようでした。

幌は下ろして乗り込みます。
シートに座り調整してキーシリンダーを回し、愛車となった我がロードスターの嘶き(いななき)と身震いを見聞きし体で感じました。
一度車から降り、ボンネットを開けて磨いたベッドカバーがチキンと収まっていることを確認し、この車のオーナーになったとの思いを強くしました。
ディーラーさんは「本に載っているとの事ですが、うちの店でこんなことをしたお客さんは初めてです。」とやや呆れ顔だったことをこれを書きながら思い出しました。

そんな一連の納車イベントを済ませ、愛車と共に疾走り始めたのでした。
梅雨明け前の暑く湿度の高い七夕の午後のことでした。
Posted at 2018/07/08 08:18:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車との馴れ初め | 日記

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「アンベールされました。
ベージュのレザーシートと相性の良いレッドです。」
何シテル?   10/19 10:43
ますたぁ77です。 1989年にユーノスロードスター発表の際、「オープンエアを感じつつ快適に疾走るのはこれだ!!」と1年間初任給を貯め、残りはローンを組ん...
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