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故障前のTJは2週間しか乗らなかったのでオフロード走行なし。
修理をしているうちに保証の3ヶ月が切れそうになったので、
オフロード、４Lでの試走を兼ねて、秩父のブロンコを訪れました。

パークと一般道はブロンコ道という悪名高き酷路でつながれています。
が、幅は思ったより広く、行きは上りということもあり特に怖いこともなく。

ここで初めて４WDの４Lに入れましたが、いやトルクが桁違いです。
高速をのたのた走る姿からは想像できない馬力に驚きました。

まずは管理棟にて受付。ワンちゃんが熱烈歓迎してくれます。
無難に周回路から。初心者向けですがヘアピンカーブとか手強かったり。

少しずつ慣れてきて、ミニトライアルエリアやマッド、ロックエリアにもGO。
ステアヒルは最後の上りが大きな石に阻まれてクリアならず。
ヒルクライムは閉鎖中。しかし思わぬ難敵は最後に待ち構えていました。

外周路から左に降りず、管理棟を過ぎたあたりでヘアピン状に左折して降りる。
１回目で横転の怖さがあったのでコツを教えてもらい、最後に再トライしたところ
途中でラインを見失い、あわや横転か？というところで車輪が滑り、
ドリフトする形で救われました。しかしこの体験が横転恐怖症に。。

パークをあとにして、ブロンコ道を下るのですが、行きとは段違いの恐怖が。
なんでもない直線のキャンバーで、恐怖で意図せず山側にハンドルを切っていって
ついには２輪だけ接地したブランコ状態に。谷側に落ちたら横転です。

ギリギリのところでなんとかギアをリバースに入れて窮地を脱しましたが
いや、山道はなめたらいかんですね。ほんの数十センチの移動でこうなる。

まあ今回、結果的に何事もなかったのは運です。
まずはドライビングスキルを身に着けないと、
また同じことを繰り返してしまうでしょう。

2ヶ月と1週間ぶりにTJが戻ってきました。

エラーコードにはイグニッション故障と出たようですが、
イグニッション交換しても症状改善せず。

次に怪しかったのはコンピュータですが、すでに生産終了。
で、国内で修理してくれるところに送ったものの、やはりダメ。
修理と言ってもハンダの再施工くらいで回復率は高くはない。

ここでJeep甲府さんはギブアップ。販売店が名古屋まで引き取り。
ここからは早かったです。中古のコンピュータの移植で無事復活。

最後は東京まで搬送してくださり、販売店には感謝です。
TJはもう既にディーラーの手に負えない存在になってしまった模様。
ポルシェはかなり古いものでも部品調達できるのと対称的です。