• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ますたぁ77のブログ一覧

2020年04月17日 イイね!

【回顧録・黒歴史?】雨の駐車場で持ち込んだ物は




東京は、今晩から明朝にかけて強風を伴った豪雨が予想されています。
半年前の台風のような事にならないことを願わずにはいられません。



それは25年程前の梅雨の夜の事でした。

当時、拙は比較的定時で終業できる部署に勤務しており、且つ通勤時間も短い勤務地でした。
急いで帰れば6時半には帰宅可能で、子供もいませんでしたので、夜の時間の自由度が高い時期でした。
丁度妻の仕事が繁忙していたこともあり、帰宅後ジムに汗を流しに行く事が日課になっていました。

その日は、朝から強めの雨が降っており、当時賃貸していた砂利敷の駐車場は照明も殆どなく薄暗く、足下は殆ど見えない環境でした。
雨で濡れたボディカバーを外して畳み、急ぎ車に乗り込みます。
砂利敷でしたが、その日の地面は雨でややぬかるんだ感触。
泥を車内に持ち込まないように気を付けながら足をフロアに入れてドアを閉め、エンジンに火を入れました。
湿気もあって肌寒く、エアコンを入れ少し温風寄りにもしていたと思います。

さて、暖機も終わり、ゆっくりギアを入れ、クラッチを丁寧に繋いで雨の夜道をジムに向けて走り出しました。

と、走り出してすぐ、それに気がついたのです。
何とも芳しい犬猫の落とし物の臭いを。
そうです、乗り込む際に踏んだ泥濘(ぬかるみ)は正にそれだったんです。



それから後は、色々と大変でした。
ジムに行くどころではなくなり、コンビニの駐車場に飛び込みます。
先ずは靴裏に着いた練り物を落とします。
そしてフロアマットとペダルを見て愕然。
積んであったウエスでできる限り拭き取りました。
しかし、車内のかぐわしさは多少薄らいだものの、完全に払拭される事はありませんでした。

その週の末、梅雨の合間の晴れ間、幌を畳んでドライバー側のフロアの大掃除に全力で取り組んだのでした。

昔の事ですので、最早完全に払拭されていますが、時々出先で牧場横を走る時、あのかぐわしさと思い出が蘇るのでした。



皆様は、愛車とのそんな「あっちゃあ」なご経験はありませんでしょうか。

こんな嬉しくない経験も、笑い話としてお聞かせ頂けたら幸いです。



早く、愛車を春の空気の中に放ってあげたいと切望するのでした。
Posted at 2020/04/17 19:25:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車の黒歴史 | 日記
2020年04月16日 イイね!

【回顧録】大地から立ち上がる虹




それは今から22年ほど前の5月下旬頃の事でした。

当時、拙と妻はロードスターで北海道を旅する計画を立てました。
東京より東北道を一路青森まで走り青函連絡船で函館に降り立ち、およそ一週間で札幌~小樽~美瑛~層雲峡~帯広~苫小牧~八戸~仙台~東京といった行程だったと記憶しています。

雨天以外、常にオープンで走る北の大地は、とても壮大で心を豊かにしてくれました。
海の幸、山の幸、大地の恵みに舌鼓をうち、ロードスターと共に移動するウインドウスクリーンからはその土地の町並みや自然の景色の流れを楽しんだのでした。
当時は未だカーナビなどはなく、本州の地図とは縮尺の異なるロードマップを見ながら、時に道に迷いながらもキタキツネに出くわしたり、鹿の親子と遭遇する偶然を二人と一台で喜び分かち合っていたのです。

中日。
層雲峡から帯広への移動途上、拙達は通り雨に遭遇します。
地平線の開けた景色は、真上は黒雲でシャワーを浴びせつつも、少し向こうには日の光も明るく大地に届いています。
そのような中を愛車を駆ってその日の宿へと歩を進めていました。

その時です。
サイドスクリーン越しにそれは見えたのでした。
東京ではお目に掛かることはない大地から立ち上がる虹を。
その虹は愛車の速度に合わせるかのように、一緒に移動してきます。
降り注ぐシャワーの雨粒ひとつひとつが虹色になって輝き、雲と陽射しと大地の緑のコントラストに彩りを添えているかのようです。



今のようにスマホで簡単に写真が撮れる時代ではありません。
手元にあったのは、単純なコンパクトオートフォーカスカメラ。
そのカメラで妻と代わる代わる虹を撮らんと格闘したのです。

