2009年06月11日
先日自宅にNTTから電話があり「お住いの建物が光ファイバーインターネットに対応したので是非ADSLからの乗り換えを」との連絡でした。
現在はフレッツモアという12MbpsのADSLで、実行速度も5Mbpsは出ていたので不自由なく使っていたのですが、光電話と一緒に契約変更すると毎月数百円安くなると言うトークにつられて頼んじゃいました…
そして今日工事も終わりセットアップCDを使い10分ほどで無事設定も終わりました。
以前のようなアドレス設定やパスワードも入力しないので楽なもんでしたね…
さて光に切り替えての感想は…
まあ、こんなもんなのかな??
体感的には2割ほど早くなった感じで、スピードテストをしてみたら実行速度は
平均32Mbpsほどにはなってました。
測定値としては6倍以上になったのですが、特別に早くなったという感激はなかったですね。
まあ電話代も安くなりそうだし、まあいいかと思っていたら光電話の接続がうまく行かない
ちゃんと接続も確認したのですが、どうしても判らず送られてきた確認書を見ると
ネットの工事と切り替えは今日だったのですが、光電話の方は、なんと来週になってました。
最初の話では同時に繋がる説明だったのに…
契約を勧誘してきたNTTに電話して確認したら、電話もインターネットも同時開始日の設定も
出来るのに、何かの手違いで別の日になってしまったとのこと…
結局今日は電話は繋がらず、明日以降になるはめに。。。
未だにNTTはお役所仕事なんですかねぇ~
Posted at 2009/06/11 21:12:46 | |
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PC | パソコン/インターネット
2009年06月08日
プリウスの値引き交渉、その結果は?
さて、いよいよ手ごわいディーラーとの値引き交渉です。
今回は3社のディーラーと交渉したのですが、全体的な印象として、やはり何処も
強気な姿勢が感じられましたね。
後から聞いたのですが、私の購入したディーラーも、それほど大きな規模の店では
ないのですが半月で12台もの受注を受けたそうですし、予想されていたとはいえ
本体+オプションを含めて一律3万円の値引が原則と、どのディーラーからも
最初から言われてしまうと、後は諸費用などを削ってもらう程度で終わりなのかな・・・
とも思いながら交渉を始めました。
先に結論を言いますと、色々交渉して最終的には本体とオプションからは
最初の見積金額より6万円上乗せして合計9万円の値引き結果となりました。
新型プリウスが発売されてから10日後の交渉としては、まずまず良かった
のではと思います。
また諸費用や下取り金額を含めた総支払額は、さらに11万を上乗せして
当初の見積もりから約20万引きで契約することが出来ました…(大汗)
ではその内訳も含め契約に至るまでの経過をご説明しましょうか…
値引きの要素って色々あるので、まとまりのある説明が出来るか分かりませんけど
自分なりの考えを勝手に書いて行きますので、地域や交渉時期によっても値引き額は
違ってくるとは思いますが、これから商談されるする方は、その辺もご理解いただいて
交渉の参考にしていただければ幸いです。
さて、車を購入する際にかかる金額的な要素は、いろいろありますが
大きく分けてみますと
◆①車両本体
◆②オプション
◆③税 金・自賠責保険
◆④登録費用・その他諸費用
◆⑤下取り車
「③税 金・自賠責保険」に関しては基本的には値引き交渉の対象にはなりませんので
①②④⑤の要素から交渉することになりますが、今回は一般的には比重の高い
「車両本体の値引き」が厳しいので、残る②④⑤の要素から少しずつ上乗せを
狙ってゆくしか方法はないと考えました。
作戦としては
1:①車両本体②オプションは3万から出来るだけ上乗せを狙う
2:④登録費用は計上されていた納車費用・車庫証明費用はカットさせる。
3:⑤下取金額の上乗せと、査定費用のカットを狙う。
値引き額の目標としては、最初の見積もりから17万の上乗せを狙いました。
