湾岸ミッドナイト名言集6

湾岸ミッドナイト　エイジ編　後編（19巻）

プロとして金を取り仕事としてやる以上---
速くて当然---見たいのはその次---
もう一枚カード見せてくれんと客は納得せんわ---
19巻P30

親友や仲間ともちがう---
でもおなじってカンジのもの
言葉では伝わらないその感覚---
19巻P43

何万回---言葉を重ねてもわからないコトが‥‥
たった一度の走りですべてわかってしまう気がする---
19巻P46

偽善的ないいわけをいくら並べてももうなんにもならない
いくらチンプと言われても血液にガソリンが流れているとして思えないんだ
走り出せばいっきに沸騰する
相手をわかりたい　自分もわかってほしい---
おなじ感覚とおなじ速度で---
19巻P48

でも教えられるコトって限界あるよナ　しょせん人からの話だし‥
やっぱ経験だよナ自身の---
頭の中で組み立てた理屈じゃあなく　自分の目でみて自分の体でわかっていく
大事なコトは教えられない　経験でしかわかっていけない---
19巻P60

4本のタイヤがロスなく路面を掴まえる　つきつめれば４駆しかない
19巻P68

自動車だけじゃなくすべての機械もひとつひとつのパーツが組み合わされて動き出した瞬間　そこにイノチが入って生き物になると思ってるもん
世界中すべてがそれを笑って否定しても---それは本当のコトだもの---
19巻P76

そーゆうコトってはずかしくて口に出したりしないだろうケド
機械というモノにかかわって生きてる人たちは　みんな　必ず機械は生き物と思っている---
そして時にその生命感の塊のような機械がいても不思議じゃないと思う
19巻P77

何もわからんガキの頃からさんざん走りまくって自分の体でわかったコトがひとつ---
走りはトラクション(駆動力)や---
いかに路面を蹴とばすか　いかにパワーを路面に伝えられて車を前に進められるか---
19巻P82

人は人ッ機械は機械ッどうやっても言葉なんか通じんわナ
だけど---ッ　ほんの瞬間
心通じる時はある---　あった---
初めてEg組んでそれが動いた時　調子くれて事故って半ベソかいた時---ええ時も悪い時もいろいろあったわ
ゆーてもええにゃなそーゆうの
オレのランエボもごっつー生きてるって
濃いー車はそっちの２台だけどちゃうってッ
19巻P92

4つの足で地面を蹴りつける　コーナーを前へと立ち上がるこのトラクション　速さをつきつめれば4WDしかない---
19巻P94

渋滞はひとつのカタマリで動く　クリアなエリアはその前か後ろ
車がバラける---その前はクリアや---おーしィいくで---
19巻P110

どんなスゴイ高性能車と絶賛されてもほんの10年もすればどうってコトないレベルになる　技術は次々と最新鋭を過去に葬り　いつまでも舞台の真ん中にはいられない
19巻P112

センチな感傷なんかいらない---速い方が正しい---それだけだ
19巻P140

事故らないのはあたり前　事故られないように走るんだヨ
公道に絶対という保証はない　まわりはすべて信用しない　一般車もそして仲間も
ルールは自分で探して---知る　そして体に刻んでゆく---
19巻P155

はじめて知る加速---ただ速いとかじそれだけじゃなくて--
何かと引き換えるような‥不安な感覚---
19巻P174

なのにこの陶酔感---パワーに我を失う
チューニングの魔力---
19巻P176

最後まで踏み切るのも自由ならおりるのもまた自由---
押しつけたくはないし押しつけられたくもない---
もしこのエリアに約束事があるのなら　一番はその自由の意思だろう---
走るという自分の意思---そしておりるという自分の意思---
19巻P187

法定速度のカルく3倍　マトモじゃあない---一瞬ですべてが終わる
19巻P194

湾岸の黒い怪鳥ブラックバード　そう呼ばれた名において---力と力かけひきなし---
フラットアウト　首都高速湾岸線---
19巻P210