
先月下旬。
舞鶴道を北上し 秋の丹波を眺めながらドライブしていると、前方が徐々に詰まってきた。
十台以上連なる流れ。先頭を見ると、白黒のパトカーだ。
追越車線をゆく車は、パトカーと並ぶこともなく、その後ろに入り込む。
するとまた、追越車線から試みる車が出てくるが、はやりパトカーの後ろに割り込む。
それが、四、五回続いた。もう数kmも通り過ぎている。
おいおい、車懸りの陣やっとる場合ちゃうで。
もうよい、ものども下がれ。ワシがゆく。
追越車線にスッと出た、浮野運転嫁車。
クルーズコントロールがないので慎重に速度を選ぶ。
メーター読みで83km/h。ひたすらジリジリ進む。
(たぶん実測では80km/h足らずでしょう)
ジリジリ、ジリジリ。我慢我慢。
ジリジリ、ジリジリ。辛抱辛抱。
途中、左に並ぶ車列から「ほんまにいくんか!?」と聞こえたような気がしたので、
「このチキンどもが!」と心中で見下しといた。
ついにパトカーに並び、さらにジリジリと前に出た。
すぐに前を塞がないように留意し、ある程度の距離を稼いでから、ようやく走行車線に戻った。
ふう、赤色灯も、スピーカーの注意もない。
すると、一番槍に続けとばかりに、二番、三番の槍が次々に突貫をかけてきた。
少し経ってミラーで後ろを見ると、パトカーが路肩に寄せて後続に譲っている。
溜まっていた車は二十を超えていたのではないか。気付くのが遅いわ!
よかったのう、皆の衆。(^^)
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出石川から北の豊岡盆地にかけて、
野生のコウノトリを見られる地点が多々ある。
(
8年前からコウノトリウォッチをほぼ毎年続けている)
出石川の長砂橋から五条大橋、
豊岡盆地、円山川東岸の新田周辺、
盆地北東の三江、そして
コウノトリの郷公園。
フレーベル館「みえとコウノトリ」(池田啓 文,永田萌 絵)の主人公「みえ」ちゃんの名は、きっと、郷公園のある「三江」に由来している。
なお、みえがコウノトリにのり翔け渡る場面は 城崎温泉を山上から見下ろした風景であり、城崎温泉にはコウノトリにまつわる伝えが残る
鴻の湯が存在する。
昨年は長砂橋の北で餌をつつくコウノトリを観察できたが、今年は濁流がのこり 川では見られなかった。
新田の周辺で「いたっ!」っと思ったら、ダイサギだった。詐欺だッ!
コウノトリは見えないのに、
チュウサギの小さい群れ、大きい群れを何度も見た。詐欺だっ!
郷公園とその周辺で、やっと見られたよ。ほっ。
飛び立てない郷公園のコウノトリ(野生復帰前?)。野生のコウノトリがそばに近づこうとすると、カタ カタ カタッ! と嘴を打ち鳴らした。(クラッタリング)
これが何度もあった。単発のはあったけど、こんなにクラッタリングを続けて聞いたのは初めてだった。
解説の職員さんに、なぜ仲間が近づくとクラッタリングをするのか訊いてみたけど、わからないとのこと。
同種の歓迎・挨拶か、威嚇・警戒か、それすらもわからないなんて、繁殖ばかり突っ込んで研究してたのはあっただろうけど、コウノトリ研究はまだまだ途上なのかいな。
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百果園!
ふんだんにフルーツを盛ったパフェが、安くて、美味しい!
コーンフレークで底上げもしてない!
欠点は、混んでることと、遠いことだけだ!
果物屋さんで在庫がたくさんあるから、日にち経ったモンから遠慮なくつぶせるんかいな?
果物屋さんのフルーツパフェは最高だ!
…園児の君たちが1ヶずつ平らげるなんて…。幼くても別腹が備わっているのか。
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朝まで雨がふっていた
玄武洞。
崖上の樹木の根元から水が流れ落ち、前面の玄武岩の床に打ち付け、しぶきをあげていた。
そこに差し込む西陽が、しぶきに彩りをあたえていた。
背中に太陽、前に水。虹の発生条件を満たしていたのだ。
玄武洞へ行くなら、雨上がりの午後。
条件が整ったなら、きっと彼女へのプロポーズもうまくいくだろう。
(と、「プロポーズの言葉もなかった」と未だに拗ねられる私が言ってみる)
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後日、
メテオ号のリコール対応と給油を済ませました。