2022年01月07日
(備忘)ハザードスイッチの表示
ロードスターのハザード/リトラオープンのスイッチを、プッシュスイッチからトグルスイッチに変更したいなと考えており、気になったのが「ハザードスイッチの表示」です。所謂、二重三角(以下△)のアレです。
あの△の表示は本当に保安基準上必要なものなのか?が疑問になりましたので、少し調べたのをメモしておきます。(個人の確認結果なので、もし間違っていたらすみません。というかどなたか詳しい方教えてください)
・マークの指定はあるのか?(△は必須なのか?)
・大きさの指定はあるのか?
・色の指定はあるのか?(NAでも「スイッチが赤地で白の△」「スイッチが黒地で赤の△」の2種がありますね)
考えるほど疑問が湧いてきて夜も眠れなくなってしまった(しかも寝るとあの△マークに追いかけ回された…のはウソ)ので、サクッとネットで調べてスッキリしよう!と思いましたが、なかなか欲しい情報が見つからず。
運輸局の方に電話で問い合わせることに。結局、これが一番早かったです。
私が得た結論は、
【平成31年(年度かどうか記憶曖昧)より前に登録の車両(※)であれば、マーク(表示)の指定はない。ただし、非常点滅表示灯の操作装置(ハザードスイッチ)保安基準として「運転者が容易に識別できる表示」が必要なため、それは満たす必要がある。】です。
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※)平成31年以降は、上記「容易に識別できる表示」について、保安基準に凡例表がつくようになり、
・△マークの表示が指定
・マークそのものの色指定はないが、テルテール
(警告表示)として、ハザードスイッチは赤色の使用が指定
・表示には照明要
となったようです。(NALTEC(自動車技術総合機構)の事務規定第7章7-12-1-1(視認等による審査) から)
むしろ、それまで上記の制約がなかったことが不思議…。
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電話口で、運輸局の方といろいろと会話しましたが、「H31以前の車は、容易に識別できればよいので「HAZARD」と脇に書いとくとかでも良い」とのことでした。
よくある、「車検時に△マークがかすれていて車検に通らない」は、「容易に識別できる表示」が消えているからダメなのだと理解しました。
また、「△マークがないと車検通らない」も、もしかすると、HAZARDと書いてはいるが、車検を実施してくれる業者のマニュアルに△の有無のチェック項目があって、そこで問答無用ではじかれてしまうのかも。
(いや、日本は非英語圏国だから書くなら「ハザード」ってカタカナで書かないとダメなのか!?)
あと他に、いろいろ浮かぶ疑問に対して自分の考えを。
Q:なぜ二重三角ばかりで、HAZARDって書く車がないのか?
A:おそらく、あの△は世界共通認識でハザードのマークなのでしょう。
(少なくとも私が訪れた国ではそうだった記憶)
そっちの方が輸出入の際にも変更不要ですし、その国々に合わせてハザードスイッチの仕様を変えるなんてことはしないでしょうからね。国内専売ならもしかしたらあり得るかもしれません。
Q:そもそもあのマークはどこから来たのか?
A:どっかがやり始めてそれがデファクトスタンダードになった…くらいの想定でいます。国内外のサイトを見て回りましたが、そんな感じの意見を少し見たくらいで、マークがどっから来たのかなんて話題にすら上っていませんでした(そりゃそうか)
Q:△マークが「容易に識別できる表示」?知らない人が見たらただの△では?
A:おそらくは自動車学校で「これハザードのマークね」と教官にふいと言われた瞬間、「△=ハザード!誰でも知ってる容易に識別できるマーク!」となるのかな、と思います。「容易に識別」がそもそも主観的なので、ガバガバすぎて。
ここまで△に思いを寄せて調べたら、きっと成仏して夢には出てこないはず。
今日はもう寝よう。
…見返して、結局ロードスターのハザードスイッチの表示をどうするか書いてなかったです。それは整備するときに、ということで…(いつになるか不明ですが)
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Posted at
2022/01/07 00:42:29
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