つまり最初の提示値引きの3万も含めると20万ということで、ちょっと厳しい数字では
あるとは思いましたが「目標は高く!!!」と言うことで…笑
しかし今回の商談で下取りに出したランクスは、どのディーラーも査定額は全く一緒でした
トヨタの場合、T-upのような独自の中古車ネットワークを持っていて下取り基準も
同じなので、そのようになったものと思いますが、同じトヨタ車の下取りにしては
少々安い気がしたので、中古車相場の指標となるレッドブックで調べてみると
相場的には6万ほど安い金額…
ただこれは商談している5月時点の評価額ですので、ディーラーも「新車の納期が
半年近く先になるので、それまで下取り車はお乗りいただけますが査定金額は
納車時期での予想評価を考慮させていただきました」だと…
このようにディーラー査定が低い場合は、買い取り専門店などに査定してもらって
高ければそちらで売る方法もありますが、前記のように納期予定が半年近く先になる
状況では今売るわけにも行かず、それにしても少々安い査定だなと思いつつ
時間もないのでディーラーからの上乗せを狙う事としました。
最初に見積もりを取りに行ったのは、初代からプリウスを扱う近くのトヨペット店
発売された週末の発表展示会に行ったのですが、10時の開店と共にお客が押し寄せ
試乗ものっけから30分以上待ちの大盛況、合間をみて最初の見積りを貰い
後日再訪問して具体的な見積りを貰ったのですが、3万以上の値引きのガードは固く
それと初代からプリウスを扱っている事もあってか一番強気な印象でしたね。
値引きの話題を出しても反応はいまいちで、時間もないのでこれ以上の商談は
とりあえず止めました
ディーラー3社と交渉したということは既に書きましたが、残るディーラーは
ネッツ店とカローラ店でした。
今回注目したのは新型モデルより取り扱いとなる、このふたつのディーラーでした。
新規取り扱いで、なお且つ人気絶好調の車種ですから気合が入るでしょうし
新たな顧客と共に、既存のプリウスユーザーの取り込みも可能となります。
そこで次はネッツ店へ行って交渉開始…
やはり建前としては3万円が値引きの上限でしたが、ここでは少しですが下取価格の
上乗せと、諸費用のカットにはすんなり応じてくれました。
見積りを出してくれた担当者も、役付きの人で感じも良かったのですが、とりあえず
次のカローラ店へ向かいます。
さて最後のカローラ店、下取りに出すランクスを購入した店なのですが、最初の試乗に
行った時は担当営業が不在のため見積もりを貰わず、帰り際に見積りの依頼を
他の社員に伝えておいたのですが、いざ行ってみると話が全く伝わって無い(-_-メ)
以前この車を購入した担当者は別店舗に移動してしまい、今回の担当者とは
それほど面識もなかったので「あ~あ、これでカローラ店からの購入は無いな…」
と、正直この時は思いましたね。
まあせっかく来たのだから他店との交渉材料にもなるし、見積もりだけは貰っておこうと
見積もりの作成を同時進行しながら交渉を始めました。
この時はすでにトヨペット、ネッツ店の見積もりを貰っていたので、それを
テーブルに乗せて担当者がそれを気にしながらパソコンから見積書を出したので
かなりプレッシャーがかかったんじゃないでしょうかね…笑
そのかいもあってか諸費用カットは当然?として、本体・オプション値引きから+4万円
そして下取り金額からは+8万円の提示が出てきました!!
諸費用カットは車庫証明費用と下取り費用も含め約2万円相当となり、とあえず
下取り車の評価もこの時点で目標の金額に達したのですが、さらにここで最後の
お願い作戦に出ることにしました。
各ディーラーには、プリウス専用のメンテナンスプログラムがあり、BMWで言う
サービスフリーウェイのようなもので、今回は初回車検費用を含めた「36ヶ月タイプ」の
[メンテナンスパック36]80,850円を、交渉のどこかで追加しようと思っていたのですが
これをエサ?にダメモトで、さらに2万円の値引きをお願いしてみました…

さすがに営業担当も「ちょっとお待ちください…」と奥へ引っ込み
そして、いよいよ所長さんの登場となりました!!
