2009年05月23日
カスタム?
師匠が日本に来てから一年半がたちました。
その間に米国に帰ったのはNASCARの開幕と最終戦の2回だけです。
米国の会社からお迎えが来ても、その度に行方不明でした。
ここ数日間、居ないな~と思っていたら入院してました。
病気かと思って主治医に聞いたら違うと言われ、師匠に聞いたら「カスタムしてもらった」と言うのです。
カスタム???と自分が考えて居ると、師匠が「日本に来てから14回入院したのに気が付かなかっただろう」と自慢げに言われました。
師匠に「14回も何で入院したの?」と聞いたら「60にもなるとガタがきてカスタムしてもらわんと車が乗れなくなる、これで後20年は安泰だ」
カスタムの意味が全然理解できないので主治医に師匠に何したの?と聞いたら「まず、昔のレース中の事故の後遺症を治す為に膝を人口骨に変えて肘の再手術をして手の平の筋に癒着があったので剥がして、後は奥歯が4本ほど無かったのでインプラントを入れると話したら全部変えてくれと言うので総インプラントにして目の視力回復手術をしてブルーアイをレンズでブラウンアイに変えてその位かな~」と説明してもらいました。
師匠に「米国でやれば保険も使えて仕事も皆に迷惑をかけなくても済んだのに、それに何でそんなに治療したの」と質問したら「米国でも俺は保険は使えんぞ元レーサーは保険適用外になるんだ、米国でも何回か入院したけどその度に重病だとか噂されて落ち着いてカスタムが出来ない、こんなにカスタムしたのは最後のチャンスだったからだ、俺は死ぬまで車に乗りたいから最初に日本に来た時に診察を受けて膝が相当悪いと言われ今やら無ければ歳だからこの先は体に負担がかかり過ぎて出来なくなると言われてついでだから20年は車に乗り続けれる様にカスタムしてくれと頼んだんだよ。お前らに内緒でな」と笑ってました。
自分達に内緒でって如何して?て聞いたら「俺が入院してる事が漏れたら米国と一緒で安気に治せなくなる、お前はたぶん知らんだろうけど俺は米国のレース業界では有名人だぞ一様」と自慢されました。
その後、一人で頭の中で色々な事を考えてて、師匠と自分は30歳以上歳の差があるのに今の自分は何してるんだろうとなんか敗北感で一杯になりました。
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Posted at
2009/05/23 09:00:00
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