同僚の レヴォーグ 1.6STIスポーツ アイサイト に、もういっぺん試乗させてもらいました。
→ 前回
前回もっとも驚かされた、
カーブを思い通りにトレースする性能―――今回は、これに注目しました。
普段乗っている
デミオのステアリングは かなり軽く、走り慣れたカーブでも、切り込み過ぎたり 後からわずかに切り足すことが ちょこちょこあります。もうちょっと どっしりした手応えだったらなぁ。
(当方、郊外路で i-DM 3ステージ アベレージ4.9……永遠にアベレージ5.0を出せない、その程度の腕前です)
カーブを思い通りにトレース出来ないことがしばしばで、そこが悩ましいところです。
(たぶんそれが普通の車というもので、当り前のことなのですが)
さて、その曲がりや いかに―――
『ほな先行するでー』
ブーーーン (軽い丘越えを含む10km程度を走る)
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バタンッ
ヨロヨロ…
やっぱり ええわ~。そして……
ついぞ
修正舵をあてることが無かった!!
なんだろう、この
カーブを思い通りにトレースする性能 とは。
この 体感したもの が、すべてアクティブ・トルク・ベクタリングに依るのか、
それともAWDの性質や ボディ剛性やらも相俟ってのことなのか―――。
もしやこれこそが、
人馬一体というものではないか。
マツダ自身(というか、松本浩幸という方)が、人馬一体とは
「安全・安心」と答えている。
そういう微小な動きの中で、ドライバー自身の思いとクルマの動きが一致するかどうかで、安心感や一体感が決まってくると思います。(
by松本浩幸氏,一部抜粋)
うん、レヴォーグ 1.6STIスポーツ アイサイト、
この車はデミオより 超絶に人馬一体に近いと思います。(←そら価格差あるけど)
まあ、「人馬一体」については 各々解釈は分かれるだろうから、
「それは車の性能に乗せられてるだけ」と見下す人もいるだろうけど、
少なくとも「修正舵が格段に減ること」は
① 思った通りに走れて、運転への自信が高まる
② 疲労の蓄積を抑制し、快適なドライブを楽しめる
…ことにつながります。
(出典「G-ベクタリング コントロール/GVCのベネフィット」)
また、「疲れにくいという安全性能」というキャッチコピーもあります。
(出典「ブリヂストン/プレイズ ブランドコンセプト」)
修正舵が少なく疲れにくいということは、今や正義なのです!
欲しい、欲しいぞ アクティブ・トルク・ベクタリング(と AWDィー)!
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これだけマツダから引用するなら じゃあ GVC搭載車買えよ、と思う御仁も居られようが、神戸マツダの店周辺の試乗コースでは、GVCを明確に体感できたことがないので…。なんとなく? プラシーボ?
走り慣れた道(通勤路)で、動力などの条件(1.5L ディーゼル 6AT FFなど)を合わせたGVC搭載車を試乗させてもらえないことには、私としては検証できないです。
数年後、アクセラやらゴルフやら競合するときには、我儘言うて50kmは試乗させてもらおう。(ガソリン代や高速代を払ってでも)
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レヴォーグ以外の アクティブ・トルク・ベクタリング搭載車を調べてみました。(レヴォーグは高価なので)
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インプレッサスポーツ の アクティブ・トルク・ベクタリング搭載車
2.0i-S EyeSight 2WD 2,397,600円 225/40R18
2.0i-S EyeSight AWD 2,613,600円 225/40R18
むむむ、アクティブ・トルク・ベクタリング以外の装備(タイヤサイズも含む)が過剰ですね。
ただ アクティブ・トルク・ベクタリング(と AWD)が欲しいだけなのに。
そこでスバルのホームページを調べると、ありました!
新型のXV!
○
XV の アクティブ・トルク・ベクタリング搭載車
1.6i EyeSight AWD 2,138,400円 225/60R17
1.6i-L EyeSight AWD 2,246,400円 225/60R17
2.0i-L EyeSight AWD 2,484,000円 225/60R17
2.0i-S EyeSight AWD 2,678,400円 225/55R18
新型XV すべてのラインナップに「AWD」と「アクティブ・トルク・ベクタリング」が配されている!
さすがに装備の内容で 1.6i EyeSight の選択は無いとしても、
1.6i-L EyeSight AWD 2,246,400円 225/60R17
これが「AWD」「アクティブ・トルク・ベクタリング」、さらに実用・快適性を備えた最廉価の車と言えます。
以前から インプレッサやアクセラの購入可能性を考える際には 1.6L NA や 1.5L NA の小排気量グレードを想定してきましたが、インプレッサや XVは 自動車税が2Lと変わらず、XVに至っては燃費の絶対値で2Lに逆転されています。
1.6Lの 2Lに対する優位性は、取得時の価格差しか残っていません。
大き過ぎるタイヤを避けることも考えると、
XV の 2.0i-L EyeSight AWD 2,484,000円 225/60R17
これが最善の選択かと思いました。
最低地上高があるのはいいですね。
SUVは未経験だけど、
乗り降りも し易いからね。
インプレッサに比べると少々大回りになるし、燃費も下がるけど、何とかなるでしょ。
幅 1.8m。ここまで来たら インプレッサの1.775m となんぼも変わらないし、
嫁公認(?)のゴルフも1.8mなので、大丈夫でしょ。
あとは、お金。(さんざん妄想するだけして、これが一番問題でしょ!)
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XV 2.0i-L EyeSight をネット見積りしてみたら、実用装備だけ付けて、およそ280万円。
嫁基準では 車に割ける金は 150万円程度が限界っぽいので、予算100万円以上オーバーです。\(^o^)/
さあ、今の嫁車(ファミリーカー)で何年粘りましょうか。
'22 13年目車検 10万kmオーバー見込み ここで保守もしっかりして、
'24 15年目車検 このあたりになったら送迎が少なくなってきて年間走行距離が半減する見込み
って、ここまで来たら XVもさらに代替わりしますね。
神戸マツダの担当さん、ゴメンネ。
そしてみんな、アクティブ・トルク・ベクタリング搭載車で ワインディングを試乗するんだ!