2009年06月04日
今なぜ「プリウス」なのか?
5月18日の発売前に既に8万台の受注を受け、発売後もその勢いは止まらず
今注文しても年内にギリギリと言う状況…
ハイブリットカーなんて日本ではそう珍しくもなくなったのに
今度のプリウス人気は異常ともいえますよね。

私自身も結果的には先月末に「プリウス」をオーダーしたわけなのですが
今「なぜプリウスだったのか」と自問してみても、ひと言で言えるような理由は
思い当たりません。
確かに私や家族の使っているランクスが、来年には7年目となって下取り価格も
大きく下がっていく事もあり、買い替えるのなら2月の車検となる前にしようかなと
思っていた経過はありましたが、それが「プリウス」と言う車種に決めた理由とは
ならないですし、プリウスの前に試乗した新型ゴルフにも感動しましたしね。
プリウスはガソリンエンジンにモーター駆動システムを付けたHybridカーなので
一般的な同クラスのガソリン車と比べたら当然割高です。
確かに今回購入したプリウスは、試乗したり装備や各部の造りなどをも考えると
一般のトヨタのガソリン車で言えば170~180万円クラスと言うところでしょうか。
つまりハイブリットと言うアドバンテージコストは、この車両の2割強増しくらい
大雑把に言えば40万円くらいの価格上昇分となっていると考えました。
もちろんこれはあくまで私の感じた価格印象であり、物理的なコストを計算したわけ
でもありませんし、他の方が見ればまた違った評価にはなると思いますが…
いずれにしてもハイブリットのコストを払うことによるメリットは当然燃費です。
皆さんも去年の今頃を思い出してほしいのですが、近年ずっとバレル40ドル
くらいで推移してきた原油価格相場が、2005年頃から急激に上がり始め
ちょうど一年前の昨年6月には最高値の134ドルまでに高騰しました。
一時期ハイオクは1リットル200円を軽く突破していましたからね…
そして今は昨年末の金融危機の影響もあり、年初30ドル台まで落ちていた相場が
再び上昇してきた状況です。
プリウスの燃費は同クラスのガソリン車、例えばオーリスと比べてもモード燃費だと
約2倍は良いですから、単純に10.15モードの燃費数値で年間1万キロを走ったとして
ガソリン価格120円で計算して年間37,000円ほどの差になります。
原油価格は、おそらく今より安くはならないと思うので、その差はより広がることが
予想されます。
しかし今回の何より大きいメリットは税金です。
環境性能に優れた車の税金を軽減するグリーン減税と、日本の景気浮揚対策として
先日国会の補正予算で可決された「新車購入補助制度」の導入です。
では私が購入したプリウス「Sグレード」が、どのくらい減税となるかと言いますと…
自動車取得税 ▲94,200円
自動車重量税 ▲56,700円
翌年度自動車税 ▲19,750円
さらに新規購入助成金として10万円が補助され、購入後に還付される予定です
つまり合計27万650円もの減税となるのです!!
今回車両価格220万に、オプションを付けた金額を含めると260万ほどになるので
それでも合計価格の1割以上の値引きと同じ効果となるわけですよ。
オーリスも一部の車種は減税対象とはなるものの減税比率がプリウスより悪くて
最大でも15万円ほどになり、12万の差額となります。
またヨーロッパでも同様のシステムが導入された、13年以上の車を廃車して
購入した場合は、またさらに15万円上乗せされて合計42万円の減額に!!!
もしこの対象でプリウスを購入したら、実質的なハイブリッドのコストはその時点で
ほぼ回収され、後は燃費のメリットしかないという計算にもなりますね。
さすがオタク系の麻生さん!!やることがすごいじゃないの!!
って、これ全て我々国民の税金から「一時的」に還元されるだけなんですよね
給付金の件もそうなのですが、はっきり言ってしまえば選挙対策の何物でもないですし
近い将来、増税と言う形でしっかり取り返されることは目に見えているのですが
購入補助金額は3700億円の予算が決まっているので、プリウスは今注文しないと
10万円補助の枠が間に合わないか、と言うくらいの状況です。
決まったからには、やっぱり全てのメリットを利用しない手はないですからね…(^^)
将来への自分の所得のことや、再びのガソリン価格高騰の可能性
さらには「今だけキャンペーン」の優遇税制…
プリウスを買った理屈をつけようとすると、ずいぶんネガティブな説明に
なっちゃったなぁ~
まあ車を選ぶ理由は、このような単純な理屈だけじゃない部分が多々ありますけどね
次回はその辺の所も含めた試乗した印象、着けたオプションや
値引きの交渉経過なども…
Posted at 2009/06/04 00:14:56 | |
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プリウス | クルマ
2009年06月01日
先日、新型プリウスを購入しました!!
で、早速家に持ってきました…(^^)v

