EV! (エレクトリック・ビーークーーール!!)
やはりEVはいい!
走りも、曲がりも、静けさと 乗り心地も!
電気自動車は最高だーーー!!
(但し、航続距離&充電を除く)
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7年くらい前、i-MiEVに試乗したときに受けた衝撃は、今も覚えています。
走りも、曲がりも、静けさと 乗り心地も。
今まで乗った車とは、何か 根本的に別物としか思えませんでした。
だけどその衝撃の記憶も、時間が美化しているのだろう。
例えまたEVに乗っても、最初に乗ったときほどの衝撃は感じないだろう。
…そう過剰な期待はしないように、新型リーフの試乗に臨みました。
昨年末に ノートe-POWER 試乗した日産プリンス某店。
入店早々
冷やかし宣言し、
「…で、新型リーフに試乗したいんですけど」
営業「申し訳ありません。まだ新型が入ってきてなくて、前のリーフの試乗でよろしければ―――」
新型リーフに試乗しに行ったら 旧型だった。
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計画通り
なぜなら、リーフは中古が安い!
(新型はこれからいつでも試乗できる)
カーセンサー では、
「修理歴なし」
「衝突被害軽減ブレーキ」
「横滑り防止装置」
「カーテンエアバッグ」
…に チェックを入れても、
初代リーフ
24kWh X(中級グレード) 1年 1万km が 諸費用込み 135万円
30kWh X(中級グレード) 2年 1万km が 諸費用込み 168万円
だいたいこんな相場です。それこそ安全装備を省いたら…推して知るべし。
なかなか行く機会がなくてついに新型が発表されてしまったけど、ひょっとして先代の試乗車が残っているのではないか―――
果たして残っていたわけです。
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クックック…
例えまたEVに乗っても、最初に乗ったときほどの衝撃は感じないだろう。が、
見せて貰おうか、世界最多販売のEVの性能とやらを!(ガンダム知らんけど使ってみた)
フィーーーン ―――
ヒューーーーーン ―――
EV! (エレクトリック・ビーーークーーーーール!!)
やはりEVはいい!
走りも、曲がりも、静けさと 乗り心地も!
電気自動車は最高だーーー!!
(但し、航続距離&充電を除く)
トルクに満ちた加速。
段やら繋ぎ目やら感ずることも無く、
0km/hから 一瞬でえらい速度まで到達する。(こら変速機いらんわ)
初見なのに、発進・停止にカックンしない滑らかさ。
静粛性、振動の無さ、車体が地面に吸い付いているかのような安定感。
乗り心地も良い。
曲がってもロールがなく、平らかを保つ。
200kgは超えるであろうバッテリーを、
平べったく床下中央に配置している故の この安定感は、
レンジエクステンダー型EVにも出せない、純EVならではの特性!
特長を一言でいうと、
運転のストレスが無い―――かな。
反面、皆さんご存知の通り、
「航続距離の短さ」
「高速走行時の電費の悪さ」
「電欠」
「充電(所要時間・複数の方式の特徴の違い)」
にストレスがかかるのだろうし、
それゆえに中古市場価格が崩壊しているのでしょう。
ディーゼルについても幾度も言ってきたことですが、
EVについても同様に言えます。
> ディーゼルの特性について、
> ディーラーの適切な説明のもとに ユーザーが正しく理解し、
> その使用環境に照らし合わせ 適不適を慎重に検討されることを望みます。
当家についていえば、やはり旅行など長距離走行がEV運用上ネックになるわけですが、
「計画的な充電で ストレスを愉しみに変える適性」が私にも少し有るような気がします。
または、いざとなったら 旅行はメテオ号(荷室容量:280L)で済ませます。ニヤリ
EVリーフのその他の特徴をついでに挙げれば―――
荷室容量は初代後期型で 370L。形状が悪いが、容量そのものは合格点。
後席の床が高く、大人が乗れば太腿の裏が浮き、疲れの原因となる。
スピードメーターが、(私の嫌いな)デジタルメーター。
外観…。(でも、嫌いじゃないよ。下手にカッコつけてるよりいい)
30kWhの80%のバッテリー残量で 7km/kWhの電費で走ると、航続距離は168km。
(30kWhグレードの安全圏は片道150kmか)
1kmあたりの電気代 で考えたら、
深夜料金の電気代で 1円/kmほどの実体験がネットで散見されますが、
〔
関西電力の従量電灯Aの 1kWhあたり料金単価(税込)〕
120kWhまで:19.76円
120kWh超 300kWhまで:26.19円
300kWh超:29.94円
300kWh超の単価で概算すると、
30円/kWh ÷ 7km/kWh = 4.2857… → 4.3円/km
電費と単価について 分の悪い見積りをすると、
メテオ号(1.5L ターボ /
ディーゼル)と ほとんど同水準ですね。
130円/L ÷ 15km/l = 8.6666… → 8.7円/km
嫁車(1.5L NA /
ガソリン)比較では、1kmあたりの費用が半減です。
航続距離(特に高速走行)に難がありすぎて、
充電に独特のノウハウが必要だけども、
車重(バッテリー)の重さがマイナスにならず、
運動性能ぶっちぎりのEV。
純粋なEVの 重心の良さを含めた運動性能に、私はすっかり惚れてしまった。
いや、i-MiEVの時も惚れてしまっていたので、改めて惚れ直したという次第です。
んん~。
初代リーフ後期型(先進安全装備付き)の中古車…
旅行車として メテオ号が復権できる(?)かもしれないし…
嫁車の後釜に いいかも。ポッ
新型がさらにバッテリー増やしたグレードを追加して最初の40kWhグレードが暴落したら、それもアリかな。
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最近、日産自身が 発電用ガソリンエンジンを載せたレンジエクステンダー型EVを、
「e-POWER」と銘打って大々的に売り出しています。
EVのうまみがそっくり味わえるような書き立てようですが、
加速の一点はともかく、重心の低さとバランス、乗り心地、静粛性・振動の無さについては、
e-POWERは 純EVの足元にも及びません。(航続距離・充電問題を解決した代償と言えばそれまでですが)
「e-POWER」の他、
プロパイロット…あの程度の機能で「自動運転」を名乗ったり、
ブレーキペダルでほどほどの回生ができない点を
「ワンペダルドライブ」楽しい!…と価値観転換を図ったり―――
日産は、言い包め上手の「宣伝の日産」だと思います。(半分 褒め言葉)
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〔追記〕
これだけ EV EV と書いて、「エコ」とは一言も書いてなかった。(笑)
はい、特段 EVがエコロジーとは思っていないし、
原材料調達・生産から運用、廃棄までの総合的な環境負荷で考えないといけないでしょう。
まあ、海外の大気汚染が深刻な大都市には有用でしょうね。
Posted at 2017/09/14 10:09:39 |
ねんがんのデミオXD | 日記