紫式部の墓

紫式部の墓所と言われる場所は、京都市北区、堀川北大路の交差点の近くにあり、平安時代に活躍した官僚であり歌人の小野篁（おののたかむら）の墓と隣り合って建てられている。
この辺りはかつて、紫式部が生まれ、そして晩年を過ごしたとされる雲林院の境内であったと伝えられている。『源氏物語』について書かれた『河海抄（かかいしょう）』などの書物に、「紫式部の墓は雲林院の小野篁の墓の西にあった」と記されていることから、この場所が墓所として長年守られてきたらしい。
住所: 京都府京都市北区紫野西御所田町