所 長「micheeさん、値引きが3万以上の発注の入力は基本的にムリなんですよ
この金額もはっきり言って、かなり無理した金額なんです…」
私 「わかってますよ、私としても今までのお付き合いもあるし家も近いので
もう少し何とかなればハンコを押したいのですが、もしだめなら
他のディーラーでも交渉しているので、そちらへ行くことにしますよ…
それにこの異常人気も、そう長くは続かない(ホントは続いているけど)と
思うし、店としても今のうちに数を稼いだ方が良いのではないかな…」
所 長「分かりました、ではここで決めていただけるのであればOKです」
私 「明日も他のディーラーへ行くつもりなのですが、ではこの千円台の端数を
取っていただければ、他は断りますよ!!」
所 長 「ん~、分かりました。ではそれでOKです。。。」 。。。\(^o^)/。。。
まあ世間話も含め交渉は1時間ほどでしたが、話の趣旨は大体こんなもんでした
もう少し他の店とも交渉できれば、多少の上乗せがあったかもしれませんが
出来るだけ納期を早めるために5月末までに発注を出してほしかったのと
この段階で、ほぼ目標の値引き金額に到達したので決めてしまいました。
最終的な交渉による値引き、下取り金額上乗せの内訳は
本体・オプション 9万円(初回見積り3万を含む)
諸費用 2万円
下取価格 9万円
正確に言うと19万6千円位なのですが、まあ四捨五入で20万と言うことで…
新車注文書には本体から3万円、オプションから4万の合計7万円が値引き金額として
計上されていましたが、それ以上の金額はやはり記載できないらしく上乗せされた2万は
下取り金額の中に計上されるように調整されていました。
さて今回の商談で私が思った交渉のポイントですが
前回にも書きましたが、まあ「当たって砕けろと」と言っても、交渉するための材料として
それなりの策を練ったのも事実ではありまして。
交渉する前に先ず考えたのは、売り手であるディーラーの強みと弱みです。
売り手であるディーラーから見た場合、昨年末からの新車販売の急激な落ち込みで
各ディーラーも青息吐息の時に救世主の如く現れたプリウスは、今までの劣勢を
取り戻す絶好のタマであることは間違いないです。
値引きしないでも売れる車ですから、ディーラーも強気になるのは当然です。
ただ今回からはトヨタ系ディーラー全てが取り扱うこともあり、特に新規販売となった
ネッツ店とカローラ店は、とにかく今は他に売る車種も弱いので、当分は
プリウス頼みと言うこともあり値引き交渉にも比較的反応が良く条件も良かったです。
特に購入したカローラ店は、せっかく新車種の取り扱いになったのに既存の客が他の店に
行ってしまうのを、どうしても防ぎたかった心理もあったのかもしれませんね。
こう文章で書くと、私がプリウスに関するネットや書物を読みまくり、方策を
練りに練って交渉したと思う方もいるかとは思いますが、全くそんなことはなく
ただの思いつきから自分なりに勝手に理屈を付けただけでから…笑

いずれにしても少しでも安く購入するためには、先ずは数社との競合が鉄則ですね。
やはり何ともまとまりのない文章になってしまいましたが、交渉のポイントは
それなりに入れたつもりなので、これから交渉される方は参考にしてください。
Posted at 2009/06/08 01:10:24 | |
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プリウス | クルマ
2009年06月05日
なぜ「S」グレードを選んだのか?
さて今回は選択したグレードとオプションなんぞについての説明から
◆グレード 「S」 2,200,000円
=======================================================
◆メーカーオプション
ホワイトパール塗装 31,500円
ソーラーパネル・ムーンルーフ 225,750円
ETCユニット 10,500円
オーディオレス ▲19,950円
リアバンパースポイラー 15,750円
◆ディラーオプション
レザーステアリング 29,400円
フロアマット(DXタイプ) 24,150円
オートリトラクタブルミラー 14,700円
ETCセットアップ 2,625円
=======================================================
本体+オプション合計 2,518,675円

先ずこの「S」グレードですが、これは205万円と言う戦略価格で話題になった
「L」のひとつ上のグレードで価格は220万円。前記したとおり過不足ない装備で実質的な
エントリーグレードでありますし、また一番お買い得なモデルだと思います。
しかし廉価モデルの「L」というグレード、発売前からその価格が話題となっていましたが
価格の他に、その装備・性能など色々な意味でトヨタのしたたかな戦略が込められた
新型プリウスを象徴するようなモデルだと私は思いましたね。
先ずは価格の205万円、これはユーザーにとっても一番分かりやすい部分ですよね
おそらくインサイトの189万円が無かったらこの設定にはならなかったでしょう。
そして、ハイブリッドであることの一つの証である燃費性能は38.0km/Lです
しかしその他のグレードは全て35.5km/Lなんです。ちなみに先代も35.5km/Lです。
更に空気抵抗係数0.25という値も「L」グレードだけです。こちらも先代は0.26です。
「L」は価格のアドバンテージだけではなく、先代よりこれらの数字を良くするために
装備の変更や軽量化などを施し、特別な仕様としたモデルとも言えます。
新型プリウスは先代と比べエンジン排気量や車体重量も増えていて不利な条件ですが
色々な意味で先進性を求められるプリウスには、トヨタとしてもマスコミやユーザーから
「先代と変わらない」「悪くなった」と言われるようなネガな部分は、数字的にも徹底的に
つぶしておきたかったのでしょう。
では価格も安くて燃費性能や空気抵抗も少ないモデルだったら、もう「L」しか無い!!
