2022年02月06日
たまたま新型ノートにじっくりと乗る機会があったので、
E12型e-POWER車との比較でレポートしたい。
一言で言って、新型は内装・走りとも旧型と比較して遥かに洗練されている。
絶対的な加速もモーターパワーが高い新型の方がもちろん速いのだが、
新型の方がよりアクセルにリニアに反応する。旧型はECOモードだとやや
かったるいが新型はECOでも十分と思わせる加速で、POWERモードで
アクセル全開だともう怖いくらいの加速感だ。
乗り心地はボデー剛性の差がもろに出て、どうしようもない位新型の方が良い。
E12は荒れた路面だとボデー全体がドタバタするが新型はサスペンションで
しっかりと受け止めてボデーはミシリとも言わない。
これはもう高級車の乗り心地と言って良いが、ホイールベースが短いので
ピッチングはそれなりに出る。
では新型が全てに上回っているかというと気になる部分もあった。
:ナビは9インチと大きいが、画質が悪い。色滲みがひどい。
(TV、リアモニタ、アラウンドビュー)
:インテリジェントルームミラーは映り込みが少なくなったのは良い。
解像度は明らかに上がって、120万画素位?たがHDRが効きすぎて
不自然な部分もある。
:センターアームレストを兼ねた斬新なコンソールだが、自分がデブだ
からか左肘がとにかくよくぶつかる。
:オートライトはおせっかいでやや使いにくい。
:ハンドリングはもう少しキビキビ感が欲しい。
Posted at 2022/02/06 20:14:48 | |
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2021年12月19日
ノートが納車されて3ヶ月が経過したが、とても気に入っている。
特にスタッドレスタイヤに交換してからは、DUNLOP WINTER MAXX 02の乗り味がビシッとしていてとても良く、インチダウンした為に乗り心地も大幅に改善されたので、ファーストカーのプリウスより専らノートに乗っている。
暖房が必須な冬場はプリウスの燃費は短距離中心だとリッター20を切るが、ノートはリッター22前後とプリウスよりも優れている。暖房は開始まで7分前後掛かるのがネックだが、開始すればプリウスよりも暖かい。
プリウスと比較して最も優れていると思うのは停止する時だ。
プリウスの回生ブレーキの完成度はもう一つでスムースにスッと停止することは余程気を使っても殆ど不可能。多かれ少なかれ所謂カックンブレーキになる。
ノートのワンペダルドライブでの停止は、どんなド素人が操っても絶妙な具合でスッと停止することができる。これはもう停止することが快感に感じる程だ。ノートでもノーマルモード、あるいはBモードでブレーキを使ってスッと停止するのは難しいので、やはりモータ駆動のなせる技なのだろう。これだけでも運転時の疲れが大幅に低減されると言って良い。
この機能をカットした新型ノートではどの位うまく停止出来るのかわからないが、惜しい機能をカットしたものだと思う。
Posted at 2021/12/19 19:08:48 | |
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2021年11月28日
ノートe-POWERが納車されて約2ヶ月半が経過し、3千キロ強を走破した。
遠出もしたし山道も駆け巡った。期待通りだった部分もあるし、期待外れだった部分も有る。
この車は4年前の春にレンタカーで4日間乗っており、当時はその走りと画期的なワンペダル走行、その割りにリッター20を軽々と越える燃費の良さに驚いたものだ。その年の夏に車を買い替える際に当然この車も候補に上がったが、オデッセイから買い替えるにはかなりの車格ダウンになる為、結局プリウスにした経緯がある。
そのプリウスも3年で4万キロ近くを走破し、その素晴らしくスムースなパワートレーンとトヨタとしてはスポーティなハンドリングは気に入っていたものの、どうにも加速がかったるいし乗り心地もややシャキッとしないフワフワした部分がある。
通勤用に買い足す際に百万円台前半でそれなりに走りも楽しめて燃費も良い中古車となるとノートe-POWERしか考えられなかった。
このクラスはやはりレンタカーでデミオやフィットにも乗っているが、ハンドリングについては、ノートはこの2車に負けていると思う。ハンドリングはダルだしロールも大きい。ただ低速からのシームレスな加速とワンペダルドライブの感覚は他に得難い。
低速での乗り心地の悪さはちょっと辟易している。昔乗っていたP10プリメーラをを彷彿とさせる。3年前に借りた際こんなに酷かったかなと考えたが、当時は7014インチだったし、ブリジストンB250というプアなタイヤのせいもあるかも知れない。この冬スタッドレスに履き替える際は14インチ70にインチダウンしてみようかと考えている。来週いよいよ履き替えだが、またレポートしたい。
また、この車はとにかく色んな音がする。