虹は、5分ほど拙たちと同じ方向に移動したあと、雲で遮られた日差しと共に消えてゆきました。


丁度、午後のおやつに六花亭本店で何か食べたいと話していた時の事でした。


大地から立ち上がる虹をこの目で見たのは半世紀と少しを生きている中で唯一の経験。
もし、拙と妻が健康で無事勤めを果たし、愛車も元気でいたのなら、改めて北の大地を訪れたいと願っているのでした。



新型コロナウイルスの感染拡大で皆さん大変な思いをされていることとお察しします。
もし、お時間があります折りには、愛車と出会った素敵な風景や思い出をお聞かせください。

皆様がこの感染症の災難に遇われることなく終息を迎え、柔らかな陽射しの中で愛車と戯れる事が出来ますように。
どうぞご無事で。



追伸
頑張って撮ったはずの虹の写真。
帰って現像してみれば、ブレブレで何が写り混んでいるのか、全く判然としない出来でした。
その様な訳で添付の画像はネット上から拝借しました。
Posted at 2020/04/16 19:25:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記
2020年04月01日 イイね!

【春眠不覚暁】愛すべきクルマ好きヘンタイ度診断





新年度が始まりました。
公私の行動が自粛ムード一色の昨今、皆様は如何お過ごしでしょうか。

拙は、幸か不幸か自宅待機になることなく、職場と自宅を往復する日々。
寧ろ、色々な危機感を募らせながら忙しく過ごしております。

その様な渦中にあって、なかなか愛車と戯れる時間を得られず、愛車はほぼひと月ほど我が家の車庫からぼーっと外の変わらぬ景色を眺めて過ごしています。
忙しいさ中に愛車と目が合うと、とても恨みがましい表情をしているかのように感じます。
しかし、その実目(リトラクタブルライト)を閉じて、春のうたた寝の中で微睡(まどろ)んでいるかのようにも見えなくもありません。

早く何とか一人と一台だけの時間を作って、桜と新緑が萌え出でるワインディングに戯れに行きたいと切に願っているのでした。





さて、以前より幾度かご紹介しました下記のサイトにまたまたあるあるが掲載されていました。

「他人事じゃない?独断と偏見・全20項目「愛すべきクルマ好きヘンタイ度診断」

因みに拙は13個該当、診断結果「11〜15:重度のクルマ好きヘンタイ度」でした。

皆さんは幾つ該当しますか?



皆様、感染症の恐怖に出歩くことも憚れるご時世ですが、拙は幌を開けてのオープンドライブは『密閉・密集・密接』の3密何れにも該当しないと考えておりますが如何でしょうか。

天気のよい暖かくなってきた春の日を、愛車と共に満喫したいものですね。



【追悼】
拙がみんカラに登録してから半年ほど経た頃から声を掛けて頂き、仲良くさせて頂いたみん友さん。
大変に短い期間でしたが、とても有意義なお付き合いをさせて頂きました。
本当に心の底からユーノスロードスターを愛しておられ、ご自身の愛車を大切になさっておられました。
その何物にも替えがたい愛車を残したまま天に召されたとの訃報に触れ、大変な悲しみと喪失感に心痛めております。
最後にお会いしたのは、1/26に調布で開催された奥多摩ミーティング。
お仕事の関係で地元にお帰りになるとのことでご挨拶させて頂きました。

きっと愛車の魂も、かの方と共に錆びたり朽ちたりしないボディを得て、とことん愛してくれたご主人と雲を山に見立てた空のワインディングを駆け回っていることと思わずにはいられないのでした。

残されたご家族の悲しみ如何ばかりかと心よりお悔やみ申し上げます。
Posted at 2020/04/01 07:18:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記・雑感 | 日記

プロフィール

「アンベールされました。
ベージュのレザーシートと相性の良いレッドです。」
何シテル?   10/19 10:43
ますたぁ77です。 1989年にユーノスロードスター発表の際、「オープンエアを感じつつ快適に疾走るのはこれだ!!」と1年間初任給を貯め、残りはローンを組ん...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/4 >>

    1234
567891011
12131415 16 1718
19202122232425
2627282930  

リンク・クリップ

ECUリセット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/12 20:26:47
HID屋 / トレーディングトレード H4 LED ヘッドライト Sシリーズ 21600cd 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/31 06:34:33
回転落ちの悪さが気になりTPS調整 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/08 19:39:22

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
平成2年に購入したNA6CEのスペシャルパッケージ赤にワンオーオーで乗っています。 これ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation