私は今会社にいますが、花火大会を観覧中です。私の会社は神宮球場のすぐ近くにあり間近で見ることができますが、同じ目線で花火を見るのは初めてです。
私にとってゆっくり花火を見るのは久しぶりです。花火を見ていると昔のことを思い出しました。
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教壇に立って1年目の夏。学生時代からの是非行きたいと思っていた筑後川花火大会に、当時つきあっていた彼女と一緒に行きました。この花火大会は西日本一といわれるとてもスケールの大きな花火大会で、夜なのに花火の明かりで昼間のように明るくなると噂されるほどでした。確かその日は登校日(つまり出勤日)だったにもかかわらず、学校が終わると速攻で彼女を乗せて、出かけていきました。
私が最も楽しみにしていたのは、花火をオープンカーから眺めることでした。ですから、早めに場所取りする必要があります。できる限りのスピードで向かったのですが、やっぱり皆考えること同じ。もうすでに何処も埋まっていました。さらに地元住民も心得ていて、路地という路地を封鎖していました。そんなこんなで私たちはもうなすがままの巡回路を走るしかありませんでした。
それでもオープンカーから見る花火は最高でした。クーラーが使える上、好きな音楽を聞きながら見ることができます。運転しながらになってしまいましたが、ものすごい渋滞だったので、ほとんどアクセルを踏むことはありません。そのおかげで私も花火を堪能することができました。結局花火大会の会場を車でぐるっと回るだけで精一杯でしたが、とても楽しかったです。
しかしこれからが大変でした。帰宅です。車はさらにまして大渋滞。なんと30分、30cmしか動きませんでした。とうとう二人ともしびれをきらし、たんぼのあぜ道を使ってショートカットすることにしました。入り組んだあぜ道を方向感覚を失わずに突破するのはまさに3D迷路のよう。さらに道幅が狭く、所々で脱輪を起こしている様は地獄のよう。私と彼女は感覚をとぎすまし、見事にその迷路を突破したのでした。
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その彼女は今では結婚して子供もいます。
「彼女はあの日の花火を覚えているのかなぁ」
そんなことを考えながら、花火を眺めていました。
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2002/08/13 20:30:58