( 一一)・・・
えっ? だまされたって?
・
・
・
・
いえいえ、そんなことはありませんよ…笑
↓
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↓
↓
↓ ↓
しかし注文書の納車予定日は10月…
まだまだ先は長いですね 。。。。 。。。 。。 。_| ̄|○
ほんの1か月前までは、今車を買うつもりなんて全く無かったのですが
そんなことも含めて、購入までの顛末記を後日レポートしたいと思いますよ。
あ~ぁ、スタイルシートまた一から作り直さなきゃ(-_-メ)
Posted at 2009/06/01 23:38:18 | |
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プリウス | クルマ
2009年05月01日
最近プリウスの情報を検索している中で、購入する時の比較対象として4月から発売された
NewゴルフⅥを挙げているコメントを何件か見ました。
どちらもいわゆるCセグメントに分類することが出来るというものの
方やECOの象徴的なプリウスと世界のスタンダードと言えるゴルフとが、どう比較対象と
なり得るのか興味がわいてきて、まだ新型プリウスの試乗は出来ないのですが
その前に最新の世界基準車であるゴルフⅥを試乗してみることにしました。

私自身、ゴルフのことについては何世代か前に5ナンバーを超えて2L~2.5Lに
なったカローラクラスかな、、、と思うくらいの知識しかなかったのですが
最近は激しく進化しているのですねぇ~
まずエンジンは1.4Lのターボ、またはスーパーチャージャー&ターボの二種類で
更にトランスミッションは7速乾式クラッチDSGという凝ったものになっていて
VWの考える環境と燃費の両立を図ったものとなっているようです。
さて試乗したのはベーシック(殆どフル装備ですが)な「TSIコンフォートライン」275万円


先ず外観ですが先代と比べてもそれほど変わった感じもなく、全体的に丸みを帯びて
質実剛健なイメージからちょっと女性的なボディラインになっているなと感じました。
良く言えばキープコンセプトでしょうけど全くの新型車と言うワクワク感は感じませんね…
調べてみると今回のモデルチェンジは先代のボディ・フレームをベースに改良した
ビックマイナーチェンジのようで、デザイナーはあのアルファ156をデザインしたイタリア人
だそうですが、それにしてはもうちょっと個性が出ても良いかなとは思うけど
やはり世界的に販売するにはこの辺の無難なデザインに落ち着くことになるのでしょうかね。
して試乗の感想は…
ん~~~~!!!良いですねぇ!!!
先ずボティ硬性の高さは本当にすごい!! やはりドイツ車です。
クラウンクラスと比べても、極めて静かな室内と各部の仕上げの良さ
十二分な動力性能と燃費性能のバランスの良さ。
試乗する前は、まあ現行のカローラクラスと比べて少しは良いレベルなのかな
と正直思っていたのですが、世界の大衆車と言うより「限りなくプレミアムな小型車」と
表現した方が良いかもしれませんね。 恐れ入りました…
ここまでゴルフが進化しているとは思いませんでしたよ。
またプリウスとの比較については、なるほど新型プリウスのGツーリング270万円あたりと
装備面でもいい勝負なので比較の対象になるのかと思いますが、トヨタのハイブリッド
システムに対して1.4Lという小排気量のエンジンを過給して性能と低燃費を両立して
ゆくという考え方も好対照になるのではないかと思いました。
まだ新型プリウスは試乗していませんが、おそらく高いボディ硬性と今までのエンジンらしい
フィーリングや運転する楽しさは、ゴルフⅥに軍配が上がるのかなと思いますね。
でもライトは高いグレードのハイラインでさえハロゲンとは…
LEDとは言わないまでも、せめてHIDは標準装備にしてほしいよなぁ~
またゴルフⅥを含め輸入車は今回の環境対応車普及促進税制の対象ではないそうです。
どうやら日本との燃費基準計測方法の違いによるものだそうで、実質的にはエコ車なのに
不公平なんです、、、とセールス氏も嘆いていました。
NewゴルフⅥ、試乗してみてその良さがわかる車ですね♪
Posted at 2009/05/01 20:35:12 | |
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