と考えるところなんですが、そこはしたたかなトヨタのこと、一番儲からない
このモデルには「なるべく買わせないための仕様」も装備?されていました。
それを象徴する装備が[シートリフター]と[リアワイパー]の不装着でした。
もちろんメーカー・ディーラーオプションの設定もありません。
リアワイパーレスなどは、大衆車と呼ばれる車の最廉価仕様にはまだありますが
運転の基本であるドライビングホジションの調整機能まで省いてしまうとは…(-_-メ)
このふたつの要素で「L」をあきらめた人も多かったんじゃないかな。
それでいて[前後席エアバック][ABS][トラクションコントロール][電動ミラー]
[UVカットガラス][イモビライザー]などは全て標準装備なんですからね~
このへんは説明し始めるときりがないので、疑問に思われた方はカタログや価格表を
じっくりご覧頂ければと思います。
さて大分話が脱線してしまいましたが、その上「G」はどんな違いがあるのかと言うと
これが私にとって重要な装備としては[レザーステアリング]の装備くらいで、あとは
[オートクルーズ]と[上級シート]や[スマートエントリー]の範囲の差[足元ランプ]の
有無など、たいした違いが無いのですよ…
オートクルーズも私の用途としては使う機会もほとんどないし、この[上級シート]
生地はいわゆるエクセーヌ素材のようなのですが、E39/Mスポーツのシートのような
しっとり感のある肌触りとはちょっと違うのですよね…
これでは+25万の差はないですねぇ~
そんな訳で私的には今回のモデル構成は「グレードが上がるほどお買い得感が薄れる」
という結論に達しまして「L」より15万円高い「S」グレードの選択がBest buyとの
考えに至り、購入となりました。
付け加えますと「S」と「G」にはツーリングセレクションと言うモデルもあり
これには[17インチタイヤ]と、それに合わせたサスペンション、さらには
まだまだ普及はこれからの[LEDヘッドランプ]が装備されていて、外観から見ても
かっこ良かったですし、試乗した時も17インチにしては意外と乗り心地も
良かったのが印象的でした。
ただやはり15インチ仕様と比べてしまうと、特に後席では路面の繋ぎ目などで
コツコツという震動がダイレクトに伝わって来る感じがして却下となりました…
それにカタログ上は同じなのですが、15インチ仕様の方が燃費にも有利ですからね…
この選択に関しては私の用途としては近所の買い物や後席に年寄りを乗せることも
多いので普段使いでの快適性を優先しましたが、ほとんど二人乗りで高速も
よく利用する使い方であればツーリングセレクションも良い選択かもしれませんね。
次は選択したメーカーオプションに行きましょうか
やはり先ずは金額も含め[ソーラーパネル・ムーンルーフ]でしょうかね

正確に言うと[ソーラーベンチレーション&リモートエアコン付きムーンルーフ]と
なるのでしょうが、これは私自身が単純にサンルーフを着けたかったのが第一です
ただ新型プリウスにサンルーフをつけたい場合は、この選択しか無かったわけでして
価格も21万もしたE39のムーンルーフよりも、さらに高い23万でしたので
今回のオプションで選択も一番迷った部分ではあったのですが、この新しい機能が
どれだけのものなのか経験したかったことと「G」には標準装備されていた[スマート
エントリー範囲]の拡充と[足元ランプ]もセットオプションとなり自動的に追加装備となるので
25万追加してそれほど装備の変わらない「G」を選択するより、23万で[ソーラーパネル
ムーンルーフ]とディーラーオプションでレザーステアリングを選択すれば[オートクルーズ]と
[上級シート]以外は「G」と変わらない装備となりますので、これはもう「S」グレードが
一番お買い得なグレードであると確信した次第ですよ。
さらに、これは注文した後に知ったのですが、[ソーラーパネル・ムーンルーフ]を
オプション選択した場合、その重量増に対応してなのか、ツーリングセレクションに
装備されている乗り心地に有利な、振動を軽減させる分離型ショックアブソーバー付の
サスペンションに変更されるそうです。
ETCユニットをあえてメーカーオプションの物にしたのは、本体も安かったことと
ディーラーオプションの物は工賃を入れると2万円は超えますし、今回ナビは
