Lip's製 アルミシリンダーピストンキット取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
Lip’sさんに問い合わせ、一番早く配送準備が整いそうなシリンダーピストンキットありませんか?と問い合わせたところ、因縁の70CCスーパーなアレしかないと言われ、諦めようとしたところ、コレもスグ配送出来ますと言われ、うーん(´ε`;)ってなりました。
2
ポートは割とハイポート仕様ですとのこと。他のステージ1などと比べるとどうなんでしょう?と問い合わせたら、簡単なポート加工なら1日でやって、スグ配送できるとのことで、勢いでお願いしてました。
気になるお値段は
シリンダーピストンキットが20000円
ポート加工が5000円でした。
3
何故急いで必要かというと、ご覧の通りデトネーションからのピストンリング固着、縦傷焼き付き、アイドリング時エンジン停止。ぶっちゃけ壊れました。バカみたいに回し過ぎた…わけではなく、むしろ大人しく走っていてこうなりました。
4
シリンダーも縦傷がヒドイです。
原因は、おそらくですがレギュレータのバッテリー充電用の配線が、やっつけ気味の仕事により、抜けかけていた事に始まります。
症状
①何故かバッテリー上がり気味
②2~3日後に走行中の電圧が不安定に
6v~9v辺りを行ったり来たり
③走行中に8000回転以上回らなくなる
④走行中にエンストし、後輪がロック
⑤再起動出来るもののアイドリングが不安定になる。
⑥その後も焼き付いたかのようにエンストする。
⑦完全に沈黙
5
ピストンを見て頂くと、右下の辺りが凹んで見えます。ピストンが欠けています。デトネーションを起こしたと思われます。プラグも少し溶けてスパークしなくなっていました。
6
恐らく、レギュレータのバッテリーに繋がる充電用の配線が、接触不良を繰り返したことで、パンクしたか、正常に動かなくなったのかと思われます。
そして、電圧が不安定になり、CDIが故障、もしくは異常点火により点火タイミングが早まり過ぎて、デトネーションを起こしたかと。
さらに、プラグを交換して、CDIを交換しても、プラグスパークが弱かったり、スパークしなかったりで、イグニッションコイル、プラグコード、キャップのどれかも逝ってしまわれたと思います。
考えられる電装を全て交換してもアイドリングが不安定だったり、10000回転まで回すとエンストすることから、完全に焼き付いているだろうなと推測。
アルミピストンシリンダーが届いた日に、そのままシリンダーを開けたら、こんな感じに仕上がってました。
クランクシャフトを手で回すと、なんだかジャリジャリと嫌な音が…
クランクの中を清掃し、2サイクルオイルを適当にまぶして、クランクシャフトの動作を確認。清掃したことで、ジャリジャリ音はしなくなりましたのでホッとしました。コンロッドの左右の振り幅が少し多いような気がしましたが、まぁ左右ならいいんじゃないかなと…ホントにいいのか不安ですが…
7
アルミシリンダーはとっても軽いです。
注意事項として、スタッドボルトを取り付ける際に、柔らかい材質な為、なめったり、こじったりする可能性が高いらしいです。怖いですね。
ただ焼き付きには、普通のシリンダーより耐性が高いとか。
なんにせよ、またコレから慣らし地獄が始まる!俺たちの闘いはコレからだ!
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( アルミシリンダー の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク