
(画像は全て拾い画像になります)
さてナンバープレートの話ですが、普通車のナンバーに関してはわかりやすく解説してくれるサイトはあるものの、軽自動車に関しては「360㏄の時代は白い小板ナンバーでした」くらいしか話題にのぼらず「最も古い軽自動車のナンバー」というのがいまいちよくわかりませんでしたので、自分なりに調べてみましたという話です。

となればナンバーの付いている最も古そうな軽自動車を探すのが手っ取り早いかと探すと1953年のNJ号の写真が見つかりました。
「神 16」としかないシンプルなナンバーですが、よく見ると枠取りがされています。

この枠取りはどういうことかと言いますと現在もあります「回送ナンバー」であって実際のナンバーとは異なるということかと思います。
同じようなナンバーは普通車であるパブリカの試作車にも付いてますので軽自動車のナンバーそのものとはやはり当てはまらないのかと思いました。

調べていくとこのタイプのナンバーが一番古いように思えてきました。
分類番号なしのハイフンなし。
地名表記は東京エリアですとナシになるように思えます。

さらに調べていくと興味深い写真を見つけました👀
腰には回送ナンバーをぶら下げてます。
よくよく見ると軽二輪のラビットと同じナンバーです!
分類番号がないということは元々は二輪三輪四輪全部ひっくるめて軽自動車は同じナンバーだった可能性があります。

バイクのサイトではこんな記事もありました。
文字の配列はまさにそのまんまですのでアルミ製ではなく鉄製だったようです。

バイクと一緒ということはナンバーは1枚しか出てこなかったのかも知れません☝
それで初期のスバルのカタログにはフロントにナンバーがナイのだとやっと理解できました👌

しかしながらミゼットやスバルがヒットして軽自動車の登録がうなぎ登りになるとさすがに対処できなくなってきたのか?1961年(昭和36年)には分類番号があるナンバーが現れます。
東京エリアでも品の表記あり、と同時にナンバーも前後2枚付くようになったようです✌️

1963年には早くも現在の360のナンバーと同じようなレイアウトに変更されます。
恐らく普通車のナンバーにハイフンが付いたのにならった変更だと思いますが、小板ナンバーだとひらがなのスペースがあると番号が小さくなってしまうので上方に位置が移されたものと推測されます。

その後は地名表記が品→品川とフル表記になり、分類番号が8→88へと変更されていったのはご存じのことかと思います。
もしこのようなナンバーの軽自動車を見かけましたら大変貴重なナンバーですので是非教えてください(笑)
Posted at 2022/10/08 23:37:18 | |
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雑談