シリンダーヘッド交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ブログにサンバーがヘッドガスケット抜けしたいきさつは記しましたのでこちらではやり方を中心に記してみます。
まずインマニ外し、完全に外すのは面倒でしたのでスロットワイヤー、燃料ホースは外さず配線を外して浮かせるようにしました。
エキマニも外しますが、スタッドボルトが引っかかりますのでヘッドを外すときに外せるようにナットやO2センサーの配線を外しておきます。
サーモスイッチのついた水路もヘッドから外しておきます。
タイミングベルトを外すのにクランクプーリーを外さないとなりませんが、ボルトが固く締まってましたのでセルモーターの力で強引に緩めます💦
2
オーバーヒートした原因は15万キロ交換されなかったウオーターポンプからの水漏れと思われました💧
サビやガスケットアトが残ったブロックはオイルストーンで磨き✨
外した配線のコルゲートチューブは熱でボロボロでしたのでホームセンターで買った似たようなモノをさらにビニールテープ巻き🌀
3
(画像は拾いものです)
さて組つけですが、知りたいことと言えばヘッドボルトの締め付けトルクや締め付け順序ではないでしょうか?
締め付け順はサンバーでは出てこなかったので同じEN07エンジンのR2のマニュアルを参考にAからJの順で締めました。
締め付けトルクですが、3Kg-mでいったん締め付け、全部緩めます。次に2Kg-mで締め付けて最期に90度の角度締めで完了ということです。
角度締めは2Kg-mの締め付けからマーカーペンでボルト頭に記しをしてだいたいの90度で⊿
4
ヘッドガスケットのみ交換した一回目は見事に失敗(笑)
実はオイルストーンで磨いているとき黒くなっている部分が当たらず一生懸命磨きましたが根本的に歪みが大きかったようです😵
外してみるとヘッドにもガスケットにも吹き抜けたアトが…💨
後の祭りですがシックネスゲージで測ると0.2mmが入りました😲
歪み限度は0.05mmだそうで(笑)
5
やはりお金がナイのでヘッドは中古になりました💸
このヘッドはH19年のモノでうちの車より新しいですが見た目に使えそうでしたのでポチりましたがその後に思わぬ落とし穴が…😅
オイルストーンで磨いた感じでは面は出ている感じ😁
シックネスゲージは手持ちの一番薄いのが入りませんでしたのでこれで大丈夫そうです👌
6
ヘッドボルトを締め付けたらバルブクリアランスの調整です。
規定値はINが0.15mm OUTが0.20mmでした。
そしてエキマニを付けるさいに問題が…😓
なんとヘッドから出ているスタッドボルトの位置が二本分違います🙅
仕方がナイので二本分スタッドボルトを外しました(笑)
クランクプーリーの締め付けに電動インパクトレンチを使おうとしたらモーターの回転が弱くなってしまいそのまま回しているとヒューズが切れてしまいます⚡💥😵
結局ヒューズ三本ダメにして諦めてセルモーターを外してトルクレンチで締めました。
クランクプーリー締め付けトルクは108±10N
ということです。
7
組終わりましたら冷却水のエア抜きです。
しかしながらサンバーはとにかく面倒💦
エア抜きプラグは3ヶ所、ヒーターコアは運転席側からカバーを外してやっと姿が現れます。
あとラジエターキャップ脇に1つ、エンジンルームに1つ…
やり方は車体に貼ったステッカーにありますが、このやり方ではエアが抜けきらないような気もします😓
8
今回の交換部品です。
ブローバイのホースはカチコチだったので交換…
ヘッドボルトは3回目で折れても困るので交換しましたが、10本あるので意外と高く感じました💸
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