バカ高いメーカー・ディーラーオプションではなく、オーディオレスを選択して
後でカーショップで社外ナビをつけようと思っていて、純正ナビとの連動性も
あまりメリットは感じなかった事もありますね。
またリアバンパースポイラー、これも正確に言うとフロアアンダーカバーとの
セットオプションとなるのですが、このフロアアンダーカバーは「S」「G」には無くて
「L」には標準で装備されていることを考えると、空気抵抗軽減にそれなりに効果が
あるのではと考え選択しました。
まあ外観を見ただけでは、まず分からない装備ではありますけどね
そしてディーラーオプションの[オートリトラクタブルミラー]ですが
これはドアロックすると自動的にミラーを折りたたむと言う単純な装備です
ご承知のようにプリウスはキーポケットに入れたままで車の出入りや操作も出来て
しまうのが特徴なのですが、それに慣れてしまうとドアロックなども忘れる
可能性も高くなるので、ロックすれば必ず折りたたみ状態になることで外からも
容易に確認できるのでは、と選択しました。
しかしこうやってグレード、オプションや装備を価格表とにらめっこしながら悩む時間は
新車購入だけが味わえる贅沢な楽しみでもありますよね♪
さてこのようにしてグレードとオプションは、各ディーラーを廻りそれぞれ違うグレードや
装備の車をじっくり試乗したり見たり触ったりして決めたので、さて後はいよいよ価格交渉へ
向かうだけとなりました…♪
ところが・・・!!
今回ディーラー3社から試乗した時に、最初の見積もりを既にもらっていたのですが
本体価格と多くのオプションを合わせても、何処も「値引は3万が限界ですっ!」と
のっけからつれない返事の連続…(-_-メ)
いゃ~、まだまだ0回答の店もあるようだし、もうちょっと落ち着いた頃の夏のボーナス
シーズンくらいに交渉を開始しようと思ったのですが、発売後も受注がどんどん増えて行くし
この調子だと6月以降にオーダーすると年内納車は難しくなりそうな気配…
下取りのランクスの車検(2月初め)にも引っ掛かりそうだし、なにより前回の新規購入助成金
10万円の枠も貰えない可能性も出てきました。
しょーがない、交渉方法は短期決戦型にシフトしなおして、とにかく当たって砕けろ!!
と言うことでディーラーに向かったのでありました…
つづく…(^^)v
Posted at 2009/06/05 20:47:56 | |
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プリウス | クルマ
2009年06月04日
今なぜ「プリウス」なのか?
5月18日の発売前に既に8万台の受注を受け、発売後もその勢いは止まらず
今注文しても年内にギリギリと言う状況…
ハイブリットカーなんて日本ではそう珍しくもなくなったのに
今度のプリウス人気は異常ともいえますよね。

私自身も結果的には先月末に「プリウス」をオーダーしたわけなのですが
今「なぜプリウスだったのか」と自問してみても、ひと言で言えるような理由は
思い当たりません。
確かに私や家族の使っているランクスが、来年には7年目となって下取り価格も
大きく下がっていく事もあり、買い替えるのなら2月の車検となる前にしようかなと
思っていた経過はありましたが、それが「プリウス」と言う車種に決めた理由とは
ならないですし、プリウスの前に試乗した新型ゴルフにも感動しましたしね。
プリウスはガソリンエンジンにモーター駆動システムを付けたHybridカーなので
一般的な同クラスのガソリン車と比べたら当然割高です。
確かに今回購入したプリウスは、試乗したり装備や各部の造りなどをも考えると
一般のトヨタのガソリン車で言えば170~180万円クラスと言うところでしょうか。
つまりハイブリットと言うアドバンテージコストは、この車両の2割強増しくらい
大雑把に言えば40万円くらいの価格上昇分となっていると考えました。
もちろんこれはあくまで私の感じた価格印象であり、物理的なコストを計算したわけ
でもありませんし、他の方が見ればまた違った評価にはなると思いますが…
いずれにしてもハイブリットのコストを払うことによるメリットは当然燃費です。
皆さんも去年の今頃を思い出してほしいのですが、近年ずっとバレル40ドル
くらいで推移してきた原油価格相場が、2005年頃から急激に上がり始め
