
今週も懲りずに釣行を計画。
直前まで「かみや」のタチウオ船に乗るか悩んでいたのだが、直前になって「ミナミ釣船」のアマダイ・タチウオリレー船にキャンセル枠が発生。急遽こちらにお世話になることに決めた。
久々となるアマダイ、そしてシーズン終盤でいよいよ厳しさが増してきたタチウオ。二段構えのリレーでどこまで攻略できるか、期待と不安が入り交じる中で出撃した。
釣行データ
釣り場: 東京湾 走水、保田沖
釣宿: ミナミ釣船(第7ミナミ丸)
釣行日時: 2026年10月19日 9:15–14:30
潮汐: 小潮
タックル: DAIWA TACHIUO-X 180 / DAIWA LEOBRITZ 200J / PE1.5号
仕掛け: DAIWA 快適天秤マルチ 250mm + オモリ60号 + ミナミオリジナルハリス / アマダイ仕掛け各種
エサ: コノシロ、オキアミ、ハイブリッドクロス 2L
5時半過ぎに現場へ到着。
船着き場前の駐車スペースを無事に確保し、すき家で腹ごしらえを済ませる。
釣座は幸運にも右舷トモ(船尾)という絶好のポジションを獲得できた。
左舷トモは小便器のすぐ隣になるため、右舷側の方がはるかに快適だ。
受付を済ませて船に乗り込み、8時前に出船した。
素晴らしい秋晴れの下、缶ビールを傾けながらポイントへ向かう。
今回の目標は、厳しい状況を考慮してタチウオ5本、久々のアマダイは3匹と控えめに設定した。
前半戦:走水沖の渋タチ戦!秘密兵器フラッシャーと痛恨のドラゴンバラシ
9時過ぎ、最初のポイントである走水沖へ到着。
海上には小規模ながらタチウオ狙いの船団が形成されていた。
早速仕掛けを投入して開始するが、事前情報通りアタリは極めて遠くシビアな展開。
早いピッチのシャクリには一切反応しないと割り切り、最初からノーテンションフォール気味に静かに誘い下げていく。
粘ること15分、ようやく竿先を叩く重み。慎重に手繰り寄せて本命の1本目をキャッチし、まずはボウズを回避して胸をなでおろす。
続く流しで、突如として猛烈な引き込みが襲った。
ドラグを引き出す強烈な手応えに「ドラゴン確定!」とテンションは最高潮。
じっくりと間合いを詰めて水面まで引き揚げたが、取り込みの直前でフッとテンションが抜けた。
まさかのハリス切れ。
1匹目を掛けた際にハリスが傷ついていたのだろう。
飲まれて歯に当たっていたとはいえ、千載一遇の大物を逃した悔しさは筆舌に尽くしがたい。
気を取り直すが、その後も喰いは極めて渋い。
そこで仕掛けに秘密兵器のフラッシャーを装着する勝負に出た。
これが奏功し、装着直後に速攻でアタリが出て2本目をキャッチ。
さらに間を置かず3本目を手中に収めたところで、船長からアマダイ狙いへ移動のアナウンスが入った。
中盤戦:保田沖へ大移動!アマダイ狙いと東京湾の生態系
仕掛けをアマダイ用に組み直し、船は40分ほど南下して保田沖のポイントへ。
オキアミと「ハイブリッドクロス2L」の2本掛けなども試しながら、底をトントンと叩いて本命を誘う。
仕掛けを浮かせると最初に顔を見せたのは外道のアカボラ。
続いてエソ、トラギスと、外道トリオの猛攻に遭い、なかなか本命に辿りつかない。
それでもしつこくタナを合わせ直して誘い続けると、コンコンと明確なシグナル。上がり直してきたのは、カナガシラとダブルで姿を見せた待望の本命アマダイ!
厳しい状況の中で本命の顔が見られ、安堵感が広がる。
昼食に定番のカップ麺を啜りつつ粘ったが、13時過ぎに「再びタチウオを狙う」とのアナウンスがあり、仕掛けを戻して最後のタチウオ戦へ向かった。
後半戦:再度のタチウオ戦と、海中のショッキングなドラマ
13時半頃、走水沖のポイントへ再到着。
仕掛けを投入すると、なんと一投目から良型のタチウオがヒット!幸先よく4本目をゲットする。
間髪入れずに連続で2本目(本日5本目)もキャッチし、土壇場で目標の5本に到達した。
さらに追加を狙って打ち込むと、再び手応えのあるアタリ。
巻き上げてくる最中、水深10m付近で急激に引きが軽くなり、「まさかバラしたか?」と首を傾げながら回収すると、上がってきたのはなんとタチウオの頭だけ。
仕掛けに掛かって暴れるタチウオを、海中に潜む大型のドラゴン(あるいはサメ)が丸呑みにしていったのだ。
東京湾の過酷な食物連鎖を目の当たりにしつつ、14時半にタイムアップの納竿を迎えた。
📊 最終釣果
タチウオ:5匹
アマダイ:2匹
カナガシラ:1匹
アカボラ:2匹
エソ:2匹
トラギス:3匹
ダイナンウミヘビ:1匹
総括
最終釣果はタチウオ5匹にアマダイ2匹。
アマダイの目標3匹には届かなかったものの、タチウオは過酷な秋の食い渋りの中で目標の5本をきっちりクリア。帰宅後に船宿のホームページを確認したところ、なんとこの日のタチウオは自分が船中竿頭だったことが判明した。
「かみや」や「中山丸」など他の人気船宿の釣果を見ても、この日は東京湾全体でタチウオが激渋だった様子。
その環境下で右舷トモの優位性を活かし、竿頭を奪取できたのは実に価値ある健闘だったと言える。
今回の釣行で、ノーテンションフォールによる細やかなタナ移動、そして食い渋り時のフラッシャー装着という、秋タチウオ攻略の大きな引き出しを得ることができた。
ドラゴン級のハリス切れや頭だけ回収のハプニングも含め、実に濃密で満足度の高いリレー戦となった。
次回の釣行はいよいよ冬の足音が聞こえる中、シーズン開幕を迎える「ワカサギ釣り」にシフトしようか。
次のターゲットに思いを馳せながら、心地よい疲れとともに帰路についた。