2025年07月13日
e-Power車は、フロントブレーキパッドの厚さが新品で7ミリだった
今回、7年目の車検を終えたが、記録を見るとフロントディスクブレーキパッドの残圧が6.5ミリになっていた。2年前の車検から約2万キロ走ってほとんど減っていない。というか、4年前に中古・走行距離11千キロで購入した時点でフロントブレーキパッドの厚さはやはり6.5ミリだったから、この4年間で約4万キロ走ってほとんど減っていないことになる。自分はワンペダル派なので納得はしていたが、逆に前のオーナーはどの様な走り方をしたら1万キロで新品時10ミリのパッドを6.5ミリまで減らしたのだろうか?と疑問に思っていた。
色々調べてみると、ノートe-Powerはパワーモードとエコモードではアクセルペダルの戻しで回生ブレーキが強く働くが、フットブレーキを使う際はブレーキパッドが制動で使われるメカニズムらしい。ということは、前のオーナーは主にノーマルモードでフットブレーキを使っていたのだろうと思っていた。
ところが最近、ある記事で「ノートのe-power車のブレーキパッドの新品厚みはなんと7㎜。」という記述を見つけた。過去の整備記録を改めて調べてみると、確かに前のオーナーの整備記録でも6ミリ台後半だ。フットブレーキが多用されないメカニズムを見越して最初からパッドを薄くしてコストダウンしているらしい。
一方、プリウスのフロントパッドは新品10ミリで、約5万キロ走破して残厚は9.3ミリ。自分は結構飛ばす方でこの程度だから、余程のことがない限りブレーキパッドを交換するには至らない、逆に言えば無駄にブレーキパッドが厚いと言えるのかもしれない。プリウスの回生ブレーキはフットブレーキで主に働く。回生ブレーキで自然なブレーキフィーリングを得ているトヨタの制御技術はすごいと思うが、その辺、日産はフットブレーキで回生をしていないからそうした制御はしていないわけで、その辺の逃げ方はうまいなと思うし、むしろペダルオフ時の回生制御に力を注いだと言うことなのだろう。
両方所有している自分としては、断然ノートのパワートレーンの方が好きで、全くショック無くスッと停止まで持っていけることに乗るたびに感心している。渋滞時は超楽ちんだ。いちいちブレーキペダルを踏まなくてはならず、ストップアンドゴーの度にカックンブレーキで不快な思いをするプリウスはかったるくて仕方がないのだが、新型のe-Powerはワンペダルでは停止できなくなったのは残念な限りだ。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2025/07/13 17:17:20
今、あなたにおすすめ