FIAT DOBLO試乗記
10時過ぎにDラーへ、カングー2にて向かう。
免許証の提示と誓約書に署名、車両周囲の損傷確認の末、いざ出発。
4車線の国道39号、中央分離帯で中央線が塞がれているため、必然的に左折。
テストコースとしては、鷹栖峠回りの道道和寒幌加内からの国道275号~幌加内~朱鞠内へ北上。
朱鞠内からは風連方面に東進し、士別~名寄間の裏道を南下、鷹栖峠に戻って床屋に行き(丁度、床屋の日程と重なっていたので)、燃料補給後、Dラーに戻る。距離にして200km程度になった模様。
件のルートは交通量が少なく、信号もほとんどなく、テスト走行にはうってつけ。
ただし、シカの突然の横断が怖い(熊に出くわすことはめったにない)。
また、士別~鷹栖峠の裏道はパンダがうろついているので要注意。
実際に乗ってみると、カングー2より着座位置が高い(最低地上高も高そう?)感じ。
ブレーキの効きはカングー2より良い。
カングーはブレーキパッド等を交換後、汚れが少なくなった代わりに効きが弱くなったような。
ボンネットの突端は見えないのだが、Newビートルに慣れたので気にならなくなった。
途中、コンビニに寄りつつ、鷹栖峠を越え、一旦駐車場にてトイレ休憩とパドルシフト操作を確認。
(初見では操作部材がよく分からなかった)
峠の下り走行時にパドルシフトを使ってみたが、8速もあることから、なかなかシフトダウンせず・・・
ブレーキを踏んで自動で変速させたほうが早いような気も。
北海道の道路は長大なのと維持補修の予算がないのか、わだち掘れ、舗装ひび割れ(主に道路横断方向の温度応力ひび割れ)、凍結融解等によるポットホール、軟弱地盤による橋梁、ボックスカルバートでの沈下による凹凸が顕著で、乗り心地のテストには持ってこい?
実際、カングー2より良さげな気もするが…ベルランゴやリフターのほうが凹凸の対応が良かった気も。
その後、新しい社有車である新型ノアを乗ったが、案外変わらないような・・・
速度は他人のクルマと言うこともあり、90程度に抑えたが(餌が少ないためか、40年走ってパンダは見かけたことがない・・・ただし、多度志周辺には出没する)、さすが8段変速?エンジン音は静かなままだった。
カングー2だと、エコな回転数より上がるので「速度出してます」感が漂うのだが。
割ときつめなカーブもカングー2同様に走れて心地よい。
ただ、カングー2よりサスペンションが固めなのか、路面の凹凸に対応せず、「浮いてるんじゃないの?」と思われる場面が若干あった(空荷だからか?)。
安全装置としては、白線逸脱時に自動で修正してくる機能がまぁまぁ良かったが、あんまり歯向かうと、「ハンドルを握ってください」と警告してくるのが面白いところ? カングーでは外側線にぴったり合わせて走ったりしているが、このクルマでそんなことをやると、修正修正で機械が壊れたりして?
途中、幌加内道の駅(ルオント)に寄り、レストランでかつ丼を注文。
GWの時はものすごく混んでいたが(このときは入浴目的で立ち寄った)、この日は割と普通に空いていた。
かつ丼なら、幌加内町の食堂でも良かったのだが。
正直、30分も走れば出来の良いクルマなのは分かったので、朱鞠内付近で折り返すことに。
あまり長く乗ると本当に欲しくなりそう・・・
本来は床屋に行く日だったため、予約したうえで床屋に。
床屋では自分のクルマじゃないのに、自分のクルマのように説明してみたり・・・
返却は軽油を満タンにして17時前に到着だったか。
セルフにて、自動ストップが結構かかったので、正確に満タンなのか分からないが10Lほど。
走行距離が200kmだったようなので、20km/L?欲しくなりそう・・・・
Dラーからオーバーランしてのスタンドだったが、国道4車線(片側2車線)なうえ、中央分離帯で遮断されていることもあり、Uターンせず大きく迂回して左折にてDラーへ(出るときも同じく左折になる)。
Dラーとしては、(当然?)注文してもらいたそうだったが、新型カングー、ベルランゴ、ドブロの中では第1候補であるものの、「そうそう買えませんわ」と言うことでお開きに(ここで注文すれば納車第1号・・・フィアットとしては知名度が低いのか?売れていない模様)。ついでに後席のないマキシも見せられたが・・・確かに不足ない荷室(理想的ではある)。
カングー2での帰り、若干着座位置の低いシート、(Newビートルに乗って実感する)柔らかい足回り(凹凸の反応などプロボックスとあまり変わらないのだが)、発進がやや面倒ながらエンジンブレーキその他、想いのままに操作できるマニュアルミッション・・・やっぱり捨てられないなと感ずる。
Posted at 2024/05/17 22:24:18 | |
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