君にも出来るエンジン載せ換え
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
走行距離136,000kmを少し越えた所でエンジンがかからなくなりました。
しかしタイミングよくマツダスクラムが出て来たのでエンジンを移植する事に。
この二台、型式GD-DA52T→GD-DG52Tの違いはあるものの、エンジンが同じF6Aだから、すでに車輌を買ってしまったから、アシ車が早く直ってほしいあせりからいけるだろうと簡単に考えて決行。
屋根はあるものの、道具、設備も無い場所で作業を開始しました。
しかし二台を並べて解った事は、
「電子制御キャブ/エアコン有り」→「インジェクション/エアコン無し」
多難さを感じさせる違いだったのです。。。(笑)
(事前に3人の車屋さんには確認してたぶんいけるという予想もあったんですが。)
画像左から
エンジン不動の愛機「キャシー号」、部品をいただく「おじいちゃん号」
2
一日目
とにかくエンジンは同じF6A、すでに車輌を買ってしまった、早く直ってほしいあせり、そしてたぶんスズキだから(笑)ということでエンジン/ハーネスまで交換すれば何とかなるんじゃね?的に、エンジンを降ろします。
リフトなどもなく、安定性のある大きな油圧ジャッキも無いので、前輪の下にコンクリブロックを2段積み、あまり高さの上がらない油圧ジャッキ、パンタジャッキx2、コンクリブロックを駆使してエンジンを降ろします。
3
一日目は先輩を一人無理矢理手伝いに呼んだおかげで車輌下を横方向に二人で「押す/引く」する事で無事エンジンを摘出、660とはいえ相当重たいです。
同時にエンジンハーネスも外します。
4
二日目
この日、手伝いは無く一人での作業です。
エンジンを降ろした愛機「キャシー号」を移動し、部品をいただく「おじいちゃん号」を移動してきます。
一日目と同じようにエンジンを降ろしますが2回目となると意外と作業はスムーズ、こりゃ一人でも何とかなると思った矢先、エンジンが地面に着地した時点で「一人どうやって移動するんだ?」と言う事に気づきます(笑。
エンジンの下に転がる台や棒などを入れると高さが上がり、車体の腹に当たって出てきません。
5
とにかく押しても引いてもエンジンは動かず、前輪のブロック幅の車体移動ではエンジンを通過する事も出来ず、しばらく途方に暮れてうろうろしているとプリメーラのタイヤ付きホイールが目につきます。
これが偶然にもブロック二段とほぼ同じ高さ。
そう、ブロック→ホイール→ブロック→ホイール。。。をくりかえしギリギリエンジンを通過!!
おぉ、バカとハサミは使いようです(違。
6
エンジンハーネスも外し、メインとつながるカプラーの形をキャシー号と比較すると形は同じ。
ラッキー!と思いましたがよく見ると配線の数、、色、位置がやっぱ違う。
電制キャブ、インジェクションだから当然ですが。。。
というわけでダッシュパネルも剥ぐりメインハーネスも取り外します。
ハーネスがすべて取り終わった所で車体を入れ替え、ハーネスを比較、確認してインジェクション用エンジンハーネスをキャシー号に引き直します。
さらに降ろした手順と逆にエンジンを載せるわけですが、ブロック→ホイール→ブロック→ホイール。。。を神懸かり的な前後左右位置で合わせ、三つの頼りないジャッキを駆使してエンジン搭載!
スゲーよ俺様!
7
三日目
ハーネスはダッシュ下メンバーに着いていたのでメンバーごと外せば良いと思い、一時は丸ごと交換したのですが今度はメンバーとステアシャフトを繋ぐネジ位置が違います。
なんでこんな変更が。。。と思いつつハーネスを取り外しやっぱり交換。
面倒ではあるがこれが出来ればもう少しでエンジンがかかる!と思ってがんばります。
ちなみに不安要素だったエアコンは、エアコン無しのハーネスにも接続カプラーがあり、しかも電制キャブ車のエアコンハーネスと全く同じでした、さすがスズキ!
ハーネスを引き終わりメーターだけ取付けた所でついにエンジン始動。。。
キュキュキュブイイイイン〜!!!!
あっさりと始動!
まぁ、ハーネスごとの入れ替えなので当たり前といえばそれまでなのですが。
8
四日目
内装戻し、若干の変更箇所、燃料計が動かないトラブルなどを処理しキャシー号は復活しました。
まだまだこいつにはがんばってもらおうと思います。
結局、足りない設備、道具でも出来るのですがその分を手間と時間がかかります。
この間万歩計付けてたらこの狭い空間にも関わらず凄い数字が出てたと思います。
とにかく疲れました。。。
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