
須走口五合目をあとにして、あざみラインを下ります。
台風24号で崩落したのは何カ所かあったようですが、ここもたぶんと思った場所。道路を横切るような形でまだ土砂の一部が堆積してました。
このあと、オウム事件のときによく耳にした上九一色村にあって2001年に閉鎖されたテーマパーク「富士ガリバー王国」の跡地をめざします。今も廃墟の様子が見られるものなら見てみたいという単純な好奇心からだったのですが…
敷地に一番近い誰でも行ける場所はここかなと探して行ってみると、こうなってました。敷地に隣接する別荘地のはずれ。営業していたときに使っていた道と違うとはいえ、まったくその面影の片鱗も感じられず…残念。
敷地外周の一般路を走るも、看板や案内標識の類を見つけることすらかなわずでした。この後、隣接するゴルフ場(富士クラシック)の正門までは行ってみたのですが、さすがに敷地内まで入るのはためらわれたので今回はここで撤退することに。
ただ、今あらためてグーグルマップの航空地図を見てみると、あのガリバーの巨像はじめ建造物はすでにほとんど撤去されているようだから、実際に現地に立てたとしてもただガッカリするだけだったのかもしれません。
その富士クラシックへの立派な取り付け道路を正門前でUターンして下り始めるとすぐ正面に、朝霧高原の向こう側にそびえる右から竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山の山々が見えてきます。なかなか立派。
次に向かうのは、左端のピーク・毛無山のさらに左側あたりの鞍部をトンネルで抜けて身延町の下部温泉方面へ向かう林道「湯之奥猪之頭線」のそのトンネル入口です。
そのあたりから朝霧高原越しの富士山を見てみたいというのがその目的なんですが、果たして…
その林道を登っていく途中に、パラグライダーのテイクオフ・スポット(離陸場)があります。好天のせいもあってか結構多くの方がいらしてて、「きょうはどこでも好きな所へ飛んで行けますよ〜」とお客さん?に声をかけてらしたたぶんインストラクターの方のご了解を得て、離陸場の脇にあった休憩所から撮らせていただいた写真です。
で、離陸場はこんな感じ。
ここまでの林道は交通量も多いからか走りやすかったのですが、そこから先には小枝や土砂がそのままといったこんな感じのところも。トンネルから先は通行止めになっているので、急いで復旧する必要もないということか。
こちらがトンネルを抜けてすぐの通行止めポイント。
で、こちらがそのトンネルを身延町側から見たところ。
林道の看板。ここが通れれば下部温泉に出られるのですが…
再びトンネルを引き返すと、出口正面にドーンと富士山が!
車をガードレールに寄せて車内から。
そこからちょっとだけ走った見晴らしのよい場所で。
ただ、ここへ車を止めるちょっと手前の道ばたでニホンカモシカ?が悠然とひなたぼっこをしてたんですよね。行きにも別の場所で見かけて(その時は口をモグモグさせてました)ビックリしたんですが、たぶん同じヤツです。こっちへ来たらちょっと怖いかも?ということでそちらも気にしつつここで何枚か。
同じ場所から横位置で。
今度はアップで。
ついでに、パノラマでも。
で、まだヤツは来なさそうなので、TEC-DB8さんの写真を意識してこんなツーショット写真も (^^;)
この林道下りは、随所で正面に富士山が見られます。が…
途中にはこんなところも! さっきも書きましたが、基本トンネル先で行き止まりの道ですから、「ま、あわてて復旧しなくてもいいか」ということになってるんですよね、きっと。
でも、そのおかげで?こんなふうに気持ちよい眺めをゆっくり楽しみながら走ることができました。
あと、先ほどのパラグライダー離陸場のちょっと上にもこんな離陸スポットがありました。
ちょっとだけ位置をずらしてもう1枚。
あ、飛んでる!とパラグライダーの姿を発見したので、そちらを撮ったつもりなんですが…写ってない? 奥左の稜線は愛鷹山。その右にうっすら写っているのは駿河湾とその向こうに見えるはずの伊豆半島ですね、たぶん。
振り返ると道路反対側の斜面上にも離陸台らしき構造物がありました。この林道を下りきったところ周辺にはパラグライダースクールがいくつもありましたから、このあたりは結構有名な場所なのかなぁ…と。
朝早くに家を出ると、午前中はどこへでも行けるようなウキウキ気分で過ごせますよね。次に向かうのは林道を下りきってすぐのところにある「陣馬の滝」なんですが、きょうはここまで、続きはまた明日ということで (^^)/
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N-ONE | 日記
Posted at
2018/10/31 16:56:42