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2026年02月23日 イイね!

HERO X-pulse200 4V インプレ

私のもう一台の所有車は
HERO X-Pulse200 4V」というインド車なんですが
マイナーゆえネットの情報がほとんどありません。
せっかくですからちょっとご紹介したいと思います

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諸元は検索すれば出ますので割愛しますが

簡単にいえば「空冷200ccシングルのF21R18のアドベンチャー」です。
もともとX-Pulseというインド市場ではスポーツバイク
日本では実用モデルみたいなオンロード車があり
その派生で作られたアドベンチャー風味のバイクで
一見オフ車に近く見えますが、中身はオンロードバイクです

HEROはインド最大のバイクメーカーで
もともとはホンダの合弁でしたが今は独立しています

ただこのX-pulseを見ていくと
エンジンはSL230やFTR223のMD系エンジンのコピー
ガスケット品番なんかはホンダと一緒だったり
サプライヤーも日本企業が入っているのか
前後ブレーキはニッシン製、スタータモーターはミツバ製と
提携時代の名残はいまもあるようです

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NISSIN製ブレーキ

全体としての質感はそれほど悪くありません。
値段から考えたらたいしたものだと思いますが
塗装の質はあまりよくないですし
塗装前の防錆処理が甘いのか、塗膜の薄いところは
サビが出やすいです(防錆スプレーで処理してます)

デザインは好き嫌いあるでしょうけど
個人的にはけっこういいなと思ってます
装備的にもデジタルメーターやフロントABS、LEDライト
最近のバイクのポイントは押さえています

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フロントABS装備

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デジタルメーターは速度計、回転計、燃料計、トリップ、シフトポジション
シフトポジションはシフトポジションセンサがあるわけではなく
(ニュートラルスイッチしかない)速度と回転数から逆算した
想定ギアを表示しているだけですから、クラッチ切ってる間はーーとなり
つないで確定するとギアが表示される仕組みです
巡航時に「いま何速?」の確認はできますが
クラッチ切って操作してるときのリアルタイム表示はできません笑

日本車でこの仕様だとクレームすごいだろうと思います
こういうのはお国柄ですね

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ポジションは直立した上半身に前寄りのステップ
アドベンチャーらしく幅広のハンドルを除けば
まんまスーパーカブです
クッション感のある幅ひろめなフラットシートとあわせ
これまで乗ってきたバイクのなかでは1~2を争うほど
長距離での疲れを感じません。

反面
スタンディングだとステップが前すぎて扱いにくいです
まだ林道に行ってないのでこのあたりの評価は
これからかなと。

タンクは堂々の13Lと十分な容量、存在感も十分笑
燃費はかなりよくて45~50km/Lくらいですが
残量計とはあまり一致しないようで
メモリ一つで給油しても8Lくらいしか入りません
とはいえ航続距離はかなり長いといっていいでしょう


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このクラスのアドベンチャーモデルとしてはおそらく唯一
F21R18のフルサイズオフタイヤを履いています

標準装着タイヤはインドメーカー「CEAT」(セアト?)のもの
減っているので評価外の前提になりますが
舗装路はドライ/ウェット普通に走れます
グリップ感が高くはないですが不安感もありません。
センターのパターンがつながっているためか
オフタイヤのような騒音もありません。
まあ「普通のタイヤ」といったところ。

未舗装路については砂利道程度はけっこういけます
ただ泥と草は全然ダメですね
いきなり方向性なくツルッといきますし
トラクションもかかりません
スロットル開けると横にずるっといきます

こちらは暖かくなったらアナキーに交換の予定です
(寒くてタイヤ固くて組めない^^;)

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MD系そっくりのエンジン。
原型は1970年のCB90の空冷単気筒で、TL系やXL系などに搭載され
改良とボアアップを重ねSL230、CB223、FTR223、CRF230まで
45年も作り続けられた名機で
X-Pulseのこれはそれのコピーのようですが
本家ホンダでは実現しなかった4バルブ&FI化されています
ローラーロッカーアームとオイルクーラー採用で19psを発揮

TLR200やSL230は過去に乗っていましたが
まったく別のエンジンといっていいです
本家は基本的に「あまり回りたがらない」性格で
粘りはあるものの伸びやかさに欠け振動も多く
回して乗りたくないエンジンでしたが

この4バルブについては全域で伸びやかに回り
スペックよりずっとパワフルに感じます
スーパーシェルパのエンジンフィールと似てますが
本家同様に低回転での粘りもしっかり残っていて
扱いやすさとしてはこちらの方が上に感じます

FIなのでスロットルへの応答性も良好で
キャブのようなダルさはないですが
その分ていねいなスロットルワークをしないと
状況によりドンつきっぽく感じることも
あるかもしれません

騒音は空冷ですからそれなりですけど
MD系のような金属質のカチカチ音は少なめ
高回転時の不快な振動もよく抑えられていますし
5速ミッションながらこなれたギア比で
100km/h巡航ならストレスなくこなします
このクラスのパワーユニットとしては十分以上です

ただ
おそらくは基本設計が古いままFI化した弊害か
はたまたインドと日本の気候の違いか
始動はセル一発で可能ではあるのですが
暖機が完全に終わるまではエンストとハンチングが頻出
非常に神経使います

このエンジンちょっと変わった制御があって
ニュートラル時のアイドリング回転数は1000rpmに押さえられ
ギア入れると1600rpmまでアイドルアップします

排ガス基準と発進時のエンスト防止を両立させるための
制御なんだろうと思いますが、冷間時はこれが悪さするのか
アイドルアップ、ダウン、アップ、ダウンのハンチングを
繰り返してしまいます
ダウンの時にうっかりクラッチつなぐとエンストしますし
クラッチ握っててもギア入ってるとセル回らない仕様なので
道路上で起きると結構やっかいだったりします

完全に暖機が済んでしまうと解消しますけど
その日の最初はそれが結構ストレスではありますね

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サリーガードとタンデムステップは外しました

細かい不満はあるものの全体としては
かなり満足感が高いです
オフ性能はこれからの評価ですけど
河原の砂利道を走る程度であれば不満はないし
ベースは所詮オンロードモデルですから
そこそこ走ってくれれば十分というところ。
アナキー履いてみて多少よくなれば問題ないかなと。

そもそもガチ林道はスコルパがありますしね

バイク館扱いの並行輸入車ですから
部品供給なんかはあれでしょうけど
ホンダ系の部品で使えそうなところも多いし
インドの輸入代行もありますし
やる気でなんとかなるかなあと思います

もう新車は手に入らないけれど
(本国では新型の210になってる)
バイク館で走行の少ないのが30万しませんし
ものすごいお買い得だと思いますね

このジャンルのバイク
もっと評価されてもいいと思うけどなあ



Posted at 2026/02/23 15:10:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | HERO | 日記
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