
交通資料館の後編。屋内展示場の南にある野外展示場。地下鉄地上部の高架が屋根の代わり。

一番手前はTc1号。これはM101号と共にラッシュ時2両運転する「親子電車」として作られた、子の方。

制御車ですが、実はモーターを1個積んでいる。最近M101号に合わせるためか白帯塗装にされましたが、

本来は白帯入っていません。連結面、ジャンパ線がちょっとごちゃごちゃ。

室内は非公開。

その南側に、親、M101号。これは近年まで走っていました。私も数回乗ったことがあります。

親子電車として使われたのは数年。その頃はごちゃごちゃジャンパ線が付いていました。その後は長らくワンマンカーとして運用、最近引退してTc1号と親子対面。

Tc1号の隣には、初代連接車のA800型。お、これは室内公開。

では当時の乗り方を再現。後ろ車両が乗車専用。

走行中に扉前方にある車掌台で料金を払って前の車両へ。札幌市電、当時も今も全線均一料金。

後ろの車両の、車掌台より後ろのスペースは、まだ料金払っていない人のスペース。多分空いていたと思います。終点まで行くのならここにいて、最後に料金はらって前の車両でもいいですね。

前の車両に来たら、目的地ですぐ前車の扉から、

降りられます。走行中に料金収受できる「パッセンジャーフロア方式」。これで乗降時間大幅短縮。当時ラッシュ時、電停は長蛇の列。北24条からすすきのまでは地下鉄開通前日まで市電運行。
市電の廃止というと赤字とか自動車の邪魔等ですが、札幌の場合は膨大なお客さんを運びきれなくなって地下鉄にバトンタッチ。市電、地下鉄前日まで頑張った!

車体長いからか運転席は幅が狭い。ちなみに親子電車はこの「パッセンジャーフロア」が出来ないので数年で終了。
さて、昔の札幌、北24条から北側、電化工事せずに早く路線延長したい、ということで

なんと路面ディーゼルカー登場! 都市部の路面軌道としては日本で唯一。これは5代目、気動車最終形式のD1040型。スタイリッシュ!

台車は空気バネでで2軸駆動、当時の国鉄気動車よりハイテク! やはりこの頃の交通局はすごかった。
札幌市電一番のデザイン、後年、同じデザインの連接電車A820型、A830型も登場。

で、非電化区間はその後電化され、D1000型~D1030型までは電車に改造。D1040型のみ電車に改造されず廃車。これ、レストアして走らせられないかなぁ。観光資源になりそう。

室内。デザインはいいですがそのため背もたれがとても低い。乗り心地はちょっと難があったか?(笑)

で、非電化区間も除雪が必要。路面電車の除雪は、車や人が線路上の雪を踏み固めてしまうので普通の方法ではだめ。ササラという竹製ブラシで固まった雪を掻き出す「ササラ電車」ではなく、非電化なのでディーゼルの「ササラ気動車」。

この除雪システム、大正時代に考案されたそうですが、今でも新型ササラ電車が大活躍。当時の札幌市電の技師さんの発明。

そのササラ電車の初代車両も保存。

次は320型。今も走っている正面1枚窓+丸っこい「札幌スタイル」の車両の、一世代前の車両。

この車両を手本に北海道の工場で作られたのが、前編で模型があった初代道産子電車200型です。

やはり模型にあった600型。これは札幌スタイルのように正面1枚窓に改造されましたが、デザイン的にはちょっと?(笑)。

これは通常の「スノープラウ」で除雪するプラウ式除雪車。でも踏み固めた雪に対応出来ず使われなくなりました。

続いて地下鉄車両。2000型の元形式、1000型。懐かしい。

地下鉄なのに窓が大きいですが、地上区間があるためこのデザイン。地上区間、シェルターがありますが、シェルターの窓越しに景色見えます。

最後は地下鉄第3次試作車、はるにれ号。

これはちゃんと車体あります。乗り心地はこの車両で検討したのかな。

久々の交通資料館、とても楽しめました。では駐輪場から、

もう一度XSRと車両のツーショット撮れる場所へ。バス展示場が完成したらまた来たいですね。
それでは昨日、月曜日のレミサト。

レミ、朝のあいさつ。

サト、朝のニャー。

レミ、座布団カバーを新品に交換。では行って来ます。

サトは頭すりすり、行って来ます。

ただいま、レミがお出迎え。

サトはお帰りのあいさつ。

昨日はネズミおもちゃ。レミは飛んだ!

サトはケージ屋上で遊びます。
さて、明日は隔週のNゲージの日なのですが、諸事情でNゲージは1回お休み、別内容のブログの予定。明日もよろしくお願いします。
それでは最後のごあいさつ。

レミ「今回も最後までご覧くださり、」
サト「ありがとうございました。」【1708】
Posted at 2024/07/23 07:00:05 | |
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