
東京オリンピックの馬術競技は、グリーンチャンネルと言うTV局でやっていたので、録画もして取って有るのですが、近代五種でも馬術が有ったのですね。うっかりしていました。
僕もそれなりに乗馬してきた人間ですが、前の騎乗者(ロシアの方)がダメにして(壊された)しまった馬は、彼女の力量だともう制御出来ないと思いますので、違う馬を選ぶべきだったと思います。
違う馬を選ばなかった時点で結果は見えていたと思います。
動画を見ましたが、とにかく手綱を引っ張り過ぎです。
https://www.youtube.com/watch?v=2NV9NWYmnEw
左手綱をずっと引っ張っていますよね。
引っ張るのを止めたらすぐに駆け足していますでしょ。
51秒位のところで左手を一度離したからです。
すごくラフに言うと後退の合図は、手綱を引いて(と言うか張った状態で)脚で推進すると後退するんです。推進して前に行けないから後退するのです。
手綱を引いたまま、ケツ鞭をすると言うことは、この手綱では(強い)後退、ケツ鞭では(強い)前進と言う指令を出していることになるので、馬はどうすれば良いのよ?と思っている訳ですが、手綱の引きの方が強いので後退する訳です。
引きがあまりに強いので、頭をあげてしまっています。
そもそも(どうせ)鞭打つんならもっとしっかり打たないとダメです。
中途半端にペシペシやっていたんでは、余計馬が混乱しますし、可哀そうです。
27秒位のところ
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1423595742120218628/pu/vid/1280x720/P6ecTta-DrM1MBlm.mp4
これも左に逃げるので、右に修正したい気持ちは分かりますが、右手綱をガンっと手前に引っ張ってどうするの?と言う感じです。ブレーキをかけて跳ぶわけないです。
このツイートに書かれていることほぼ同意です。
https://twitter.com/DKFzPtO69cF58AY
https://twitter.com/ark_mai0405/status/1424453709090541575
★ハミ(口の中に入れる器具)が舌の下に装着されていたという噂も有るのですが、真偽のほどは分かりません。
オリンピックに出すぐらいの馬ですから、前の騎乗者(ロシアの方)に壊されていなければ、彼女でも跳べた可能性は高いと思いますよ。
乗用の馬(競馬だろうと馬術だろうと)と言うのは、所詮経済動物(ペットでは有りませんと言う意味です。)なので、例えば走らない馬・跳べない馬はお肉になる運命です。
競馬馬だとほんの一握りの運が良かった子だけが、乗用馬に転向出来ると言う狭き門です。調教しても暴走が無くならないならお肉行きです。
なので、鞭打ちは本来は本当に愛のムチなんですよ。
昔よく言っていたのですが、一発強い鞭で治すことが出来れば、馬も一回痛かっただけで良いのに、中途半端にペシペシやっていたんでは何回も痛い目に遭ってかわいそうだよと。騎乗者がうまく行かないと思っている間中、ペシペシ叩かれます。
そういう方は途中で大体諦めてしまいます。で、馬は壊されてしまうので、上手い人に再調教されます。叩かれ損ですわ!
この馬は、上手い人だったら直ぐに(数日内の調教で)壊れたのを治せると思います。
「米人気女優ケイリー・クオコ 東京五輪「近代五種」で “虐待” された馬の買い取りに名乗り 。」なんて馬鹿な事言っている人がいる様ですが。
お肉にされるのとどっちが良いのかしら?
あなたは、乗りもしないで餌あげるだけにするのかも知れませんが・・・
ついでに、引退競走馬を全部買い取ってあげて下さいな。
もう一度・・・鞭打ちは本来は本当に愛のムチなんですよ。
ドイツ人の彼女の力量では、壊されたこの子の制御は無理だっただけです。
そして、ペシペシはダメです(笑
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Posted at
2021/08/15 19:52:30