まずは車格のせいもあるが、大きな段差を乗り越えた際のドタバタ音とボデーのキシミ音、突然発生するダッシュボードからのビビリ音、天井の雨音の大きさ、安っぽいドアの開閉音、と車体全体の造りは最近随分と良くなった軽自動車よりも劣っている部分は確かにある。
ハイブリッド車としてのエンジン音は思ったより気にならない。むしろプリウスの方が大きい。音自体もトヨタのエンジン音はボーボーと安っぽくとても1.8Lとは思えない。発電時のエンジン音自体も悪くない。ただエアコンを入れた際のエンジンが結構大きめで、比較的高回転のアイドリング音が走りとは関係なく発生するのででこちらの方が気になる。
モーター駆動での発進音もプリウスより小さい。プリウスは発進時に「ウィーン」というモーター音が結構盛大に車内で聞こえる。ノートはほとんど聞こえないが、時々「キーン」という近接警報音とは別の高周波音が不規則に聞こえてきてちょっと何の音かわからず気になっている。
最も気になっているのはその近接警報音だ。停車中にもドアを開けると鳴り出してしまうのは仕様として問題だと思う。E12だけではなく、新型ノートでも同じなのだ。電源をオフにしない限り、ドアを閉めても近接警報スイッチをオフにしても鳴り止まない。シートベルトを締めてようやく鳴り止む。日産は電源オフ忘れを防ぐ為と言っているが、別途警報音も鳴るのだしロックする際に気づくだろう。駐車場でエアコンを掛けたままドアを開け閉めすることはやはりある訳で、その間警告音が鳴りっぱなしというのは如何なものかと思う。
Posted at 2021/11/28 22:47:15 | |
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2021年10月24日
今日は9月5日に納車された中古ノートe-POWERのやや遅れた1ヶ月点検。
この約1ヶ月半で2,300キロ走った。
特段不具合は無かったが、
1)前オーナーが一度もナビを更新していなかったこと
2)車両接近通報音が停車していてもドアを開けると鳴ってしまうこと
が気になっていた。
2)については日産に問い合わせして仕様だという回答をもらっていたので、
新型ノートでも確認してみたかった。
果たして新型ノートでもやはり停車中にドアを開けると警報音が鳴った。
ディーラーのセールスマンも知らなかった様で驚いていた。
加えて、新型だと近接警報音停止ボタンさえ無くなっていた。
とはいえ、新型ノートの警報音の方が穏やかで気にならない音だった。
1)は結構気になっていたが、前オーナーが年配なのかナビに興味がなかったのか。
ダメ元で営業さんに言ってみたら一応調べてくれて、何と利用開始登録さえされておらず、今回はサービスで最新版に更新していただけることになった。
この営業さんは走行中にTVを見ることが出来る様に手配してくれたし、結構無理を聞いてもらっており、良い営業さんに出会えたと思っている。
Posted at 2021/10/24 21:52:59 | |
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2021年09月21日
先日中古で購入したノート e-POWERについて、マガジンX「ザ・総括」の過去記事を入手した。最後のまとめからの記事抜粋。
「速度の管理がしやすい。特に普通のドライバーには難しい減速側の管理がし易い。これだけでも運転の疲労が減る。この加減速のリズム感は貴重だ。
乗り心地はめくじらを立てるほど悪くはない。フットワークはまあまあでシートやユーティリティーもまあまあというレベルだが、速度管理がやり易いだけでクルマの印象がこんなに変わるのかという点では驚き。
プリウスとは対照的だ。プリウスはドライバーの言うことを全く聞かない。ノートe-POWERは車速管理を、演出込みではあるけれどドライバーが主導できる。この差は大きい。プリウスはお金を払ったはずの人間が自由を奪われ、その見返りとして燃費の良さがあるけれど、ノートe-POWERは自動車を運転している実感がある。
プリウスのユーザーにぜひ試乗して欲しい。車速管理を自分の自由にできることが、果たして自分にとって重要なのかあるいは燃料代をセーブするできる方が重要なのか。そこを判断する材料になる。」
とても興味深い記事だった。
両方を所有することになった自分の現時点の感想としては、
:プリウスのタイヤをレグノに変えたこともあり、乗り心地は相当の差。
ただし、60キロを超えると思いの外真っ直ぐ走るノートが上回るかも。
:アクセル操作で水スマシの様に自在に走れることを「速度管理のしやすさ」と
言う表現を使っているのは目から鱗。いずれにしろ感動的に面白い運転感覚。
:街乗りに限れば燃費はプリウスと変わらない、というか短距離をゲタ代わりに
使えばプリウスよりむしろ良いのではないか。
この3年をプリウスで4万キロと十分楽しんだ。ほぼ半値で同年式を中古で入手したノートはまだ1万キロあまり。しばらく休日はノート中心に楽しもうかと思う。
Posted at 2021/09/21 21:54:44 | |
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