ちょうど一年前の昨年6月には最高値の134ドルまでに高騰しました。
一時期ハイオクは1リットル200円を軽く突破していましたからね…
そして今は昨年末の金融危機の影響もあり、年初30ドル台まで落ちていた相場が
再び上昇してきた状況です。
プリウスの燃費は同クラスのガソリン車、例えばオーリスと比べてもモード燃費だと
約2倍は良いですから、単純に10.15モードの燃費数値で年間1万キロを走ったとして
ガソリン価格120円で計算して年間37,000円ほどの差になります。
原油価格は、おそらく今より安くはならないと思うので、その差はより広がることが
予想されます。
しかし今回の何より大きいメリットは税金です。
環境性能に優れた車の税金を軽減するグリーン減税と、日本の景気浮揚対策として
先日国会の補正予算で可決された「新車購入補助制度」の導入です。
では私が購入したプリウス「Sグレード」が、どのくらい減税となるかと言いますと…
自動車取得税 ▲94,200円
自動車重量税 ▲56,700円
翌年度自動車税 ▲19,750円
さらに新規購入助成金として10万円が補助され、購入後に還付される予定です
つまり合計27万650円もの減税となるのです!!
今回車両価格220万に、オプションを付けた金額を含めると260万ほどになるので
それでも合計価格の1割以上の値引きと同じ効果となるわけですよ。
オーリスも一部の車種は減税対象とはなるものの減税比率がプリウスより悪くて
最大でも15万円ほどになり、12万の差額となります。
またヨーロッパでも同様のシステムが導入された、13年以上の車を廃車して
購入した場合は、またさらに15万円上乗せされて合計42万円の減額に!!!
もしこの対象でプリウスを購入したら、実質的なハイブリッドのコストはその時点で
ほぼ回収され、後は燃費のメリットしかないという計算にもなりますね。
さすがオタク系の麻生さん!!やることがすごいじゃないの!!
って、これ全て我々国民の税金から「一時的」に還元されるだけなんですよね
給付金の件もそうなのですが、はっきり言ってしまえば選挙対策の何物でもないですし
近い将来、増税と言う形でしっかり取り返されることは目に見えているのですが
購入補助金額は3700億円の予算が決まっているので、プリウスは今注文しないと
10万円補助の枠が間に合わないか、と言うくらいの状況です。
決まったからには、やっぱり全てのメリットを利用しない手はないですからね…(^^)
将来への自分の所得のことや、再びのガソリン価格高騰の可能性
さらには「今だけキャンペーン」の優遇税制…
プリウスを買った理屈をつけようとすると、ずいぶんネガティブな説明に
なっちゃったなぁ~
まあ車を選ぶ理由は、このような単純な理屈だけじゃない部分が多々ありますけどね
次回はその辺の所も含めた試乗した印象、着けたオプションや
値引きの交渉経過なども…
Posted at 2009/06/04 00:14:56 | |
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プリウス | クルマ
2009年06月02日
ようやくと言うか、つい最近までは世界一の企業だったGMが倒産しました。
負債総額が17兆円ともいわれているので、これもおそらく世界一でしょう
私が幼少の頃、アメ車と言えば全てにおいて「最高の車」であり
それに乗っている人たちは色々な意味で成功者であることの証しでした。
最終的な破たんのきっかけは、昨年10月の金融危機だったわけですが
GMそのものの衰退は1990年代から既に始まっていたのに、私からすると
なぜここまで延命できたのかということも、ある意味不思議でした。
しかし今年の初めにあるテレビ番組で、金融危機によってアメリカの自動車産業が
置かれている現状とその将来についてのレポートを見て、その理由の一端を
知ることができました。
GMには多くの車種がありますが、その収益を支えていたのは収益性の高いSUVでした。
フル装備にすると800万円する当然燃費も悪いSUVが、なぜ売れていたかと言うと
そこには大きなからくりが隠されていたとのことです。
その訳は、番組の中で全米でもGM販売のトップクラスだったディーラーのオーナーが
先ず見せてくれた物は、GMの金融子会社「GMAC」のローン契約書でした。
