失火による加速不良

高速を走行中、6速で加速しようとしたらエンジンチェックランプ点滅と同時にガタガタと大きな振動が発生。
アクセルを踏み込んでも加速はするが力は弱く、明らかな加速不良状態に。
とりあえず高回転を維持すれば振動が収まることがわかったので、低めのギヤを維持しつつ下道へ避難。
アイドリング付近まで落とすとかなりの振動になるため、停車中も少しアクセルを当てる等の工夫をしないとそのままエンストしそうな勢いだった。

手元にあった簡易診断機でチェックするとエラーコードP0303 とP0441が出ていた。
このうちP0303はミスファイアとあるので今回の症状はこちらが原因と断定。
おそらくほぼ無交換で来ていたコイルが怪しいと踏んで交換品の手配を進めた。
P0441についてはチャコールキャニスターのエラーなのでこちらは後日対応とした。

早速コイルを外そうと試みるも、コネクタ側のツメが熱の影響で？殆ど割れてしまった…
アリエクで適当な交換部品を調達。
コネクタ抜けたらコイルは上に引き抜くだけで簡単に外すことができた。

プラグホール内部は異常無し

左が外した純正イグニッションコイル。
見た感じは特に汚れや破損もなく綺麗たが…
寿命と割り切って全数交換。

右は新たに調達した社外品（HELLA製）
形はだいぶ違うが一応適合品。純正よりも根本のゴムカバー？の挿さりが浅い気がする。

ついでにプラグも交換。
DENSO製VK22
適合品でIK22もあるがVKの方がロングライフという事でこちらを選択。

新旧比較
焼け色はそこまで悪くないので、被ったりはしては無さそう。

今回、失火が発生したのは3番目。ギャップの差は特に無かった。

交換完了後、エンジンかけるとガタ付きは完全に消えた。エラーリセットしてしばらく様子を見たが再発する気配は無かったので、やはりコイルの寿命が原因だった模様。

現在116000km