メリークリスマス
今日はクリスマスイブ
みなさんの所にもサンタさんはくるのでしょうね
ところで、今年もあと一週間
今年の●●は今年のうちに!
というCMも昔ありましたが、やはり今年のうちに駐屯地リポートも
12月16日土曜日
本来だったら現場が入ってて出勤の予定だったのですが、無理言って他のメンバーに出勤してもらいましたので、私は長崎県大村市にある竹松駐屯地に行ってきました
この竹松駐屯地はかつて海軍の大村飛行場の敷地に戦後できた駐屯地でして

となりにある海自大村航空基地とともに大村の自衛隊を形成してます
※大村にはほかに第16普通科連隊や第4施設大隊が所在する大村駐屯地もあります。

現在でもかつての格納庫も残っており

見るからに古い建物が現存しております

リベット打ちの構造は古い証拠ですね

この元格納庫の中でも装備品展示が行われておりました
今回の駐屯地ではたぶん九州では最後になるかもしれない改良ホークも展示されてありました

74式戦車も引退するので全国的に話題になってますが、最新装備が優先配備されてる九州・沖縄(西部方面隊)では03式中距離地対空誘導弾【中SAM】が揃いましたのでこの改良ホークも今回が最後かもしれません

数年前にやってきた際はこの駐屯地は改良ホークと中SAMが揃う高射特科の駐屯地で訓練展示も楽しめました

見納めとなる改良ホークを堪能します

けっこう古臭くみえますが、かつて米国で行われた実弾演習では米軍が驚く成績をこの竹松の部隊がやってたようです

ホークミサイルを発射機に運搬装填するローダ

こんなにかわいい車体です

操縦席はこんな感じです
今回の竹松駐屯地は、来年春から水陸機動団第3連隊が新設されますので水陸機動団の装備もありますがやはり九州中から集めた高射特科装備のオンパレード

こんなに揃うのも高射学校くらいじゃないのか?

いや、それ以上かも

まずは対空装備の基本中の基本

M2重機関銃です!

対空用の照星付きです

対空銃架に載せられたガチ対空仕様です

ガンナーになった気分です

まずはこのM2で対空装備にワクワク

陸自の駐屯地ですが、航空自衛隊の築城基地の第7高射隊(メタセの杜の横の部隊)からペトリオット部隊がPAC-2とPAC-3を展示

こっちがPAC-3だったはず

中SAMと我々が呼んでる03式中距離地対空誘導弾

すっかり九州ではメジャーな装備となりました

そして現在はかつてここで編成されていた第7高射特科の各中隊が宮古島や石垣島へ抽出され、竹松駐屯地も昨年部隊改編された第102高射特科隊のみとなります。

発射機を上げた状態の中SAM発射機車両

横には中SAMの射撃用レーダー装置搭載車

実は動画も撮ってましたが、録画ボタンの押し間違いでけっこうな部分が撮れてなく後で気付き残念な思いも

JTPS-P14レーダー装置です
じつはこの横にあるJTPS-P25を動画で撮ってたものの、写真には撮っていなかったことが判明

空自の基地防空用地対空誘導弾です
これはミサイル自体、後述する陸自の11式短距離地対空誘導弾と変わりません

これのレーダー車はここにありました

こちらが北熊本駐屯地から来た第8高射特科大隊の11式短距離地対空誘導弾、通称11短SAM

これは久留米駐屯地の第4高射特科大隊の81式短距離地対空誘導弾、通称81短SAM

レーダー車はこれです

こちらは93式近距離地対空誘導弾、通称近SAM

水陸機動団戦闘上陸大隊からはAAV7が

もうすっかり見慣れた装備ですが(笑)
この竹松は海側にスロープもあるので、そこで訓練できれば尚いいのでしょうけどね
ちなみに以前より竹松駐屯地の海では水陸機動団のボート訓練やヘリを使ったヘリキャス訓練も行われてるので漁業権や警戒船などの問題がクリアーできればいいんじゃないの?
というわけでちょっと中途半端なレポでした

最後は営門の近くに展示されてる各種装備

雨のナナヨン

エリコンの35mm機関砲

超レアな74式105mm自走りゅう弾砲

翌年に採用された75式自走りゅう弾砲の方が知られてるので、影が薄いです

最後はそばにある資料館の中にあったこの九州のマップ

本土決戦時の兵力配置ですね

実際本土決戦がなくてよかったです

みんなが楽しめるイベントでよかった

汎用軽機動車

そして今回のメインディッシュ

73式小型トラック(ジープ)
Posted at 2023/12/24 09:36:17 | |
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