その書類を見せながらのオーナーの証言は驚くべき内容でした。
GM車の購入者は、その契約書に住所・氏名・生年月日・連絡先・社会保障番号の
5項目を記入するだけでローン審査が全ておりていたとの言うのです。
さらに「GMAC」担当者からは「それ以外の事は書かせるな」とも言われていたそうです
つまり購入者の収入がいくらかなどは全く審査せず販売し続けていたわけです。
しかし事はそれだけでは済まず「GMAC」は一般的にリスクの高いそれらの
個人ローン債権をウォール街と組んで他の様々な企業の債権など比較的リスクの低い
債権と混ぜ合わせ「AAA」で格付けされた「証券」に変質させ販売していたのです。
いわゆる自動車版サブプライムローンですよね…
それらを販売した収益は当然「GM」本体に還元されていていたわけで
GMはローン購入者の車の売上代金を「GMAC」から回収し、さらにはそれを証券化し
販売した手数料までも手に入れていたという、正に濡れ手に泡の状態だった訳です
さらに「GMAC」は住宅ローン事業にも進出し、更なる泥沼へ入って行ったそうです。
またこの番組では夜中の駐車場に止められていたSUVを、特殊な装置でドアを開け
そのままレッカーに積んで運び出すショッキングな映像もありました。
彼らはローンが払えなくなった車を回収するための専門業者で、インタビューでは
「おれたちの仕事は、ローンを払えなくなった人たちを現実の世界に戻しているだけさ」と
豪語していたのが印象的でした。
2008年にローンが払えなくなるなどで回収された車は、その年に販売された車の
7台に1台の割合にも及んでいたとレポートしていました。
まさに日本のバブル時代を彷彿とさせる事が実際に起きていたわけですね…
世界的な車の燃費志向に背を向け、今までの栄光を引きずりながら目先の利益を優先し
大きく燃費の悪い車をひたすら売ってきたつけが必然的に到来したわけですが
毎年数億円のボーナスを貰い、金融支援の公聴会にも社用ジェットで乗りこんできた
その当時の経営者達の責任は、今後どのようになるのかも興味深いところですね。
さて振り返って今の日本ですが…
実は私、先月に10数年勤めた会社を退職しました。
この会社、数年前にトップが変わり、その後は組織をころころ変えながら
自分の取り巻きを選別してきたのですが、その頃から必然的に売上が低迷し始め
最後には、GMと同じように将来的な投資や展望もなく短絡的な予測によって出来た
事業計画が、私も含め多くの社員が反対していたにもかかわらず断行し、予定通り
見事に大失敗をして数億の投資が水の泡となりました。
当然トップはそれなりの責任を取るものだと思っていたのですが、そこはダメトップの
スゴイところで、何を血迷ったか社員を半分以上減らすリストラを敢行し始めました。
例によって最初は希望退職を募ったのですが、さすがにスズメの涙のような退職金の
上乗せ金額と、おバカなトップのために辞めたいという物好きな社員は殆どいなくて
結局、金融危機を口実とした「整理解雇」を御旗に首を切り始めたというわけです。
当然私もそのリストの中入っていましたが、しっかり交渉して貰うものはもらって
退職したので今はすっきりしていますよ…笑
まあこの一件では労働審判手続きで霞が関の裁判所へ行ったり、労働関係の法律知識も
それなりに勉強できたし、なかなか普通では体験できない面白い経験をしましたよ。
会社のトップとすれば、この金融危機を口実にして自分に否定的な社員を一掃出来たと
思って喜んでいるでしょうが、こちらも泥舟が沈む前に逃げ出す方法を模索していたので
文字通り渡りに船の気持ちでしたけどね。
まあこんなことを書くのも、私自身の次の仕事も含めた事に目途がついたからなので
今は新しい仕事に対する知識やスキルアップのために週に一度、これも何年かぶりでの
資格講習なんぞにも通っていますよ。
皆さんも仕事や生活の中で、今回の金融危機の影響を多かれ少なかれ受けている方も
多いと思いますが、めげていても何も始まりませんからね…
いやな事も、前向きなことに置き換えて考えることに努めれば
また新しい何かが見つかると思いますよ…(^^ゞ
Posted at 2009/06/02 23:30:49 | |
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くるま | クルマ