2014年12月25日
念願のデミオXDを手に入れた。
実質の値引きは11万円。競合はせず。
試乗と同時のただ一日限りの交渉の結果としては、上々だろう。(競合させるだけの時間・機会不足。嫁にとっては、値引きより私が育児にかかわることの方が大事。値引き交渉、好きなんだけど…)
この車を選択したのは、「走行性能」と「燃費性能」と「安全性能」の両立による。
これに、「デザイン」も加わる。さらに、嫁から「取り回し性能」も求められた末。(もちろんMT禁止)
金額も高くなったが、インプレッサスポーツとの比較をちらつかせ、嫁の承諾を得た。
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以前から想定していた対抗車は、コンパクトではスイフト、2Lクラスではインプレッサスポーツだった。
スイフトは、トランクの狭さが致命的過ぎた。
デミオも狭めだが、スイフトよりはまだ使える。
マイナーチェンジで、タコメーターが500回転刻みでしか表示されなくなったことも嫌気した。(スズキは即座にレーダーブレーキサポート2を搭載させるべき。周囲の予防安全の潮流の中、相対的に商品力が下がっている)
インプレッサは、そのサイズ・車格から嫁が難色を示した。『(近所・親戚から)生意気やと思われるからアカン』って、なんやそれ…。
あとは私自身の愚痴だが、メーカーの経営方針に共感できなくなったこと。
もし、インプレッサの1.6L車かOEMのトレジアにアイサイトを搭載して販売しておれば、こんな皮肉も言いはしないし、車選びの結果も変わっていたかもしれない。
まあ、スバルは客単価を下げたくないだろうから、しないだろう。(他、アイサイトをもって先進安全装備の普及を進めたことには敬意を払うが、一方でサイド&サイドカーテンエアバッグを標準装備していないことは疑問)
然るにデミオXDは、
「走行性能」:登坂を平坦と錯覚させるまでのトルク。(0~30km/hまでは、なぜかガソリン車よりおとなしい印象。ただし、燃費と定速巡航を重視する私にとってはマイナスにならず)
「燃費性能」:R2を超える燃費。しかも安い軽油。航続距離1,000kmも狙えそう。
「安全性能」:サイド&サイドカーテンエアバッグの標準装備。オプションで前方・後方にセンサーを備える。(ミリ波レーダー採用を見送ったことは正直ショックだったが、ここはデミオ購入の時機を逃さないことを重視した)
「デザイン」:市販されている車の中で、スイフトの次にビビッときた(内装も、N-one以来「いい」と思えるものだった)。ちなみに、インプレッサを見ても電流は起こらない。あのとき中古車展示場でR2を見たときは、バリバリと大電流に撃たれたものよ…。(遠い目)
「取り回し性能」:XDの最小回転半径4.7mは、R2と同等!
これだけの魅力があって、私の心を惹き付けた。しかしデミオには、ネット上で論議されているネガティブな要素が…。「ディーゼル」ゆえの欠点と「マツダコネクト」の不出来さ、である。
個人的な使用環境として、ほぼ毎日走らせ、一機会あたりの走行距離もそれなりにあり、年間の走行距離も軽く1万kmを超える。
運転の仕方も、極度に回転を上げることはなく、定速巡航を基調とする。
ゆえに、ディーゼルの特長をほとんど良い方向に最大限に活かせるのであった。
これまた個人的な使用環境として、カーナビゲーションシステムを使わない。
そう、私はアンチナビ派であり、紙の地図派なのである。(父の車で使っていた時期もあり、カーナビを知らないわけではない。その上で、不要なモノと結論した)
カーナビなど、自車位置が判り、ルートを調べ、動きに伴い自動的にページ移動する、電子書籍の地図に過ぎない。
これまで紙の地図を手繰るかネットの地図で下調べするなどして、行けなかった場所は無い。
未知の地に着くまでのドキドキ感と無事に着いての達成感も格別だ。
カーナビに頼りきりの者は、この楽しみを放棄した軟弱者である。
マニュアルトランスミッションだけがマニュアルではないのだ。(煽ってやった、煽ってやった!)
話を戻して、マツダコネクト、通称・マツコネ。
ネット上で非難轟轟なのは、マツコネのうちほとんどナビ機能に対して。
つまり私にとってはこの問題はノーダメージなのだ。
我ながらなんという勝ち組!
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10月下旬の試乗・注文書への捺印からふた月足らず、ようやくの納車。
生涯最高のクリスマスプレゼントだ。
よく広島から来てくれたね。期待してるよ、よろしく!
Posted at 2014/12/31 02:42:03 |
ねんがんのデミオXD | 日記