2011年03月14日
世の中には需要と供給ってもんがある。
昨今のエコカー減税で低燃費車やハイブリッド車が注目される。
得てしてガソリンの需要は減って来る。
当然の事、油食わねえもん!
供給元の製油所は需要が無いから減産する。
燃料は生モンだから当然酸化、劣化する。
長期の保存には向かない。
必要のないモノは必要以上に作る必要は無い!
売れないモノは作る必要が無い。
ガソリンスタンドは閑古鳥が鳴く。
激戦区では価格競争が起こる為薄利多売で潰れる所は潰れる、組合で価格協定してる所は値段を悪戯に下げない。高くても生活上必ず需要があるからだ。
対外関係や需要を見込んでの投資家達の投機目的の吊り上げetc
ますます悪循環、これが現在の市場の図式。
千葉県Ⅰ市の製油所勤務の伯父様談
で、表題の燃料のお話。
特に震災の被災状況の酷い太平洋側の復興の為、一般人や物流業の陸走路は断絶され、支援物資の搬送路、緊急車両の通行路として高速道路は利用されるのは皆さん承知の通り。
日本海側は太平洋側の様な津波や原発の様な悲惨なまでの震災状況でない為、燃料の供給の見通しが止まった。
一人各油種10リッター若しくは千円まで販売となり大混乱。
聞くところによると東北、関東の東日本ではこの規制が主流のようだ。
被災者の方の為に少しでも多くの燃料が行き渡って1日でも早く復旧してくれればそんな些細な事(ガソリンが少量しか買えない事)はどうでもいいと思う。仕事や通勤で利用される方には痛いと思いますが。
仕事で利用するGS店員との昨日の会話
あ:『オメエ等、油がねえ油がねえって言って完売とか言ってるけどさあ?売るもんなけりゃあ明日からオメエ等何仕事すんの?』
店員達:『商売あがったりですよぉお!』
あ:『じゃあオメエ等明日から失業だべ?来なくていいぞ?売るもんねえんだからよ?』
店員達:『まさかあ?お客さん、仕事は油売る以外にもありますよおー!』
あ:『この不景気にオメエ等みたいに油売って仕事してねえ奴等扶養してる会社も会社だよなあ?俺さあ仕事中に仕事一生懸命やらない奴と口だけ動いて手動かない奴が大嫌いなんだわ?あ、お前等油売ってんのが仕事か?(笑)』
店員達:『冗談きついっすよぉお!』
あ:『ところでお前さあ通勤距離片道何キロ?』
店員①:『35キロ位っす!』
あ:『ふーん、往復70キロかあ?で、そのV6車でどうやって明日からガソリン手に入らないのにどうやって通うの?』
店員①:『・・・・』
あ:『明日から電車かバスで通え!震災復旧の為に被災地にガソリン回すって言うなら誠意と根性見せろやオメエ?』
店員①:『はい・・・・』
で翌、本日、スーパー株で通ってた。(爆)
あ:『意外と根性あるようでねえなあお前、ガソリン燃やしてよぉ?雪降ったら死ぬべ?』
店員①:『店長に言ったらウチ等の分は残量温存しておかないと失業するし仕事にも通えないって言ってましたから』(←正直に言うから馬鹿だと思った)
本音と建前は違う。
油はある所にはある!(笑)
お友達の話を聞くと関東の方も同じような大変な状況な様です。
燃料も無ければ無いで使わなければいいんです。ただそれだけです。
その節制が被災した誰かの役に立てばそれはそれでいいじゃないですか?
仕事で燃料が使われないのは困った話だけれど・・・・。
ちなみに状況が落ち着くまで通勤では車を使わない事にしました。(意外と近いし)
些細ですが募金もしました。
節電と光熱費に掛かる電気と灯油等の節約も行う事にしました。
帰る家がある、一緒に暮らす家族がいる、食料がある、電気・ガス・水道がある生活をしていて燃料・食料が買えないからなんて言ってたら被災者の方に対して非常に失礼ですよ。
震災の被災者の方々に比べたら、自分等はまだいい方です。耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ ですね。
今回の震災でパニック状態(物が買えない、水道出ない、電気来ない、油買えない等で)になっている方々を見て『自分が良ければあとはどうでもいい』と言うのを目の当たりにするかの事情を見て狂った世の中だなあと違う意味で感心しました。
『無神経が正義』(?)なのも。
冷静に考えると俺が車に乗らないと相当燃料が無駄に使われないと思うのは気のせいかもしれない、いや、気のせいじゃない(ぇ
今日の一曲
THE BLUE HEARTS 人にやさしく
私も希望は捨てていません。被災した方々、希望を忘れないで下さい。
生きていればきっと希望ある明日は来ますよ、必ず。
Posted at 2011/03/14 23:39:14 | |
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